モルモン書・ニーファイ第二書31章の要約と感想

ニーファイ第二書31章では、ニーファイがキリストの教義をわかりやすい言葉で説明している。救い主を信じ、悔い改めて、救い主に従ってバプテスマを受け、聖霊を受ける。世の誘惑や迫害に耐えて最後まで神さまに従い続けるならば、永遠の命に至る。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のニーファイ第二書31章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

モルモン書のニーファイ第二書31章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
ー 広告 ー

モルモン書・ニーファイ第二書31章の要約と感想

モルモン書のニーファイ第二書31章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
ニーファイ第二書31章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

キリストの教義

ニーファイが最後にキリストの教義について書き記している。
神さまは人が理解できるようにその人の言葉をつかって語られる。

主なる神、救い主は世に来られて、水でバプテスマを受けられた。
罪のない、聖い方が、神さまの戒めを守るために、
父なる神さまに従うことを示すために。

バプテスマのあと、聖霊が救い主のうえに降ってこられた。

父なる神さまのもとに戻る道が狭く、入る門が狭いことを示された。

救い主を信じ、悔い改めて、救い主に従い、バプテスマを受け、聖霊を受ける。

そうすると、火と聖霊によって罪の赦しを受ける。

これが門である。

この門から入って、救い主の模範に従う。

そうすると、聖霊によって天使の言葉を語るようになる。

その後、世の誘惑や迫害に耐え、最後まで耐え忍ぶものは救われる。

救い主を確固として信じ、
完全な希望の輝きを持ち、
神さまとすべての人を愛して、
救い主の言葉をよく学び、
力強く神さまの道を進み、
最後まで忠実であり続けるならば

永遠の命を受ける。

この方法以外に、人を救い、父なる神様のもとに帰る方法はない。
(1-21節)

参照聖句
聖霊が降る
(マタイによる福音書3章)
13)そのときイエスは、ガリラヤを出てヨルダン川に現れ、ヨハネのところにきて、バプテスマを受けようとされた。
14)ところがヨハネは、それを思いとどまらせようとして言った、「わたしこそあなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたがわたしのところにおいでになるのですか」。
15)しかし、イエスは答えて言われた、「今は受けさせてもらいたい。このように、すべての正しいことを成就するのは、われわれにふさわしいことである」。そこでヨハネはイエスの言われるとおりにした。
16)イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。
17)また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。
天使の言葉で語る
(ニーファイ第二書32章)
2)あなたがたは,聖霊を受けたら天使の言葉で語ることができるとわたしが言ったことを覚えていないのか。また,聖霊によらなければ,どうして天使の言葉で語ることができようか。
3)天使は聖霊の力で語る。したがって,天使はキリストの言葉を語る。さて,わたしは,キリストの言葉をよく味わうようにあなたがたに言った。見よ,キリストの言葉はあなたがたがなすべきことをすべて告げるからである。

まとめ

わたしたちは、神さまに近づくためにこの地上に来た。
救い主は父なる神さまの御心に完全に従っておられる。
御父がどのような方かを身をもって教えてくださっている。
御父に近づく、御父の性質を身に着ける、とは、すなわち、
救い主の行いを自分もできるようになる、ということである。

おまけ

20代のころに書いたメモ

ニーファイは明瞭なことを喜ぶ。主の御業は明瞭である。

キリストがパプテスマを受けたもう訳。
 天の御父の前に遜り、その戒めを守るという証明を世の人に示したもうた。
(肉体を受けたので)
 パプテスマの後、聖霊がくだる事など、人々に模範を示したもうた。
 キリストが御父に従ったように、私たちも従わなくてはならない。

パプテスマの後、聖霊を受ける条件
 心に留めておくこと
  一旦誓約を交わしてから破ることは、大きな罪である。
  終わりまで耐え忍ぶことによって、救いを得る。

天父が御子の言葉を認めたもうた。

人を神の王国に救う道(唯一の)について、
 キリストの教え、神会の教え、これより他にない。
 悔い改め、バプテスマ、聖霊の賜、キリストの言葉を味わいながら強く進む。
 (1Ne8:24)、終わりまで忍ぶ。

ー 広告 ー

モルモン書・ニーファイ第二書31章からあなたは何を学びますか



当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

当記事を含む当ブログ内の記事はすべて、執筆者の個人的な見解です。いずれかの組織・団体を代表するものではありません。
ー 広告 ー

広告