教義と聖約1章:はしがきが与えられた経緯
教義と聖約1章は、教義と聖約を出版するに際して、イエスキリストから与えられた「はしがき」です。
その経緯について改めて学びました。
何も考えず、どうしましょうか、漠然と助けてください、という祈りではなく、
良く心にはかり、何をしてほしいかを決めてから祈る必要がある、と痛感しました。
聖徒たち1巻137-の「数日後の1831年11月1日,ジョセフは教会指導者の評議会を招集しました」のところから読み返しました。
13 再び与えられた賜物…
かつ、はしがきの案を作ったが、満足しなかったので、ジョセフが祈って・・ということが記載されていて。
この啓示は、人々が議論して決め、具体的なことを請い願った結果として与えられたと。
その後のいきさつを含め、あらためて、神さまは預言者の後ろにおられて守っておられることも理解しました。
印刷機まで破壊されたら、もういやだ、となりそうですが、開拓者たちの心は強いですね。
自分もそんなことになったら心折れずにいられるだろうか、とも。
シドニー,オリバー,ウィリアム・マクレランに,啓示の書の序文を書き,その日のうちに提示するよう割り当てました。
3人は即座に筆を執り,序文を携えて戻って来ましたが,評議会はそれに満足しませんでした。
3人は即座に筆を執り,序文を携えて戻って来ましたが,評議会はそれに満足しませんでした。
序文に目を通し,一行ごとに議論を交わし,主の御心を伺うようジョセフに求めました
ジョセフが序文の言葉を語ると,評議会の数人の会員は,この啓示が真実であることをぜひとも証したいと言いました。
部屋にいた残りの人々は,現在の形で啓示を出版することに,依然として気乗りしませんでした。
ジョセフが預言者であり,啓示が真実だと知ってはいたものの,ジョセフのかぎられた語彙とつたない文法を通して主の言葉が伝えられたことに,困惑していたのです。主はそのような懸念を抱いてはおられませんでした。
主はその序文において,啓示は主からその僕らに,「彼らの弱さのあるままに,彼らの言葉に倣って」与えられたことを証しておられます。
啓示が御自身から出たものであることを人々が理解できるよう,主は新たな啓示を授け,その部屋の中で最も賢い者を選び,ジョセフが受けたような啓示を書かせるよう命じられました。選ばれた者が啓示を書けなければ,主がジョセフに与えられた啓示は不完全であっても真実であることを,部屋にいる全員が理解し,証をする義務を負うからです。
言語を操ることに自信のあったウィリアムは,筆を執って啓示を書こうとしました。ところが書き終えると,ウィリアム自身にも部屋にいた人々にも,書かれた内容が主から与えられたものではないことが分かりました。
彼らは自分たちの誤りを認め,啓示は神の霊感によって預言者に与えられたものであることを証する文書に署名しました。
ウィリアム・マクレランの5つの質問…