新約聖書・イエスキリストのバプテスマと誘惑を打ち破られた経験からから学べる3つのこと:イエス様は誘惑に負けず絶えず善を選ばれました

バプテスマのヨハネが道を備え、イエスキリストが宣教を開始するためにバプテスマを受けれらます。その後、サタンの誘惑を打ち破られます。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

新約聖書の4つの福音書
マタイによる福音書 マルコによる福音書 ルカによる福音書 ヨハネによる福音書
にイエスキリストの物語があります。
この物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

新約聖書に含まれている4つの福音書(マタイによる福音書・マルコによる福音書・ルカによる福音書・ヨハネによる福音書)には共通する話が載っていたり、特定の福音書にのみ載っている話があります。
これらを整理してお伝えしていきます。
ここでは、バプテスマのヨハネが道を備え、イエスキリストが宣教を開始するためにバプテスマを受けられ、サタンの誘惑を打ち破られることについて記載します。
ー 広告 ー

新約聖書・バプテスマのヨハネの証、イエスキリストのバプテスマ、サタンの誘惑との対峙から学べることを紹介します。

バプテスマのヨハネの証、イエスキリストのバプテスマ、サタンの誘惑との対峙:イエス様は誘惑に負けず絶えず善を選ばれました

1.バプテスマのヨハネは道を備え、キリストについて証をしました
2.イエスキリストもバプテスマを受けられました
3.イエスキリストはサタンの誘惑を打ち破られました

新約聖書の該当箇所は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。

ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、参考聖句などです。

ひとつひとつ簡単に解説します。

1.バプテスマのヨハネは道を備え、キリストについて証をしました

キリストなるイエスが生まれる直前に、バプテスマのヨハネが生を受け、キリストが福音を述べ伝えるための道を備えました。
※「ヨハネ」という名は「エホバの賜物」という意味

彼は、ユダ(イスラエル)の民に悔い改めを呼びかけました。それは、民が不正を離れ、預言者の言葉に耳を傾けるようにすること、そして、神様との誓約をしたことを示すためのバプテスマを施すためでした。彼は、祭司ザカリヤの長子として、また、生まれる前に予任されたことによって、悔い改めのバプテスマを施す権利を持っていました。

バプテスマのヨハネはキリストなるイエスにバプテスマを施し、彼が預言されていた「神様の独り子」であることを証(あかし)しました。
※証=正しいと証言すること

神様は「あなた」が預言者の証を受け入れ、キリストなるイエスを信じ、従うことを望んでおられます。
これがバプテスマのヨハネの証から学べることのひとつです。

2.イエスキリストもバプテスマを受けられました

人は神様のもとに帰るために、バプテスマを受けて、神様と契約し、罪から清められる必要がありました。

神のひとり子、子なる神、私たちの救い主である、キリスト自身も、神様の戒め(訓戒)にすべて従うために、ヨハネからバプテスマを受けられました

イエスキリストがバプテスマを受けられるとすぐ、聖霊が天からイエスキリストのもとにくだるとともに、天父がイエスキリストのことを「愛する子」であると証(あかし)されました。
※証=正しいと証言すること

3.イエスキリストはサタンの誘惑を打ち破られました

イエスキリストが断食し、神様や天使と交流をしたあとに、サタンが来て3つの誘惑をします。

  • 1つめは、断食によって空腹になられたイエス様に「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」
  • 2つめは、宮の頂上から都をみておられたイエス様に「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい。」
  • 3つめは、この世のすべての国々とその栄華とを見ておられるときに「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」
  • 1つめは食欲(肉欲)に対する誘惑、2つ目は虚栄心に対する誘惑、3つめは富や権力に対する誘惑でした。

    イエス様は、石をパンに変える力をお持ちでした。しかし、その力は自分のために使うのものではありませんでした。
    神様の力は好奇心を満たすものではありません。見せびらかすものでもありません。
    この地上のすべて、空の星に至るまでのすべてを作られたのはイエス様です。自分で作られたものを与えてもらう必要はありません。

