救い主の生まれた日、そして十字架上で命を捨てられた日

救い主の生まれた日、そして十字架上で命を捨てられた日を知りたいと思い、調べてみました。

救い主=旧約聖書のエホバ=新約聖書のイエス・キリスト、地の創造者、贖い主、傷の無い子羊、神さまの御子、その他多くの名前で呼ばれる方。
は、
永遠から永遠にわたってましますので、誕生で存在が始まり、死で存在が終わったわけではない。
しかし、その日付に大きな意味があるのではないかと思ったのです。

※2024/3/16 「日食との関係」「太陰暦」を追記

1.ニーファイ人の記録から

  1. ニーファイ人は、救い主が地上に来られた(生まれた)という印をみて、その日を1年1月1日と改めました。(3Ne2:8)
  2. ニーファイ人のもとに復活した救い主が現れる前に、大きな嵐が起きる預言=「救い主の死の預言」があり、実際に大きな嵐が起きたのは第34年1月4日でした。(3Ne8:5)
    • 満33歳3日でこの世の生涯を終えらえたことになります。
    • 十字架上で命を捨てられてから33年3日前が救い主の誕生日ということになります。
  3. ニーファイ人は3時間の嵐のあとの3日間を暗闇で過ごした後、神殿の周りにいた人たちに復活した救い主が現れます。(3Ne8:19,10:9,11:8-10)
  4. リーハイとその家族がエルサレムを出てから600年後に救い主が地上に来られる(生まれる)との預言もあります。(1Ne10:4,19:8,2Ne25:19)
参照聖句
3日間の暗闇
(アモス書8章)
9)主なる神は言われる、「その日には、わたしは真昼に太陽を沈ませ、白昼に地を暗くし、

(ヒラマン書14章)
20)ところで見よ,前に言ったように,もう一つのしるし,すなわちキリストの死のしるしについて述べると,見よ,キリストが死なれる日には,太陽は暗くなって,あなたがたにその光を与えようとしない。また,月も星も同様である。キリストが亡くなられるときから三日間,すなわちキリストが再び死者の中からよみがえられるときまで,この地の面にはまったく光がない。

2.新約聖書の記録から

  1. 救い主イエスキリストが十字架上で命を捨てられるのはユダヤの過ぎ越しの期間(過越しはニサン(1月)14日から始まる)でした。
  2. ニサン(1月)14日は、今の私たちの月の数え方では3月から4月になります。
  3. 過ぎ越しの日に過ぎ越しの食事をされていたのか、前日に食事をされていたのか。など、諸説あるらしくて確定できず。
  4. 金曜日が始まる夜に捕らえれれ、カヤパの裁判にかかり、翌朝、ピラトの前に連れ出され、ヘロデにもあい。その後、扇動された民の要求で、ピラトはイエスさまを十字架にかけることを許します。
  5. イエスさまは十字架上で6時間苦しまれたのち、息を引き取られました(ここまで金曜日)。
    • この時がニーファイ人の第34年1月4日にあたると考えています。
  6. イエスさまの体は安息日(ユダヤの安息日は土曜日)の間、墓の中に置かれ、その翌日(日曜日)に復活されました
    • この日は「初穂の日」(過越の日の次の日曜日)にあたります。
  7. ユダヤ教では、1日は日の入り(18時)に始まり、日の入りでおわります。

3.教義と聖約の記録から

  1. 救い主が肉体を取ってこられてから1830年(経過)後の4月6日に末日聖徒イエス・キリスト教会が設立されました。(DC20:1,21:3)
  2. この言葉は西暦1830年4月6日に与えらえました。
    • 西暦1830年の1830年前は、1830-1830=西暦0年?
    • 歴史の年にゼロはないから、紀元前1年と考えるのが妥当。
    • 救い主は紀元前1年に地上に誕生された、となります。
  3. 1830年後の「4月6日」は、単にその年の「4月6日」と言われているだけなのか、ちょうどその日が1830年後だと言われているのか。
参照聖句
教会が組織された年月日
(教義と聖約)
20-1)この終わりの時におけるキリストの教会の起こり。それは,わたしたちの主であり救い主であるイエス・キリストが肉体を取って来られてから千八百三十年であって,第四の月,四月と呼ばれる月の第六日に,神の御心と命令により,わが国の法律にかなって正式に組織,設立された。
21-3)この教会は,あなたがたの主の千八百三十年,第四の月,四月と呼ばれる月の第六日に組織,設立された。

