モルモン書のアルマ書11章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書11章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
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目次
モルモン書・アルマ書11章の要約と感想
モルモン書のアルマ書11章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書11章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます
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モルモン書のアルマ書11章では、アモナイハの法律家ゼーズロムがアミュレクに問いかけ、アミュレクが力強く答える状況が記録されている。
ゼーズロムは悪魔の策略を用いてアミュレクを陥れようとするが、アミュレクは御霊を受けてその意図を見抜き、救い主と、贖いの計画と復活の教義、神さまの裁きについて民に語っている。
ゼーズロムは悪魔の策略を用いてアミュレクを陥れようとするが、アミュレクは御霊を受けてその意図を見抜き、救い主と、贖いの計画と復活の教義、神さまの裁きについて民に語っている。
さばきつかさの俸給
- 1日について1日について金1セナイン=銀1セヌム
- 金1セナイン=銀1セヌム=大麦1升=各種の穀物1升
(参考)日本の裁判官の給与
※外部サイト(裁判所)
さばきつかさが、判事4に相当するなら1か月20日勤務として1日4万円となる
裁判が必要な騒動が増えれば報酬も増えるので、アモナイハのさばきつかさは、報酬目当てに騒動をけしかけていた。
裁判が必要な騒動が増えれば報酬も増えるので、アモナイハのさばきつかさは、報酬目当てに騒動をけしかけていた。
(1-4、20節)
貨幣制度
- 金1セオン=2セナイン
- 金1シュム=2セオン=4セナイン
- 金1リムナ=1セナイン+1セオン+1シュム
- 銀1アムノル=2セヌム
- 銀1エズロム=2アムノル=4セヌム
- 銀1オンタイ=1セヌム+1アムノル+1エズロム
- 2シブルム=1シブロン
- 2レア=1シブルム
- 金1アンテオン=3シブロン
(5-19節)
ゼーズロムの策略
- ゼーズロム:質問に答えてくれるか。
- アミュレク:救い主の御霊に適うなら答える。
- ゼーズロム:至高者の実在を否定するなら、銀6オンタイを進呈する。
- アミュレク:地獄の子よ、義人はこのような誘惑に決して屈しないことを,あなたは知っている。
あなたは神がおられることを知っているが、あなたは神よりもその金の方を愛している。
あなたは心の中では、6オンタイを渡すまいと考えている。
あなたの望みは、わたしにまことの生ける神を否定させて、わたしを滅ぼす口実を得ることである。
あなたはこの大きな悪事のために報いを受ける。
※銀6オンタイ=6セヌム+6アムノル+6エズロム=6セヌム+12セヌム+24セヌム=42セヌム=さばきつかさ42日分の俸給に相当
※さばきつかさが、日本の判事4に相当するなら168万円となる
※アミュレクはそんなことで信仰は揺らがない、と宣言しているが、多くの人にとって、ちょっとしたことでも神さまを否定する誘惑となる。
※さばきつかさが、日本の判事4に相当するなら168万円となる
※アミュレクはそんなことで信仰は揺らがない、と宣言しているが、多くの人にとって、ちょっとしたことでも神さまを否定する誘惑となる。
- ゼーズロム:真の神がいると言うか。
- アミュレク:真の生ける神がおられる。
- ゼーズロム:神は何人もいるのか。
- アミュレク:そうではない。
- ゼーズロム:どうして知っているのか。
- アミュレク:天使が知らせてくれた。
- ゼーズロム:将来来るのは神の子か。
- アミュレク:その通り。
- ゼーズロム:神の子は、自分の民を罪のあるまま救うのか。
- アミュレク:そうではない。
- ゼーズロム:「神の御子は将来来るが、自分の民を救わない、と言うのは、神に命じる権能を持つかのようだ」と、人々に向かってこのことを覚えておくように言った。
- アミュレク:あなたは偽りを言っている。神の御子は人々を罪のあるまま救うことはできない。神の御子は、清くないものは天国を受け継ぐことはできないと言われた。だから、罪のあるまま救われることはできない。
※ゼーズロムはアミュレクに混乱を起こさせ、語る言葉に矛盾を生じさせ、アルマとアミュレクを訴えようとしたが、失敗に終わった。
※もしわたしがゼーズロムに問われる側であれば、なんと答えるだろうか。
※もしわたしがゼーズロムに問われる側であれば、なんと答えるだろうか。
(20-37節)
アミュレクは救い主の贖いと肉体の復活を教える
ゼーズロムに「神の子はまことの永遠の父であるのか」と問われたアミュレクは、救い主の贖いと肉体の復活を教えた。
その答えに、人々もゼーズロムも驚き、おののいた。
- 【万物の父】
神さまの御子は、天地とその中にある万物の永遠の父であり、初めであり、終わりであり、最初であり、最後である。 - 【罪の贖い】
神さまの御子はご自分の民を贖うために来られ、ご自分の御名を信じる人々の背きを負われる。
ご自分の御名を信じる人々は永遠の命を得る。これら以外の人には救いは与えられない。
悪人には罪の贖いが与えられない。 - 【神さまの裁き】
義人も悪人もすべての人が死者の中からよみがえって神さまの御前に立って、自分の行いに応じて裁きを受ける。
今持っている知識を持ったまま、自分の罪をはっきりと思い出す。
御子と御父と御霊の法廷で、罪の有無を問われる。 - 【肉体の死からの解放】
義人も悪人も、救い主、イエスキリストの死と復活の力によって、肉体の死の縄目が解かれ、すべての人が肉体の死からよみがえる。
霊と不死不滅の体は結合して完全な形、本来の造りに回復される。髪の毛一筋さえも失われない。
その後に死(肉体と霊の分離)はない。
(38-46節)
まとめ
清くない者は神さまとともに住めない。
人が罪から清められるために、救い主が備えられた。
人が救い主を信じて従い、悔い改めて、救い主の贖いの犠牲によって清くなり、罪から離れるなら、神さまに近づく。
その人は、この世でも、永遠においても幸福になる。
これは、何度も繰り返される大切なメッセージ。
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