    「神の子である」ことは証明する必要のないことでした。
    サタンもそれが真実であることを知っていたのです。

    すべてを作られたのがイエス様であることも、その目的が人を幸福に導くことであることも、サタンは知っていました。

    イエス様は「人は神の口から出る言葉で生きる」「神を試みてはならない」「主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ」と応答されました。

    サタンは誘惑ができないことをしり、離れました。しかし、イエス様を苦しめ、滅ぼすための策を次々に実行していきます。

    イエス様は、傷の無い捧げものとなるお方でした。

    イエス様も、私たちと同じように誘惑を受けました。しかし罪を犯すことなく、ずっと人々に仕える生活を送られました。今も。

    新約聖書からいくつかの聖句を抜粋

    (操作方法)右側の「+」付近をクリックすると聖句が広がって出てきます。
    そのあと、右側の「-」付近をクリックすると閉じます。

    バプテスマのヨハネが道を備え、証をする
    (マタイによる福音書3章)
    1)そのころ、バプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教を宣べて言った、
    2)「悔い改めよ、天国は近づいた」。
    3)預言者イザヤによって、「荒野で呼ばわる者の声がする、『主の道を備えよ、その道筋をまっすぐにせよ』」と言われたのは、この人のことである。
    4)このヨハネは、らくだの毛ごろもを着物にし、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。
    5)すると、エルサレムとユダヤ全土とヨルダン附近一帯の人々が、ぞくぞくとヨハネのところに出てきて、
    6)自分の罪を告白し、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けた
    7)ヨハネは、パリサイ人やサドカイ人が大ぜいバプテスマを受けようとしてきたのを見て、彼らに言った、「まむしの子らよ、迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか。
    8)だから、悔改めにふさわしい実を結べ。
    9)自分たちの父にはアブラハムがあるなどと、心の中で思ってもみるな。おまえたちに言っておく、神はこれらの石ころからでも、アブラハムの子を起すことができるのだ。
    10)斧がすでに木の根もとに置かれている。だから、良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれるのだ。
    11)わたしは悔改めのために、水でおまえたちにバプテスマを授けている。しかし、わたしのあとから来る人はわたしよりも力のあるかたで、わたしはそのくつをぬがせてあげる値うちもない。このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。
    12)また、箕を手に持って、打ち場の麦をふるい分け、麦は倉に納め、からは消えない火で焼き捨てるであろう」。

    ※マルコによる福音書1章、ルカによる福音書3章も参照

    (ヨハネによる福音書1章)
    ※(注)ここに記されている「ヨハネ」はバプテスマのヨハネのことであり、ヨハネによる福音書を記したイエスの愛弟子ヨハネとは別人です
    6)ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った。
    7)この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。
    8)彼は光ではなく、ただ、光についてあかしをするためにきたのである。

