【読書感想文】「困った人に困らされない法」

【書籍名】「困った人に困らされない法」
【著者】リック・ブリンクマン リック・カーショナー
【テーマ】コミュニケーションを見直す

【感想】聞いて理解するためには、理解するために聞かなくてはいけない。相手のタイプにあわせて理解を示せば相手はおとなしくなる。相手の意図や理由を理解しよう。

聞いて理解するためには、理解するために聞かなくてはいけない。相手の意図や理由を理解しよう。相手のタイプにあわせて理解を示せば相手はおとなしくなる。少なくともこんなことはNG。

話を聞くときにしてはいけないこと。

  • 自分が何を話すかを考えながら聞く。
  • 話に割り込む
  • 途中で私見を述べる
  • 一足先に答・結論を言う
  • いいか悪いか、で判断する(真実は一つでも、正義は人の数)

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【要約】コミュニケーションを見直す

「困った人に困らされない法」リック・ブリンクマン リック・カーショナー著 斎藤勇 竹原遥子 訳 ダイヤモンド社

コミュニケーションの基本

  • 「聞いて理解すること」である。
  • 「黙らせて押し付けること」ではない。

聞いて理解するためには、聞かなくてはいけない。聞きながら自分の話すこと、意見を考えているのは、聞いているのではない。自分の話をまとめているのだ。人が歌っている間は、選曲のことしか考えていないのに歌いおわったら拍手するカラオケの様なものだ。

  1. 視覚と聴覚に訴えて融和する。
  2. 相手の言葉のいくつかをそのまま反復する。
  3. 相手の話の意味、意図、判断基準を明確にする。
  4. 聞いたことを要約する。
  5. 聞いたことが正しいか確認する。
  6. 好意的意図を明らかにする。
  7. 最も重要な判断基準を明らかにする。

相手の望んでいるものを与えれば、相手はおとなしくなります。
相手の望んでいるものは、「話を聞いてもらうこと」です。

4つの意図

  1. 仕事を早く–>ポイントを話す
  2. 仕事を正確–>細部をを話す
  3. 人と仲良く–>親しく気配り
  4. 人に誉められたい–>認めて誉める。

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次は自分の考えを話すことです。

  1. 声の調子を考える。
  2. 好意的意図を話す
  3. 上手に話を中断する。
  4. 真実を話す
  5. 聞く準備をする。
    • 理由を先に伝える。
    • 私は、、、、を主語にして話す。
    • 相手の利益/不利益を明確にする。
    • 具体的に話す
    • 選択肢を与える。

度を越すと困った人になる。4つの分類

  1. 仕事志向・強気–>仕事を早く–>支配的–>狙撃兵・戦車・物知り
  2. 仕事志向・弱気–>仕事を正確–>完全主義–>愚痴・批判・無反応
  3. 人間志向・弱気–>人と仲良く–>同調志向–>反感を避ける–>優柔不断・八方美人・無反応・
  4. 人間志向・強気–>人に誉められたい–>目立ちたい–>手投げ弾・狙撃・知ったかぶり
戦車:直接的で辛辣で怒りっぽく、極度の強引さと攻撃性を示す。
狙撃兵:無礼な批判、辛辣な皮肉、嫌みな目配せ、等、いずれの方法にせよ、あなたを馬鹿にする。
手投げ弾:一瞬の静寂の後に爆発してむちゃくちゃにわめきたて、その場に関係のないことを怒鳴りまくる。
物知り:自分を疑うことを知らず、自分に反対する意見を嫌う。そして事がうまく行かないとあなたの上司を呼びだそうとする。
知ったかぶり:注目を集めたいために人をだます。
八方美人:人を喜ばせたり、衝突を避けようと努力するあまり、良く考えずに「はい」という。その場の頼まれごとだけを処理して、以前の頼まれごとは忘れる。そして自分の時間がなくなるほどの約束で自分を縛ってしまい、やがて恨みを抱くようになる。
優柔不断:よりよい選択に迷って、決断のときを先延ばしにする
無反応:何も期待できない
批判:たった一言でやる気をなくさせ、素晴らしい考えを打ち砕くことができる。
愚痴:完全を基準にしているので、何もかも基準に合わない相手が困った状態にあるとき、良い方向を引き出し、期待する。
  • 期待を示す
    問題行動に対して「いつも・・」は駄目。
    「xxxらしくない。xxxならyyyy」(yyyyは意図)
    望む行動には「yyyyだから君が好きなんだ。zzzz」(zzzzは評価の対象)
  • 最善に解釈しそれを伝える。(感謝)
    その後、こちらの要求を伝える。
    批判にも「正直に言ってくれてありがとう」

対策

戦車タイプの人には–>尊重させる

  1. その場を動かない–>じっと相手を見て深く呼吸する。
  2. 攻撃を中断させる–>相手の名前を繰り返し呼ぶ。
  3. すぐに要点を反復する。–>事実のみ
  4. 結論を手短に
  5. 名誉ある和解–>最終決定権相手に与え、平和解決の提案をする。

