旧約聖書・エレミヤ書から学べる4つのこと:神様は人が神様のみもとに戻るようにずっと待っておられる

エレミヤ書には、当時のユダ王国の民に向けて語られた啓示とのちに起きることの啓示が記されています。
神様はずっとイスラエルの民が心を改めて神様のもとに戻ることを望んでおられたこと、民は背き続けたこと、そのために、神様の加護を失って、苦しみを受けたこと

テーマとしては神様の戒め(訓戒)に従う時に救いを得ること、戒めに従うとは形式を守ることではなく、心を神様に近づけることであることが記されています。

人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。
また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

旧約聖書のエレミヤ書は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

エレミヤはエルサレムが包囲され、バビロン捕囚が行われる時代の、ユダ王国(南王国)の預言者でした。
エレミヤは、神様の訓戒に反してエジプトに逃れようとする一団によってエジプトに連行されました。

エレミヤ書には、当時のユダ王国の民に向けて語られた啓示と、のちに起きることの啓示が記されています。

  • 神様はずっとイスラエルの民が心を改めて神様のもとに戻ることを望んでおられたこと
  • 民は背き続けたこと、そのために、民は神様の加護を失って、苦しみを受けたこと
  • 神様はアッスリヤやバビロンを使ってイスラエルの民を懲らしめること。それらの国が亡びること
  • のちにはイスラエルの民は再び神様のもとに戻り、苦しみから解放され、栄を得ること
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エレミヤ書から学べる4つのことをご紹介します。

エレミヤ書から学べる4つのこと:神様は人が神様のみもとに戻るようにずっと待っておられる

0.エレミヤ書の時代背景
1.エレミヤはユダの滅びが緊迫する中で預言者として召されました
2.ユダの民は聞き入れず、エレミヤを殺そうとしましたが、エレミヤは熱心に警告しました
3.エレミヤもイザヤも同じ啓示を受け、同じ警告をユダの人たちに伝えました
4.エレミヤはモーセの預言が成就したのを見ました

 

旧約聖書のエレミヤ書1章から52章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、参考聖句などです。

0.エレミヤ書の時代背景

エレミヤは、ユダの王ヨシア、エホアハズ、エホヤキム、エホヤキン、ゼデキヤの時代に、エルサレムに住んでいた預言者です。

  • ヨシア王は神様に忠実でした
  • エホアハズ王は3か月エルサレムで統治しましたが、その後、エジプトに引いていかれました
  • エホヤキム王は神様の前に悪を行い、バビロンの王ネブカデネザルがかせにつなぎました
  • エホヤキン王は神様の前に悪を行い、バビロンに連れていかれました
  • ゼデキヤ王は神様の前に悪を行い、バビロンの王にも背きました
  • ユダ王国はバビロンに滅ぼされ、残った人は、バビロンに捕囚されたもの、残るもの、エジプトに逃れる者に分かれました

ユダの民はエレミヤを通して、

  • バビロンに連れていかれる者は存命する。
  • エジプトに頼ってはならない、逃れてはならない、

と警告されましたが、
エルサレムに残った民はエレミヤを連れてエジプトに向かいました。<

それぞれの王様がどのようなことをしたかのまとめは旧約聖書・歴代志下の物語(ユダ王国の歴代の王様と国の状態)から学べること:神様に頼り、従うときに祝福を得る
(https://oosamu.blog/old-2-chr-001-1570.html)
を参照

1.エレミヤはユダの滅びが緊迫する中で預言者として召されました

エレミヤは生まれる前から、預言者の召しを受けていました。

エレミヤは地上でその召しを与えられた時、その責任の大きさにひるみました。

民の罪悪を暴き、非難し、かたくなな彼らを正しい道に戻るように説得することは難しいと思ったからです。

神様は、エレミヤを励まし、神様の守りが与えられると約束されました。

預言者の責任を受けたエレミヤの生涯はけわしいものでしたが、常に神様がともにいてくださいました。

2.ユダの民は聞き入れず、エレミヤを殺そうとしましたが、エレミヤは熱心に警告しました

神様はエレミヤを通して、繰り返し繰り返し、ユダの民(イスラエルの民)に、警告を与えられました。

神様に背くならば、祝福を失い、苦難を味わう。
神様に立ち返るなら、敵から守られ、栄える、と。

自分たちの心が神様の訓戒(戒め)にかたく結びつかない限り、
神様の祝福(守り)を得られない。かえって、
契約の民ではなくても、神様の訓戒(戒め)を守り、貧しい人を助ける人は、
神様の祝福(守り)を得るのだと。

民の重なる背信行為に対しても、神様は、ずっと、心を入れ替えて戻ってくることを待っておられました

しかし、ユダの指導者や民は、イスラエル(北王国)が滅びたことを知ったのちも、
エレミヤの言葉を受け入れず、自分たちの思いのままに生活し、貧しい人を虐げ続けました。

