聖句ひとつひとつを読む際に、これはいつのことを言っているか、これはなんのことを指しているか、を想像(創造)し、自分に当てはめるとどういうことだろうと考えてみましょう
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
聖書の読み方、ヒントをご紹介します。
父なる神、子なる神、聖霊、人の関係
父なる神様、御子イエス・キリスト、聖霊は完全に一致した目的を持つ、それぞれ独立した存在
当記事の著者は、父なる神様、御子イエス・キリスト、聖霊はそれぞれ独立した存在であり、完全に一致した目的と思いを持っておられると信じています。
- アダムが堕落し、エデンの園から追放されたため、その子孫(全人類)は直接、父なる神と交流することができなくなりました
- 父なる神様は、御子イエス・キリストを証しするときにのみ、人に現れます
- 御子イエス・キリストは、父なる神様の代理人・仲保者として、父なる神様と人との仲立ちをしてくださいます
- 父なる神様の指示のもと、地球を創造されたのは、御子イエス・キリスト、すなわち、エホバです
- 旧約聖書の「主」はエホバ、神様の御子である、救い主イエス・キリストです。
聖書を読んでいて混乱することがあるのは、イエス・キリスト、すなわち、エホバが、神様の代理人として語るときもあり、ご自身の言葉を語るときもあるからです。
私たちも神様の子
- イエス・キリストだけではなく、人類はすべて、父なる神様の子どもです
- 神様の子として父のようになる可能性を持っています
- 私たちは清くない選択をすることもあるので、キリストは自らを贖いとして差し出し、私たちを救ってくださろうとしています
- 私たちがキリストに従ったとき、キリストの子となり、キリストの名で呼ばれ、キリストとともに家族として天の王国に住みます
神様は人に選択の自由を与えました
選択の自由とは人が自分で善と悪を選ぶ能力です。
人は善にも悪にも誘われ、思うままに選ぶため、知りながら悪(神様の勧めから離れる)を選ぶこともあります。
神様は人を救うために様々な助けを与えてくださいます
最も大きな助けは、救い主(イエス・キリスト)です。
イエス・キリストは自分の命を贖いの犠牲として捧げ、信じるすべての人の罪が赦される方法を備えてくださいました。
イエス・キリストは人が神様のみもとに帰るために何をすべきかを教えてくださいました。
聖書とは
聖書の中心
聖書の中心は、イスラエルの神(エホバ)が人を救いに導いていることです。
世の中の誘惑を乗り越え、神様の教え(訓戒、戒め)に従うことで祝福を得る、ということを教えています。
神様の教えは、ひとことで言うと、「神を愛すること、自分を愛するように隣人を愛すること」です。
10戒を含む、モーセの教えもここからはみ出してはいません。大切なのは、形ではなく、心(思いと思いから出る行動)です。
旧約聖書も新約聖書もイエス・キリストを証しする書物
数々の物語や詩や散文の中から、イエス・キリストの証を見つけてください。
神様が人に何を与えてくださっているか。
人に何を教えてくださっているか。
欲味わい、深く考えてください。
聖書全体のテーマ
- イエスキリストは、私たちの救い主、羊飼い、であり、どんなことがあっても、私たちを完全な愛のうちに導いておられる
- 罪の贖いは、イエスキリストの完全な犠牲のもと、個人の信仰と悔い改めを条件にしている
- 神様の戒め(訓戒)に従う時に救いを得る
- 戒めに従うとは形式を守ることではなく、心を神様に近づけること
人が存在するのは、(神様の戒めに従うことで)幸福になるためです。
神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
聖書の目的
- 人に人生の目的を示すこと
- 人生の目的とは、この世の誘惑に打ち勝ち、神様に近づくこと
- 神様に近づくための障害である罪を克服する方法を伝えること
- 神様に頼り、その教えに従う時に、平安と力を得ることを伝えること
- 神様の無限の愛を伝えること
自分に当てはめる
聖書は時代順でもなく、テーマ別でもありません。時代も混在し、取り上げるテーマも混在しています。
周囲の対立する国々の名称も、用いられる言葉も、直接それを指していることもあれば、象徴として用いられている場合もあります。
現在からみて、過去に起きたことも、これから起きることのひな形になる場合もあります。
拡大解釈することが読み解くカギになります。
聖句ひとつひとつを読む際に、これはいつのことを言っているか、これはなんのことを指しているか、を想像(創造)し、
自分に当てはめるとどういうことだろうと考えてみましょう