4.ディオニシウス=エクシグウスの計算法

  1. わたしたちが現在使う西暦はイエス=キリスト生誕年を基準として年代を数える紀年法であるが、その発生はAD525年にディオニシウス=エクシグウスによって提唱されました。
  2. ディオニシウスが提唱したキリスト紀元は、厳密にはイエスさまの生誕年とされた年を基準(ゼロ年)とし、その翌年を1年として数えたものでした。
    • つまり、紀元前1年(BC1)に救い主が生まれたとしています。
  • 補足1:紀元をA.D.とするのは、「主の年」を意味するラテン語、anno domini の省略形です。紀元前はB.C.(Before CHRIST)です。
  • 補足2:ディオニシウス=エクシグウスの職業はローマの神学者、教会法学者。彼は復活祭を設定する必要から、聖書の解釈などをもとにして設定したとのこと。
  • 補足3:現在は、イエスの生誕年は紀元前4年までのそれに近いいずれかの年(BC7年説が最も有力)とされているようです。

5.暦の計算から

  1. (ユリウス暦)BC01年4月6日(火)は、ユダヤ歴3760年Nisan(1月)13日
  2. (ユリウス暦)AD33年4月3日(金)は、ユダヤ歴3793年Nisan(1月)14日※
  3. (ユリウス暦)AD33年4月9日(木)は、ユダヤ歴3793年Nisan(1月)20日

  4. (グレゴリオ暦)BC01年4月6日(木)は、ユダヤ歴3760年Nisan(1月)15日
  5. (グレゴリオ暦)AD33年4月1日(金)は、ユダヤ歴3793年Nisan(1月)14日※
  6. (グレゴリオ暦)AD33年4月9日(金)は、ユダヤ歴3793年Nisan(1月)22日

※過ぎ越しの日(ニサン14日)に十字架上で息を引き取られたのが、ニーファイ人の1月1日(=4月6日)の3日後の1月4日(=4月9日)なら、ぴったり、と考えました。


上記の日付は、「西暦からユダヤ暦変換」(https://keisan.casio.jp/exec/system/1343263576)のサイトを利用させていただきました。
このほかにも、ユダや歴の考え方を教えてくれるサイトにもおせわになりました。


※ユリウス暦:紀元前45年にカエサルがこの暦法を導入。その後うるう年について混乱があったとのことなので多少のずれはありそう。
※グレゴリオ暦:前述した通り、ディオニュシウスがAD525年に提案したものなので、それまでの日付はずれがありそう。
※後述するように、ユダヤ歴にもいろいろとルールがあり、単純な数式では割り出せないよう。
※結局、自分では計算できませんでしたので、上記の結果の確からしさはわかりません。

6.日食との関係

福音書の記述に、イエス様が十字架上で息を引き取られる前に3時間の暗闇があると記載があり、これは、皆既日食だ、紀元前30年ごろのエルサレムで起こった日食を根拠にイエス様が亡くなられたのは・・・という研究報告をする方もおられました。

しかし、

  • 過越の祭りは、1の月の14日に行われる。
  • ユダヤ歴は太陰暦であり、1日は新月、14日は満月。
  • 過越の日=14日=満月の時に、日食は起きない。

ので、考慮外としました。

理由:

  • 日食は太陽→月→地球の順でまっすぐに並んだ時の起きる現象
  • 満月は、太陽→地球→月の順で並び、地球から見て月に反射する光がすべて見える現象
  • よって、過越=満月 と 日食は同時には起きない。
参照聖句
全地に暗闇
(マタイによる福音書27章)
45)さて、昼の十二時から地上の全面が暗くなって、三時に及んだ。

(ルカによる福音書23章)
44)時はもう昼の12時ころであったが,太陽は光を失い,全地は暗くなって3時に及んだ.
45)そして聖所の幕がまん中から裂けた.
46)そのとき,イエスは声高く叫んで言われた,
「父よ,わたしの霊をみ手にゆだねます」.こう言ってついに息を引きとられた.