ユダの指導者や民は、先祖の契約を言い訳に自分たちの特権を主張し、
形式的に神殿の儀式を守ることで、自分たちの心が神様から離れていても
神様の守りが得られると思い違いをしていました。

また、偽預言者があらわれて、エレミヤの警告を否定し、民に安全を保障しました。

そのような状況の中、エレミヤは神様にユダの民を救ってくださるように嘆願を続けます。

エレミヤは民を心から愛していたので、迫害を受けても、民の幸福を願い、民を正しい道に戻そうとしていました

民は、エレミヤの熱心な警告にたいし、エレミヤの命を取ろうと計画するようになりました。

エレミヤは泥の中に沈められたり、強制的にエジプトに連れていかれのです。

3.エレミヤもイザヤも同じ啓示を受け、同じ警告をユダの人たちに伝えました

神様の預言者としてエレミヤもイザヤも同じ啓示を受け、同じ警告をユダの人たちに伝えました。
エレミヤはイザヤと同様にユダ王国が滅びた後のイスラエルについて啓示を受けました。
また、イザヤと同様に、悔い改めて、神様の戒め(訓戒)に従うなら、救い(平安)を得、神の御許(みもと)に戻れると宣言しました

ユダの民はバビロンに連れていかれるが、バビロンは70年たつと滅びる、70年たつとユダの民は先祖の地に戻ってくる、と預言しました。

イザヤ書と重なる部分については、イザヤ書のまとめ(https://oosamu.blog/old-isa-001-1637.html)を参照してください

4.エレミヤはモーセの預言が成就したのを見ました

申命記28章(https://oosamu.blog/old-deut-001-1442.html)に記されたモーセの預言は成就しました。

  • イスラエルの民も、自分たちの力を誇るようになり、神様との契約を忘れ、他の神々・偶像を拝み、不正をし、不公平な裁きをし、仲間を虐げ、清さを失うなら、滅ぼされ、地の隅々にまで散らされること。
    申命記 28章 参照

申命記30章(https://oosamu.blog/old-deut-001-1442.html)に記された預言も成就することでしょう。

  • しかし、神様は、アブラハム・イサク・ヤコブとの契約を覚えていてくださるので、イスラエルの民の子孫が神様のことを思い出し、従うようになるなら、また祝福を受けることができること。
    申命記 30章 参照

モーセも、イザヤも、エレミヤも、そして、すべての預言者が

  • 契約の民、イスラエルが世界中に散らされ、
  • 末の日に、イスラエルの民が集めれられるときに、周囲の民や海の島々の民にも福音が伝えられ、
  • 彼らも神様を知って神の民(イスラエル)となる

という啓示を受けています。

エレミヤ書からいくつかの聖句を抜粋

(操作方法)右側の「+」付近をクリックすると聖句が広がって出てきます。
そのあと、右側の「-」付近をクリックすると閉じます。

エレミヤの召し
(エレミヤ1章)
4節) 主の言葉がわたしに臨んで言う、
5節) 「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万国の預言者とした」。
6節) その時わたしは言った、「ああ、主なる神よ、わたしはただ若者にすぎず、どのように語ってよいか知りません」。
7節) しかし主はわたしに言われた、「あなたはただ若者にすぎないと言ってはならない。だれにでも、すべてわたしがつかわす人へ行き、あなたに命じることをみな語らなければならない。
8節) 彼らを恐れてはならない、わたしがあなたと共にいて、あなたを救うからである」と主は仰せられる。
9節) そして主はみ手を伸べて、わたしの口につけ、主はわたしに言われた、「見よ、わたしの言葉をあなたの口に入れた。
10節) 見よ、わたしはきょう、あなたを万民の上と、万国の上に立て、あなたに、あるいは抜き、あるいはこわし、あるいは滅ぼし、あるいは倒し、あるいは建て、あるいは植えさせる」。16節) わたしは、彼らがわたしを捨てて、すべての悪事を行ったゆえに、わたしのさばきを彼らに告げる。彼らは他の神々に香をたき、自分の手で作った物を拝したのである。
17節) しかしあなたは腰に帯して立ち、わたしが命じるすべての事を彼らに告げよ。彼らを恐れてはならない。さもないと、わたしは彼らの前であなたをあわてさせる。
18節) 見よ、わたしはきょう、この全国と、ユダの王と、そのつかさと、その祭司と、その地の民の前に、あなたを堅き城、鉄の柱、青銅の城壁とする。
19節) 彼らはあなたと戦うが、あなたに勝つことはできない。わたしがあなたと共にいて、あなたを救うからである」と主は言われる。