自分が間違っていた場合は、

  1. 認める。
  2. 得た教訓を短く話す。
  3. 同じ間違いをしないようにやり方を変えるという

狙撃兵タイプの人には–>隠れている狙撃兵を引きずり出す。

  1. 止まって見て反復する。
  2. 質問をしてサーチライトを当てる。
    意図を問う「本当は何が言いたいのか」
    関連を問う「それとこれとどう関連するのか」
  3. 必要なら戦車用の対策を使う
  4. 常に恨みを警戒する。
    恨みをはっきりさせ、理解を示す。
  5. 将来について話し合う。
  • 好意ある狙撃は相手を認め誉める。
  • 第三者を通じた狙撃
    xxさんは、あなたが私にこの話をしているのを知っているのか
    一緒に話を聞きに行こう。
    その人のところへ行って真実を確認する(ソースは隠して)。

手投げ弾タイプの人には–>その場の主導権を取る。

  1. 彼らの注意を引く(名前を呼ぶ)
  2. 心に訴える。
    不満を反復する。
    そんな風に考えない方が良いという。
    問題を言ってみて、一緒に考えよう。
  3. 声を和らげる。
  4. 行動改善のために休ませる。
  5. 再爆発を防ぐ
    平静なときに、悩みを少し聞いてあげる。(毎日少しでも)
    関係を悪くしたくない、等と、まず意見を述べる。
    「この間はどうしたのか」

物知りタイプの人には–>彼らの心を新しい意見に向けて開かせる。

  1. 付き合う必要があるかどうか考える。
  2. 自分の意見をよく吟味して、しっかり準備する。
  3. 敬意を持って反復する。
  4. 疑念と希望に融和する。(私たち・・・)
  5. 自分の意見を間接的に言う。(・・・と思いますが、いかがでしょう)
  6. 良き師としてみる

知ったかぶりタイプの人には–>彼らの間違った意見を撤回させる。

  1. 彼らに少し注目する。
    熱意を込めて彼らの言葉を反復する。
    彼らの発言内容に好意的意図を認める。
  2. 話を具体化する。
    具体的にする質問をする。
  3. 率直に話す
  4. しばらく休ませる。
    ご存知と思いますが
    ありがとう
  5. 悪循環を断つ
    穏やかにきちんと向き合い、彼らの否定的行動の結果を率直に話す。
    彼らの功績を積極的に探して評価する。

八方美人タイプの人には–>責任を持たせる。

  1. 正直に話しても大丈夫と思わせる。(「将来のためを強調する。」)
  2. 正直に話す。相手の正直さを誉める。
  3. 仕事の仕方を教える。
  4. 責任を明確にする。
    誓いの言葉
    約束の内容を要約させる。
    メモを取らせる。
    きりの悪い期限を設定する。
    約束を守らなかったときの混乱を予測する。
  5. 人間関係を深める。
約束を守らなかったとき
  • 彼らのしたこと(事実)を説明
  • 彼らの失敗が周囲に与えた影響を全力で話す。
  • 自分の気持ちを率直に話す。
  • 彼らの好意的意図を見出して「あなたらしくない」
  • 失敗から学んだことを尋ね、次に同じ事があればどうするかと確認する。
約束を守ったとき
  • 彼らのしたこと(事実)を説明
  • 彼らの成功が周囲に与えた影響を全力で話す。
  • 自分の気持ちを率直に話す。
  • 彼らの好意的意図を見出して「あなたらしい」評価
  • 以後も変わらないことを期待していることを伝える。

優柔不断タイプの人には–>決断のときを学ばせる。

  1. 安全地帯を作って維持する。
    信頼関係の大切さ、隠し事のないことを確認
  2. 迷いを明確にし、選択肢を具体的に示す。
  3. 意思決定の技法を使う
    選択肢の長所短所を列挙するなど
  4. 再度安心させ、決断を貫かせる。
  5. 人間関係を深める。
    時々時間を取って不安を聞く。
    決断の方法を教える。

無反応タイプの人には–>話をさせる。

  1. 時間をたっぷり取る。
  2. 自由回答形式の質問をして、期待表情をしながら聞く。
  3. 気持ちを軽くする。
    ユーモア、誇張
  4. 想像する。それを話す。反応したらその方向。
  5. 将来を話す。

批判タイプの人には–>問題解決への転換

  1. 気が済むまで否定させる。
  2. 相手の才能を利用する。
  3. ドアを開けておく
  4. 裏をかく(もっと否定的に)
  5. 彼らの好意的意図を引き出す。

愚痴タイプの人には–>問題解決同盟を作る。

  1. 要点を探る
  2. 話を中断して具体化する。
  3. 焦点を解決に向ける。「どうしたいと思う」
  4. 未来を示す
  5. けじめをつける。

その他

どんな態度を取りたいのかを決める。
過去を肯定的に考え直し、心の中で不安のない未来を想像する癖をつける。

  1. 私は欲しいものを求めるし、私が得たものは私が欲したものだ
  2. この経験にはチャンスがある。
  3. 学ぶことのある経験はよいことだ。
  4. 私も柔軟になれる。
  5. どんなことも不可能ではない。
  6. ままいいや、忘れて出発する。
  7. すべては過去になる。
  8. かつてはこれで悩まされたが、今ではすべておわった。
  9. 神のご意志のままに

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