(マルコによる福音書15章)
25)イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。
33)昼の十二時になると、全地は暗くなって、三時に及んだ。
37)イエスは声高く叫んで、ついに息をひきとられた。
38)そのとき、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。

7.太陰暦

  1. 上記の「暦の計算から」になんらかの差異があるのかもしれないので
    西暦紀元前1年4月6日から33年と3日後の西暦紀元33年4月9日の月の月齢を調べようと考えました。
    この日が満月なら過越の日にあたるのでは、と考えたのですが、こちらは調査中です
  2. ユダヤ歴(太陰暦の一種)について調べました。
    • ユダヤ歴の月は新月の日に始まる
    • 春分、または、秋分が年始
    • 平年は12か月
    • 閏(うるう)年は、29日の1か月を加えた13か月
    • 閏年は紀元前3761年10月7日(ユリウス暦)を起算点とする創世紀元年数を19で割って得る余りが0、3、6、8、11、14、17の年とする。
    • 平年は353日、354日、355日の3通り、閏年は383日、384日、385日の3通りの1年がある。
    • 過越の祭(ニサン15日)が月水金に当たらないように調整する
    • 今日のユダヤ暦は4世紀ころに制定されたもの

    ※上記は「コトバンク https://kotobank.jp/ より引用」
    とのことなので今日のユダヤ歴と救い主が生まれたころのユダヤ歴とが一致するのかはわたしにはわかりませんし、複雑なので、自分には計算不能でした。

8.自分なりの結論

  1. 救い主、イエス・キリストさまがの生まれた日は紀元前1年というのは間違いなさそう。
  2. ニーファイ人の記録から、生まれた日(1月1日)と十字架上で命を捨てられた日(1月4日)の間には2日間(3日後)があります。
  3. お生まれになった日を(グレゴリオ暦)BC1年4月6日とすると、十字架上の死はその33年と3日後の(BC1年はAD0年として)(グレゴリオ暦)AD33年4月9日(土)になります。
  4. グレゴリオ暦AD33年4月9日土曜日は、先ほどの暦変換を使うと3793年Nisan(1月)22日となります。この日は過越しのあとの種入れぬパンの祭りの終了翌日です。
  5. 十字架上で命を捨てられた日を(グレゴリオ暦)AD33年4月1日(金)とすると、生まれた日はBC1年3月29日となり、ユダヤ歴3760年Nisan(1月)7日となります。
  6. 日食は考慮しないとして、ユダヤ歴についてはもう少し勉強しないといけません。

ということで、いろいろとつじつまがあわなくなり、もう少し調べたり考えたりしてみようと。

学んだこと
  • 「過越」は春分のころ(後)に行われる
  • 「過越」の少し前にイエスさまはマリアから生まれた
  • 「過越」の日にイエスさまは十字架にかけられ、命を捨てられた
  • 「初穂」の日にイエスさまは復活された
  • ユダヤ歴は太陰暦(月齢)である
  • 太陽が年の開始と昼間の時刻、星の位置が季節と夜の時刻、月が月と日と夜の時刻を伝える
  • 太陽暦に合わせるためには閏が必要
  • 太陽と月と地球の位置関係で月齢や日食、月食が起きる
  • 地球の自転軸(地軸)は公転軌道面に対して少し傾いているので、季節がある
  • 上記により、春分・秋分、夏至・冬至がある
  • 地球の自転により、地球から見える太陽の位置(影の方向)で時刻を測ることができる
  • 神さまは、太陽と月と星によって時を伝える
  • (カトリック)教会はユダヤの習慣から離れるために復活祭の日を独自に決めた

おまけ:ユダヤ教のお祭り

暦の勉強の際に調べた、ユダヤ教の主なお祭りと何をする祭りかを示す聖句を列挙します。
ユダヤ教には日付が決められた祭りが多くあることに気が付きました。
これらの日付にも意味があるような気がします。
※タイトルには時期感がわかるように2024年ではいつになるかも付記しました
※月の名前のアルファベットは英語です。