(エレミヤ36章)
1節) ユダの王ヨシヤの子エホヤキムの四年に主からこの言葉がエレミヤに臨んだ、
2節) 「あなたは巻物を取り、わたしがあなたに語った日、すなわちヨシヤの日から今日に至るまで、イスラエルとユダと万国とに関してあなたに語ったすべての言葉を、それにしるしなさい。
3節) ユダの家がわたしの下そうとしているすべての災を聞いて、おのおのその悪い道を離れて帰ることもあろう。そうすれば、わたしはそのとがとその罪をゆるすかも知れない」。

エレミヤは警告の声をあげたために命をねらわれる
(エレミヤ18章)
18節) 彼らは言った、「さあ、計略をめぐらして、エレミヤを倒そう。祭司には律法があり、知恵ある者には計りごとがあり、預言者には言葉があって、これらのものが滅びてしまうことはない。さあ、われわれは舌をもって彼を撃とう。彼のすべての言葉に、心を留めないことにしよう」。

(エレミヤ26章)
8節) エレミヤが主に命じられたすべての言葉を民に告げ終った時、祭司と預言者および民はみな彼を捕えて言った、「あなたは死ななければならない。

(エレミヤ36章)
24節) 王とその家来たちはこのすべての言葉を聞いても恐れず、またその着物を裂くこともしなかった。

(エレミヤ38章)
6節) そこで彼らはエレミヤを捕え、監視の庭にある王子マルキヤの穴に投げ入れた。すなわち、綱をもってエレミヤをつり降ろしたが、その穴には水がなく、泥だけであったので、エレミヤは泥の中に沈んだ。

ユダ(イスラエル)の背信を責める
(エレミヤ2章)
18節) あなたがナイルの水を飲もうとして、エジプトへ行くのは何のためか。またユフラテの水を飲もうとして、アッスリヤへ行くのは何のためか。
19節) あなたの悪事はあなたを懲らしめ、あなたの背信はあなたを責める。あなたが、あなたの神、主を捨てることの/悪しくかつ苦いことであるのを見て知るがよい。わたしを恐れることがあなたのうちにないのだ」と/万軍の神、主は言われる。
27節) 彼らは木に向かって、『あなたはわたしの父です』と言い、また石に向かって、『あなたはわたしを生んでくださった』と言う。彼らは背をわたしに向けて、その顔をわたしに向けない。しかし彼らが災にあう時は、『立って、われわれを救いたまえ』と言う。
35節) あなたは言う、『わたしは罪がない。彼の怒りは、決してわたしに臨むことがない』と。あなたが『わたしは罪を犯さなかった』と/言うことによって、わたしはあなたをさばく。

(エレミヤ4章)
22節) 「わたしの民は愚かであって、わたしを知らない。彼らは愚鈍な子どもらで、悟ることがない。彼らは悪を行うのにさといけれども、善を行うことを知らない」。

(エレミヤ5章)
23節) ところが、この民には強情な、そむく心があり、彼らはわき道にそれて、去ってしまった。

(エレミヤ7章)
9節) あなたがたは盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香をたき、あなたがたが以前には知らなかった他の神々に従いながら、
10節) わたしの名をもって、となえられるこの家に来てわたしの前に立ち、『われわれは救われた』と言い、しかもすべてこれら憎むべきことを行うのは、どうしたことか。

(エレミヤ35章)
15節) わたしはまた、わたしのしもべである預言者たちを、しきりにあなたがたにつかわして言わせた、『あなたがたは今おのおのその悪い道を離れ、その行いを改めなさい。ほかの神々に従い仕えてはならない。そうすれば、あなたがたはわたしがあなたがたと、あなたがたの先祖に与えたこの地に住むことができる』と。しかしあなたがたは耳を傾けず、わたしに聞かなかった。

懲らしめを与える理由
(エレミヤ6章)
8節) エルサレムよ、戒めを受けいれよ。さもないと、わたしはあなたから離れ、あなたを荒れ地とし、住む人のない地とする」。
19節) 地よ、聞け。見よ、わたしはこの民に災をくだす。それは彼らのたくらみの実である。彼らがわたしの言葉に気をつけず、わたしのおきてを捨てたからである。

(エレミヤ5章)
19節) あなたの民が、『どうしてわれわれの神、主はこれらのすべての事をわれわれになされたのか』と言うならば、あなたは彼らに答えなければならない、『あなたがたがわたしを捨てて、自分の地で異なる神々に仕えたように、あなたがたは自分のものでない地で異邦の人に仕えるようになる』と」。

(エレミヤ11章)
10節) 彼らは、わたしの言葉を聞くことを拒んだその先祖たちの罪に立ち返り、またほかの神々に従ってそれに仕えた。イスラエルの家とユダの家とは、わたしがその先祖たちと結んだ契約を破った。
11節) それゆえ主はこう言われる、見よ、わたしは災を彼らの上に下す。彼らはそれを免れることはできない。彼らがわたしを呼んでも、わたしは聞かない。

