こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書27章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・アルマ書27章の要約と感想
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アンタイ・ニーファイ・リーハイの民は滅びることを恐れず、しかし、神さまの命令にはすぐに従う信仰を持っていた。
この民がやがてニーファイ人を助けることになる。
アマレカイ人は再びアンタイ・ニーファイ・リーハイ人を殺し始めた
ニーファイ人を攻めたが、無駄であったことをしったレーマン人はニーファイの地に引き返し、多くの人が、神さまの民(アンタイ・ニーファイ・リーハイ人)に加わった。
アマレカイ人は仲間(多くのアマレカイ人とアミュロン人)を失ったこと、ニーファイ人に被害を与えられなかったことで非常に怒り、再び、レーマン人を扇動して、アンタイ・ニーファイ・リーハイ人を殺し始めた。
アンタイ・ニーファイ・リーハイ人はこの度も殺されるに任せていた。
(1-3節)
アンモンたちの提案
アンモンたちは、アンタイ・ニーファイ・リーハイ人を深く愛していたので、殺戮されていく様子を見て、憐れみの情に動かされて、アンタイ・ニーファイ・リーハイ王に言った。
民を集めて、敵の手から逃れるために、ゼラヘムラの地に行きましょう。
これまでニーファイ人に対して殺人と罪をたびたび犯してきたので、ニーファイ人は我々を殺すだろう、(だから行かない)。
神さまが行くように言われたら従いますか?
神さまが総命じられるなら行って、彼らに行ってきた殺人と罪の償いのため、ニーファイ人の奴隷になろう。
奴隷はモーサヤ王が制定した法律に反するので、ニーファイ人の憐れみにすがりましょう。
神さまが行けと命じられるなら行く。そうでなければここで滅びるだけだ。
神さまは、この時代のこの民を守ると約束された。
アンタイ・ニーファイ・リーハイ王は、民を全員集め、家畜の群れも集めて、ニーファイの地とゼラヘムラの地を隔てる荒野へと出て、ゼラヘムラの地の境の近くに来た。
アンモンは、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民に、自分たちがゼラヘムラの地に行って、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民がゼラヘムラの地に入ることを許すか探ってきますので、戻ってくるまで待っていてください、と言った。
(4-15節)
アンモンたちはアルマに出会う
アンモンたちがゼラヘムラの地に向かっていた時、ゼラヘムラの地の手前で、アルマに出会った。
アルマは、アモナイハへの伝道のあと、シドムに教会を設立し、ゼラヘムラの地に戻り、年があけて、再び、各地を回ろうとしていた。
彼らは非常に喜び、アルマは彼らをゼラヘムラの地へ案内して帰り、自分の家に連れていき、その後、大さばきつかさのもとへ行って、ニーファイの地であってことをすべて話した。
大さばきつかさは、ニーファイ人の全地に布告を出して、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民を自分たちの国に入れることについて民の声を求めた。
アルマ書1章
1)さて,アルマはギデオンの地から南方のマンタイの地へ向かって旅をしていたとき,見よ,思いがけず,ゼラヘムラの地を指して旅をしていたモーサヤの息子たちに出会った。
アンタイ・ニーファイ・リーハイの民はジェルションの地に住む
ニーファイの民は、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民が殺人と恐ろしい悪事についてつらい悔い改めをし、武器を取ることを非常に恐れていることを理解した。
そこで
ニーファイの民は、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民にジェルションの地を譲り、ニーファイ人の軍隊を維持するために援助する条件で、彼らを軍隊で守ることにした。
アンモンはアルマと一緒に、アンタイ・ニーファイ・リーハイの民が天幕を張っている場所に引き返して、彼らに伝えた。
アンタイ・ニーファイ・リーハイの民は非常に喜んでジェルションの地へ行ってそこを所有した。
アルマ書27章
27)また彼らは,ニーファイの民の中にあり,神の教会に属する民の中に数えられた。さらに彼らは,神と人々に貢献する熱心さでも秀でていた。彼らはすべてのことについてまったく正直でまっすぐであり,また最後まで確固としてキリストを信じた。
28)そして彼らは,同胞の血を流すことを最も忌まわしいことであると考えていた。そこで彼らは,同胞に対して武器を取るように説かれても決してそれに応じなかった。また彼らは,キリストと復活についての望みと思いがあったので,死を少しも恐ろしいと思わなかった。彼らにとっては,死はすでにそれに打ち勝つキリストの勝利にのまれてしまったのである。
29)したがって彼らは,剣や三日月刀を取って同胞を討つよりも,むしろ同胞が加える最も無残で痛ましい死を受ける方を望んだ。
30)このように,彼らは熱心な愛すべき民であり,主から厚い恵みを受けた民であった。