    15)ヨハネは彼についてあかしをし、叫んで言った、「『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである」。
    16)わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた。
    17)律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。
    18)神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。
    19)さて、ユダヤ人たちが、エルサレムから祭司たちやレビ人たちをヨハネのもとにつかわして、「あなたはどなたですか」と問わせたが、その時ヨハネが立てたあかしは、こうであった。
    20)すなわち、彼は告白して否まず、「わたしはキリストではない」と告白した。
    21)そこで、彼らは問うた、「それでは、どなたなのですか、あなたはエリヤですか」。彼は「いや、そうではない」と言った。「では、あの預言者ですか」。彼は「いいえ」と答えた。
    22)そこで、彼らは言った、「あなたはどなたですか。わたしたちをつかわした人々に、答えを持って行けるようにしていただきたい。あなた自身をだれだと考えるのですか」。
    23)彼は言った、「わたしは、預言者イザヤが言ったように、『主の道をまっすぐにせよと荒野で呼ばわる者の声』である」。
    24)つかわされた人たちは、パリサイ人であった。
    25)彼らはヨハネに問うて言った、「では、あなたがキリストでもエリヤでもまたあの預言者でもないのなら、なぜバプテスマを授けるのですか」。
    26)ヨハネは彼らに答えて言った、「わたしは水でバプテスマを授けるが、あなたがたの知らないかたが、あなたがたの中に立っておられる。
    27)それがわたしのあとにおいでになる方であって、わたしはその人のくつのひもを解く値うちもない」。
    28)これらのことは、ヨハネがバプテスマを授けていたヨルダンの向こうのベタニヤであったのである。
    29)その翌日、ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊
    30)『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである。
    31)わたしはこのかたを知らなかった。しかし、このかたがイスラエルに現れてくださるそのことのために、わたしはきて、水でバプテスマを授けているのである」。
    32)ヨハネはまたあかしをして言った、「わたしは、御霊がはとのように天から下って、彼の上にとどまるのを見た。
    33)わたしはこの人を知らなかった。しかし、水でバプテスマを授けるようにと、わたしをおつかわしになったそのかたが、わたしに言われた、『ある人の上に、御霊が下ってとどまるのを見たら、その人こそは、御霊によってバプテスマを授けるかたである』。
    34)わたしはそれを見たので、このかたこそ神の子であると、あかしをしたのである」。
    35)その翌日、ヨハネはまたふたりの弟子たちと一緒に立っていたが、
    36)イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」

    イエスキリストのバプテスマ
    (マタイによる福音書3章)
    13)そのときイエスは、ガリラヤを出てヨルダン川に現れ、ヨハネのところにきて、バプテスマを受けようとされた。
    14)ところがヨハネは、それを思いとどまらせようとして言った、「わたしこそあなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたがわたしのところにおいでになるのですか」。
    15)しかし、イエスは答えて言われた、「今は受けさせてもらいたい。このように、すべての正しいことを成就するのは、われわれにふさわしいことである」。そこでヨハネはイエスの言われるとおりにした。
    16)イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。
    17)また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

    ※マルコによる福音書1章、ルカによる福音書3章も参照

    サタンの誘惑を受ける
    (マタイによる福音書4章)
    1)さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。
    2)そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。
    3)すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。
    4)イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。
    5)それから悪魔は、イエスを聖なる都に連れて行き、宮の頂上に立たせて
    6)言った、「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい。『神はあなたのために御使たちにお命じになると、あなたの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを手でささえるであろう』と書いてありますから」。
    7)イエスは彼に言われた、「『主なるあなたの神を試みてはならない』とまた書いてある」。
    8)次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて
    9)言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。
    10)するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。
    11)そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御使たちがみもとにきて仕えた。

    ※マルコによる福音書1章、ルカによる福音書4章も参照

    (操作方法)右側の「+」付近をクリックすると聖句が広がって出てきます。
    そのあと、右側の「-」付近をクリックすると閉じます。

    ー 広告 ー

    Google広告の内容を変更する手順(興味のない広告は表示させない)はこちら

    福音書のイエスキリストの生涯からあなたは何を学びますか



    当ブログ内の関連ページ
    <聖典からの教訓>

    「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

    この物語からあなたは何を学びますか

    ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

    わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
    それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
    そのうちのいくつかをここに示しました。

    あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

    あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
    (ヨハネによる福音書5章39節)

    聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
    ここまで読んでくださったあなたへ
    あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
    地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

    わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

    神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

    ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

    聖書のオンライン版は
    https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
    または
    https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
    を参照してください。
    あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
    神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
    そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

    当ブログ内の関連ページ
    <聖典からの教訓>

    「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

    当記事を含む当ブログ内の記事はすべて、執筆者の個人的な見解です。いずれかの組織・団体を代表するものではありません。
    ー 広告 ー

    広告