民に対する務めを尊んで大いなるものとしたのである。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のヤコブ書1章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・ヤコブ書1章の要約と感想
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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ヤコブについて
- リーハイとサライヤの5番目の息子。
- リーハイが家族を連れてエルサレムをでて荒野の旅をしているときに最初に生まれた。
- レーマンとレムエルが反抗的であったために、サライヤは苦しみ、幼い息子たちはつらい思いをした。
- 贖い主が世に来るのを示現で見た。
- 弟ヨセフとともに、兄ニーファイによって、民の祭司と教師に任命されていた。
- ヤコブは5番目の息子
- (ニーファイ第二書2章)
1)「さて,ヤコブよ,わたしはあなたに告げる。あなたは,わたしが荒れ野で艱難に遭っていたときに最初に生まれた子である。
- 幼い時の苦難
- (ニーファイ第一書18章)
19)ヤコブとヨセフも幼くて,十分な栄養を必要としていたので,母の遭った苦難のことでつらい思いをした。(ニーファイ第二書2章)
1)あなたは,幼いとき,あなたの兄たちが乱暴なためにひどい苦難を味わい,つらい思いをした。
- 救い主とまみえる
- (ニーファイ第二書2章)
3)そのため,あなたは祝福されて,兄ニーファイとともに安全に暮らすであろう。そして,神に仕えて生涯を送るであろう。それでわたしは,あなたが贖い主の義によって贖われていることを知っている。それは,時が満ちると人に救いをもたらすために贖い主が来られることを,あなたが見たからである。4)またあなたは,若いときに贖い主の栄光を見た。だからあなたは,贖い主が肉にあってお仕えになるときにそれを受ける人々と同じように幸いである。それは,御霊は昨日も,今日も,またとこしえに変わらない御方だからである。人の堕落以来,方法が用意されており,救いは無料である。
- 受けた召し
- (ヤコブ書1章)
18)わたしヤコブと弟ヨセフは,ニーファイの手によってこの民の祭司と教師に任じられていたからである。
ヤコブは記録を保存した
兄ニーファイから小版のみを引き継ぎ、代々、神聖なことを記録する務めを引き受けた。
※このとき、兄ニーファイが70歳ぐらい、ヤコブは50歳ぐらいである。
小版には、最も貴いわずかなもの(神聖な説教、重要な啓示や預言)のみをできるだけ多く記録した。
(1節~4節)
ヤコブとヨセフは熱心に民に教えた
将来、民に起きること(背教と苦難)を知っていた。
民が神さまの安息に入れるように、救い主のもとに来て、神さまの慈しみにあずかるように熱心に教えた。
すべての人が神さまに反抗せず、救い主を信じ、犠牲と贖いについて考え、戒めを守り、世に打ち勝つように
説得できるようになることを願っていた。
ヤコブやヨセフは、民が罪を離れるように説諭しなければ、その罪は教える側の責任になる、との自覚をもって、力の限り、熱心に教えた。
(5節~8節、17-19節)
ニーファイの死
ニーファイは自分の死が近いことを知り、民を治める王を召した。
ニーファイの生きている間に、すでに、レーマン人との間で争いがあり、ニーファイも民を守るために戦った。
ニーファイは民の幸福のために一生懸命に働いた。
ニーファイの民はニーファイ人、敵をレーマン人と総称した。
(9節~14節)
- レーマン人との争い
- (ニーファイ第二書5章)
2)しかし見よ,わたしに対する兄たちの怒りは激しくなり,彼らはわたしの命を奪おうとした。
14)それでわたしニーファイは,ラバンの剣を取り,それに倣って多くの剣を造った。それは今やレーマン人と呼ばれている民が,わたしたちを襲って滅ぼすことのないようにするためであった。彼らがわたしとわたしの子供たちと,またわたしの民と称する者たちを憎んでいることを,わたしは知っていたからである。
34)しかし,もう四十年が過ぎ去り,兄たちとの間にすでに戦争や争いがあったと言えば,それで十分であろう。
- 力の限り民のために尽くした
- (ニーファイ第二書5章)
18)さて,民はわたしが彼らの王になることを望んだ。しかしわたしニーファイは,彼らには王がない方がよいと思った。それでも,わたしの力の及ぶかぎり彼らのために尽くした。
ニーファイの民は高ぶり、罪悪を犯し始めた
ニーファイの死後、ニーファイの民は次第に心をかたくなにし始め、
富を追い求め高慢になり、多くの妻とそばめを持つものが現れた。
(15節~16節)
まとめ
啓示によって救い主のことを知るようになったら、
他の人も神さまの安息に入れるように説き勧めることに力を尽くす。
民が神さまからの離れたら、神さまの祝福を失い、
大半がそうなると滅びに向かうから。
理解されなくても、批難されても、悔い改めを説き薦める。
おまけ
ニーファイがヤコブに与えた、小版についての命令。
最も貴いと思う僅かな事だけを書く。
民の歴史はわずかだけ。説教、啓示、予言の要点
民のために要点を解いておく。
ニーファイの民
信仰深く熱心に望んだ。将来にわたる啓示
(キリストとその王国についても)を受けた。
熱心に努力してキリストのみもとに来るように説き勧めた。
人々が神に背かず、神を怒らせず、キリストを信じてその死を思い、
キリストの十字架を負って、世の嘲りを忍ぶように説き勧めて、祈った。
ヤコブはニーファイの命を喜んで引き受けた。
ニーファイは王の位に関する法」に従って、王をたてた。
民はニーファイを愛していたので王をニーファイ二世、ニーファイ三世と呼んだ。
レーマン人:ニーファイの民を滅ぼそうとする民
ニーファイ人:ニーファイに好意を持っている民
第二代の王(ニーファイ三世)のころ、民は頑になった。
側女を持つ。金銀を求める。傲慢になる。
ヤコブとヨセフ
祭司と教師
主の御前に責任あり。
もし民に一生懸命教えなければ、民の罪の責任を負うことになる。
力一杯の努力をした。