ユダヤ歴では第1の月を「ニサン(Nisan)もしくはアビブ(Abib)」と呼ぶ
現在の日本の暦では3月中旬から4月中旬にあたる

正月 ニサン(1)の月
(出エジプト記12章)
2)この月をあなたがたの初めの月とし、これを年の正月としなさい。
Yom HaAliyah
ニサン(1)の月の10日目及びマルヘシュバンの月の7日目(2024/4/18)
(申命記11章)
31)あなたがたはヨルダンを渡り、あなたがたの神、主が賜わる地にはいって、それを占領しようとしている。あなたがたはそれを占領して、そこに住むであろう。
32)それゆえ、わたしが、きょう、あなたがたに授ける定めと、おきてをことごとく守って行わなければならない。
ニサン(1)の月の10日目
(出エジプト記12章)
3 この月の十日におのおの、その父の家ごとに小羊を取らなければならない。
5)小羊は傷のないもので、一歳の雄でなければならない。羊またはやぎのうちから、これを取らなければならない。

Pass over 過越し
ニサン(1)の月の14日目(2024/4/23)
(出エジプト記12章)
6)そしてこの月の十四日(過ぎ越しの祭り)まで、これを守って置き、イスラエルの会衆はみな、夕暮にこれをほふり、
7)その血を取り、小羊を食する家の入口の二つの柱と、かもいにそれを塗らなければならない。
8)そしてその夜、その肉を火に焼いて食べ、種入れぬパンと苦菜を添えて食べなければならない。
9)生でも、水で煮ても、食べてはならない。火に焼いて、その頭を足と内臓と共に食べなければならない。
10)朝までそれを残しておいてはならない。朝まで残るものは火で焼きつくさなければならない。
11)あなたがたは、こうして、それを食べなければならない。すなわち腰を引きからげ、足にくつをはき、手につえを取って、急いでそれを食べなければならない。これは主の過越である。
14)この日はあなたがたに記念となり、あなたがたは主の祭としてこれを守り、代々、永久の定めとしてこれを守らなければならない。
15)七日の間あなたがたは種入れぬパンを食べなければならない。その初めの日に家からパン種を取り除かなければならない。第一日から第七日までに、種を入れたパンを食べる人はみなイスラエルから断たれるであろう。
初穂
過ぎ越の日の次の日曜日
(レビ記23章)
9)主はまたモーセに言われた、
10)「イスラエルの人々に言いなさい、『わたしが与える地にはいって穀物を刈り入れるとき、あなたがたは穀物の初穂の束を、祭司のところへ携えてこなければならない。
11)彼はあなたがたの受け入れられるように、その束を主の前に揺り動かすであろう。すなわち、祭司は安息日の翌日に、これを揺り動かすであろう。
12)またその束を揺り動かす日に、一歳の雄の小羊の全きものを燔祭として主にささげなければならない。
13)その素祭には油を混ぜた麦粉十分の二エパを用い、これを主にささげて火祭とし、香ばしいかおりとしなければならない。またその灌祭には、ぶどう酒一ヒンの四分の一を用いなければならない。
14)あなたがたの神にこの供え物をささげるその日まで、あなたがたはパンも、焼麦も、新穀も食べてはならない。これはあなたがたのすべてのすまいにおいて、代々ながく守るべき定めである。
15)また安息日の翌日、すなわち、揺祭の束をささげた日から満七週を数えなければならない。
16)すなわち、第七の安息日の翌日までに、五十日を数えて、新穀の素祭を主にささげなければならない。
17)またあなたがたのすまいから、十分の二エパの麦粉に種を入れて焼いたパン二個を携えてきて揺祭としなければならない。これは初穂として主にささげるものである。
18)あなたがたはまたパンのほかに、一歳の全き小羊七頭と、若き雄牛一頭と、雄羊二頭をささげなければならない。すなわち、これらをその素祭および灌祭とともに主にささげて燔祭としなければならない。これは火祭であって、主に香ばしいかおりとなるであろう。
19 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげ、一歳の小羊二頭を酬恩祭の犠牲としてささげなければならない。
20 そして祭司はその初穂のパンと共に、この二頭の小羊を主の前に揺祭として揺り動かさなければならない。これらは主にささげる聖なる物であって、祭司に帰するであろう。