(エレミヤ25章)
8節) それゆえ万軍の主はこう仰せられる、あなたがたがわたしの言葉に聞き従わないゆえ、
9節) 見よ、わたしは北の方のすべての種族と、わたしのしもべであるバビロンの王ネブカデレザルを呼び寄せて、この地とその民と、そのまわりの国々を攻め滅ぼさせ、これを忌みきらわれるものとし、人の笑いものとし、永遠のはずかしめとすると、主は言われる。

バビロンが滅びる
(エレミヤ50章)
18節) それゆえ万軍の主、イスラエルの神は、こう言われる、見よ、わたしはアッスリヤの王を罰したように、バビロンの王とその国に罰を下す。

(エレミヤ51章)
64節) そして言いなさい、『バビロンはこのように沈んで、二度と上がってこない。わたしがこれに災を下すからである』と」。

イスラエルは再び栄えを与える
(エレミヤ3章)
14節) 主は言われる、背信の子らよ、帰れ。わたしはあなたがたの夫だからである。町からひとり、氏族からふたりを取って、あなたがたをシオンへ連れて行こう。
17節) そのときエルサレムは主のみ位ととなえられ、万国の民はここに集まる。すなわち主の名のもとにエルサレムに集まり、かさねて、かたくなに自分の悪い心に従うことはしない。

(エレミヤ4章)
1節) 主は言われる、「イスラエルよ、もし、あなたが帰るならば、わたしのもとに帰らなければならない。もし、あなたが憎むべき者を/わたしの前から取り除いて、ためらうことなく、
2節) また真実と正義と正直とをもって、『主は生きておられる』と誓うならば、万国の民は彼によって祝福を受け、彼によって誇る」。

(エレミヤ16章)
14節) 主は言われる、それゆえ、見よ、こののち『イスラエルの民をエジプトの地から導き出した主は生きておられる』とは言わないで、
15節) 『イスラエルの民を北の国と、そのすべて追いやられた国々から導き出した主は生きておられる』という日がくる。わたしが彼らを、その先祖に与えた彼らの地に導きかえすからである。
16節) 主は言われる、見よ、わたしは多くの漁夫を呼んできて、彼らをすなどらせ、また、そののち多くの猟師を呼んできて、もろもろの山、もろもろの丘、および岩の裂け目から彼らをかり出させる。

(エレミヤ24章)
5節) 「イスラエルの神、主はこう仰せられる、この所からカルデヤびとの地に追いやったユダの捕われ人を、わたしはこの良いいちじくのように顧みて恵もう。
6節) わたしは彼らに目をかけてこれを恵み、彼らをこの地に返し、彼らを建てて倒さず、植えて抜かない。
7節) わたしは彼らにわたしが主であることを知る心を与えよう。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。彼らは一心にわたしのもとに帰ってくる。

(エレミヤ29章)
12節) その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。
13節) あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、
14節) わたしはあなたがたに会うと主は言われる。わたしはあなたがたの繁栄を回復し、あなたがたを万国から、すべてわたしがあなたがたを追いやった所から集め、かつ、わたしがあなたがたを捕われ離れさせたそのもとの所に、あなたがたを導き帰ろうと主は言われる。

(エレミヤ30章)
18節) 主はこう仰せられる、見よ、わたしはヤコブの天幕を再び栄えさせ、そのすまいにあわれみを施す。町は、その丘に建てなおされ、宮殿はもと立っていた所に立つ。
22節) あなたがたは、わたしの民となり、わたしはあなたがたの神となる」。

(エレミヤ31章)
10節) 万国の民よ、あなたがたは主の言葉を聞き、これを遠い、海沿いの地に示して言いなさい、『イスラエルを散らした者がこれを集められる。牧者がその群れを守るようにこれを守られる』と。
34節) 人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。それは、彼らが小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからであると主は言われる。わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪を思わない」。

(エレミヤ32章)
37節) 見よ、わたしは、わたしの怒りと憤りと大いなる怒りをもって、彼らを追いやったもろもろの国から彼らを集め、この所へ導きかえって、安らかに住まわせる。
38節) そして彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。
39節) わたしは彼らに一つの心と一つの道を与えて常にわたしを恐れさせる。これは彼らが彼ら自身とその後の子孫の幸を得るためである。
40節) わたしは彼らと永遠の契約を立てて、彼らを見捨てずに恵みを施すことを誓い、またわたしを恐れる恐れを彼らの心に置いて、わたしを離れることのないようにしよう。
41節) わたしは彼らに恵みを施すことを喜びとし、心をつくし、精神をつくし、真実をもって彼らをこの地に植える。

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ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

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あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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