影響力の武器:消費者が自分のお金(選択)を守るための7つのルール

影響力の武器:消費者が自分のお金(選択)を守るための7つのルール

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]

消費者が自分のお金(選択)を守るための7つのルール

影響力とは、他人の選択を誘導する力のこと。
私たちは意識しないで、その力に誘導されている

つまり、自分で選んだと思っているだけで、実際には相手の掌の上で操られていただけ、という結果を導く力

何かを買ったり売ったり契約した後、なんでこんなことをしたのかなあ、と思ったり、
自分にとってつけた理由を説明したり、
やっぱり、それが必要だったと、自分に言い聞かせる

そんな結果を導く力のこと

この本「影響力の武器」は消費者である私にどんな価値がありますか?

「影響力」の力とその源を知ることで、防衛策を持つことができます。

百戦錬磨の相手に、自分の拒否権を行使できる力を持つことができます

 

研究の成果である具体例が豊富に乗っているこの本「影響力の武器」は、手に入れて読む価値があります。ただ、ちょっと分厚いので、表紙をめくるのに躊躇するかもしれません。

以下、簡単に、防御策をご紹介しておきます。詳しく知りたい方は、ぜひ「影響力の武器」を手に取って読んでください。たとえ知っていることばかりだとしても、読んで後悔はしないでしょう。

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消費者が自分のお金(選択)を守るための6つのルール

私がこの本から学んだ防衛策は以下の通り

1.「カチッ・サー」と3度唱える
2.もらったものにお返しをしなくても、自分はいい人だ
3.さっきまでの自分の話と違うことを選ぶ自由を許す
4.自分の境遇に似た人が選んだことと違うものを選んでも、社会性の欠如ではない。それは個性だ。
5.相手が好意を感じない人でも同じ判断をするか?
6.この人の権威は本物か? この件について誠実か?
7.それが余るほどあればほしいか? このチャンスを逃すと困るか?

説明します

1.「カチッ・サー」と3度唱える

「刺激と反応の間には隙間がある」はスティーブン・コヴィ博士の著書「7つの習慣」の名言です。
しかし、私たちは時として、刺激と反応の間には強いつながりしかないことがあります。

なので、「刺激と反応の間の強いつながり」で反応的に判断していないか、
「カチッ・サー」を3度唱えることで、思い返してみます。

カチッサー効果とは「ある働きかけによって、深く考えることなく無意識に行動を起こしてしまう心理現象」のひとつです。
テープレコーダーの再生ボタンを押したときの「カチッ」という音と、その後に流れる砂嵐の「サー」という音が由来とされています。
再生ボタンを押すことで自動的に砂嵐や音楽が流れるように、人にも心理的なスイッチがあることを意味しています

2.もらったものにお返しをしなくても、自分はいい人だ

たとえ、贈り物をもらっても、試食品を食べたとしても、送られてきた封筒にペンと便箋が入っていても、相手が大きな妥協をしてきても、それが商売なんだから、相手の望むことをしなくてはいけない義理はない。

もし、そこに返報性の計略のにおいがしたら、もらいっぱなし、譲られっぱなしでも、私は良い人のままでいられる

返報性:相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる「強烈な」心理のこと

3.さっきまでの自分の話と違うことを選ぶ自由を許す

商談や頼まれごとを検討しているなら、ちょっと待って、もし、今知っていることはそのままにして、ゼロベースで選びなおすとしたら、同じことを選ぶ?(買う?売る?契約する?信じる?)

と問いかける。

もし、「NO」だとしたら、「やっぱりやめます」とはっきり言おう
さっきまでと真逆なことを選んだとしても、自分の人格はゆがんではいない。

一貫性を保ってあとで後悔するよりも、今、ちょっと前の自分を否定して「ホッ」とするほうがいい。

4.自分の境遇に似た人が選んだことと違うものを選んでも、社会性の欠如ではない。それは個性だ

ある心理学の実験で、
7センチの線が引いてあり、それに最も近い線のはどれですか?というのがあるらしい。
それは簡単な実験で、5センチと7センチと10センチの線が引いてあってそこから正解を選ぶ、というもの。

5人の回答者が用意され、5人目が本当の研究対象者。そのほかは研究助手。
先に4人の研究助手が全員5センチの線を正解として回答する。
最初は驚いた表情をしていた5人目は、自分の番がくると、5センチを選ぶ。

同調圧力は強い。同じような人が選んだ同じものを選べば考えなくて済む。

たとえ周りと違っていても、自分の選択は正しい、
たとえ周りと違っていても、それは社会性の欠如ではない

耳をふさいで、目を閉じて、自分が何を選択したいか、自分の体に聞いてみよう。

5.相手が好意を感じない人でも同じ判断をするか?

相手に好意を感じているか?
もしそうなら、いやな相手との交渉や頼まれごとだったとしても、同じ結論になるかを考えよう。

好意を示すために、(気の進まない)商談に乗る必要も、(本当はやりたくない)頼まれごとに応える必要もない。

No,thank you! と言おう。

6.この人の権威は本物か? この件について誠実か?

人は、権威のある(と思ってしまう)人の意見に(考えなしに)従ってしまう傾向がある。
権威は地位や知識で裏打ちされていると思い込む。

権威者の意見に従いそうになったらこう自問しよう
・この人は本当に権威を持っているか
・この人はそのことに対して正しい知識があるか
・この意見は本当に権威者からのものか
・この権威者は誠実か、私を誘導しようとしていないか

7.それが余るほどあればほしいか? このチャンスを逃すと困るか?

あと少しでなくなります、いまだけです、今日までです。
といわれたら、まず断ったらどうなるかを考えよう

失うものがしれていれば、断ってもどうってことない。

有り余るほどあってもほしいと思えるなら、手に入れてもよいかもしれない。

たとえ、防御がうまくいかなくても、あとで相手の手の内を振り返ることができるようになります

次に同じ手にはそう簡単に引っかからないようになります。

「人の振り見て我が振り直せ」と言います。

この本には「人の振り」とその原因がわかりやすく説明されているので、何度も読む価値があります。お勧めします。

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]

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