(コリント人への第一の手紙15章
20)しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。

First Fruits 過越しの7日目
ニサン(1)の月の21日目(2024/4/29)
(出エジプト記12章)
16)かつ、あなたがたは第一日に聖会を、また第七日に聖会を開かなければならない。これらの日には、なんの仕事もしてはならない。ただ、おのおのの食べものだけは作ることができる。
17)あなたがたは、種入れぬパンの祭を守らなければならない。ちょうど、この日、わたしがあなたがたの軍勢をエジプトの国から導き出したからである。それゆえ、あなたがたは代々、永久の定めとして、その日を守らなければならない。
18)正月に、その月の十四日の夕方に、あなたがたは種入れぬパンを食べ、その月の二十一日の夕方まで続けなければならない。
19)七日の間、家にパン種を置いてはならない。種を入れたものを食べる者は、寄留の他国人であれ、国に生れた者であれ、すべて、イスラエルの会衆から断たれるであろう。

ユダヤ歴では第2の月を「イヤル(Iyyar)もしくはジフ(Ziv)」と呼ぶ
現在の日本の暦では4月中旬から5月中旬にあたる

ユダヤ歴では第3の月を「シワン(Sivan)」と呼ぶ
現在の日本の暦では5月中旬から6月中旬にあたる

pentecost 五旬節 ペンテコステ
シワン(3)のはじめ

ユダヤ歴では第4の月を「タンムズ(Tammuz)」と呼ぶ
現在の日本の暦では6月中旬から7月中旬にあたる

ユダヤ歴では第5の月を「アブ(Ab)」と呼ぶ
現在の日本の暦では7月中旬から8月中旬にあたる

ユダヤ歴では第6の月を「エルル(Elul)」と呼ぶ
現在の日本の暦では8月中旬から9月中旬にあたる

ユダヤ歴では第7の月を「チスリ(Tishri)」もしくは「エタニム(Ethanim)」と呼ぶ
現在の日本の暦では9月中旬から10月中旬にあたる

ローシュ・ハッシャーナー ラッパの祭り
チスリ(エタリム)(7)(元旦:新年1日目)
NewYear,Feast of Trumpets
(レビ記23章)
23)主はまたモーセに言われた、
24)「イスラエルの人々に言いなさい、『七月一日をあなたがたの安息の日とし、ラッパを吹き鳴らして記念する聖会としなければならない。
25)どのような労働もしてはならない。しかし、主に火祭をささげなければならない』」。
26)主はまたモーセに言われた、
27)「特にその七月の十日は贖罪の日である。あなたがたは聖会を開き、身を悩まし、主に火祭をささげなければならない。
28)その日には、どのような仕事もしてはならない。これはあなたがたのために、あなたがたの神、主の前にあがないをなすべき贖罪の日だからである。

モルモン書(金版)の出現とラッパの日の関係について記載あります。
英語ですが、ブラウザの「翻訳」をクリックすると日本語にしてくれます。

The Golden Plates and the Feast of Trumpets

ヨム・キプル 贖罪の日
Day of Atonement
チスリ(エタリム)(7)10日目(2024/10/12)
(レビ記16章)
29)これはあなたがたが永久に守るべき定めである。すなわち、七月になって、その月の十日に、あなたがたは身を悩まし、何の仕事もしてはならない。この国に生れた者も、あなたがたのうちに宿っている寄留者も、そうしなければならない。
30)この日にあなたがたのため、あなたがたを清めるために、あがないがなされ、あなたがたは主の前に、もろもろの罪が清められるからである。
31)これはあなたがたの全き休みの安息日であって、あなたがたは身を悩まさなければならない。これは永久に守るべき定めである。
Fest of Tabernacles 仮庵の祭り
チスリ(7)15日―21日(2024/10/17)
(ネヘミヤ書8章)
2)祭司エズラは七月の一日に律法を携えて来て、男女の会衆およびすべて聞いて悟ることのできる人々の前にあらわれ、
13)次の日、すべての民の氏族の長たち、祭司、レビびとらは律法の言葉を学ぶために学者エズラのもとに集まってきて、
14)律法のうちに主がモーセに命じられたこと、すなわちイスラエルの人々は七月の祭の間、仮庵の中に住むべきことがしるされているのを見いだした。

ユダヤ歴では第8の月を「マルケスワン(Marchesvan)」もしくは「ブル(Bul)」と呼ぶ
現在の日本の暦では10月中旬から11月中旬にあたる

ユダヤ歴では第9の月を「キスレウ(Kislev)」と呼ぶ
現在の日本の暦では11月中旬から12月中旬にあたる

Festival of lights 宮清めの祭り
キスレウ(9)25日(12月)
(ヨハネによる福音書10章)
22)そのころ、エルサレムで宮きよめの祭が行われた。時は冬であった。

ユダヤ歴では第10の月を「テペテ(Tebet)」と呼ぶ
現在の日本の暦では12月中旬から1月中旬にあたる

ユダヤ歴では第11の月を「セパテ(Shebat)」と呼ぶ
現在の日本の暦では1月中旬から2月中旬にあたる

Tu BiShvat トゥビシュバット(2024/1/25)
Rosh HaShanah
(レビ記19章)
23)あなたがたが、かの地にはいって、もろもろのくだものの木を植えるときは、その実はまだ割礼をうけないものと、見なさなければならない。すなわち、それは三年の間あなたがたには、割礼のないものであって、食べてはならない。
24)四年目には、そのすべての実を聖なる物とし、それをさんびの供え物として主にささげなければならない。
25)しかし五年目には、あなたがたはその実を食べることができるであろう。こうするならば、それはあなたがたのために、多くの実を結ぶであろう。わたしはあなたがたの神、主である。


(申命記14章)
22)あなたは毎年、畑に種をまいて獲るすべての産物の十分の一を必ず取り分けなければならない。
23)そしてあなたの神、主の前、すなわち主がその名を置くために選ばれる場所で、穀物と、ぶどう酒と、油との十分の一と、牛、羊のういごを食べ、こうして常にあなたの神、主を恐れることを学ばなければならない。
24)ただし、その道があまりに遠く、あなたの神、主がその名を置くために選ばれる場所が、非常に遠く離れていて、あなたの神、主があなたを恵まれるとき、それを携えて行くことができないならば、
25)あなたはその物を金に換え、その金を包んで手に取り、あなたの神、主が選ばれる場所に行き、
26)その金をすべてあなたの好む物に換えなければならない。すなわち牛、羊、ぶどう酒、濃い酒など、すべてあなたの欲する物に換え、その所であなたの神、主の前でそれを食べ、家族と共に楽しまなければならない。
27)町の内におるレビびとを捨ててはならない。彼はあなたがたのうちに分がなく、嗣業を持たない者だからである。
28)三年の終りごとに、その年の産物の十分の一を、ことごとく持ち出して、町の内にたくわえ、
29)あなたがたのうちに分け前がなく、嗣業を持たないレビびと、および町の内におる寄留の他国人と、孤児と、寡婦を呼んで、それを食べさせ、満足させなければならない。そうすれば、あなたの神、主はあなたが手で行うすべての事にあなたを祝福されるであろう。

ユダヤ歴では第12の月を「アダル(Adar)」と呼ぶ
現在の日本の暦では2月中旬から3月中旬にあたる

プリム
アダル(12)の月の14日目(2024/3/24)
(エステル記9章)
26)このゆえに、この両日をプルの名にしたがってプリムと名づけた。そしてこの書のすべての言葉により、またこの事について見たところ、自分たちの会ったところによって、
27)ユダヤ人は相定め、年々その書かれているところにしたがい、その定められた時にしたがって、この両日を守り、自分たちと、その子孫およびすべて自分たちにつらなる者はこれを行い続けて廃することなく、
28)この両日を、代々、家々、州々、町々において必ず覚えて守るべきものとし、これらのプリムの日がユダヤ人のうちに廃せられることのないようにし、またこの記念がその子孫の中に絶えることのないようにした。


当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

当記事を含む当ブログ内の記事はすべて、執筆者の個人的な見解です。いずれかの組織・団体を代表するものではありません。

ー 広告 ー