また、神様の訓戒(命令・戒め)に従おうと努力するときに、神様の祝福を受け、人生で出会ういろいろな出来事を通して強められていくことが示されています。
人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
旧約聖書の申命記は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
神様の訓戒に従う時に祝福を受けて強くなれる。従わないときに祝福を失って滅びに向かう。
申命記から学べる3つのことをご紹介します。
申命記から学べる3つのこと:神様の訓戒に従う時に祝福を受けて強くなれる
申命記には、イスラエルの民を40年にわたって導いたモーセが自分は約束の地に入ることができないと知って、最後にイスラエルの民に贈った訓戒(命令)が記録されています。
そこには、モーセの愛情と、イスラエルの民が背いてもいつまでも待ち続ける神様の愛情が示されています。
2.神様は、今のあなたがどうであっても、あなたがへりくだって神様に従おうと努力し始めると、祝福を授けてくださいます
3.人は、自分の力を誇らず、力の源である神様に従う時に祝福を受けます
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、上記で示した範囲以外の聖句などです。
他の聖典などでどのように解説されているかを示すために載せています。
ひとつひとつ簡単に解説します。
1.神様は、あなたに、人生の経験を通して、信仰を学び、強くなってほしいと願っておられます
つらい経験も試練、試しの時であり、神様を信じて正しく生きるなら、その経験はあなたを清め、信仰を強くするための機会になります。
これが申命記から学べることのひとつです。
神様は、荒野での経験は彼らが清められ、信仰を強くするための訓練・試練・試験であったことを(モーセを通して)民に語られました。
(申命記8章 参照)
2.神様は、今のあなたがどうであっても、あなたがへりくだって神様に従おうと努力し始めると、祝福を授けてくださいます
モーセは、イスラエルがすぐにも、神様を忘れ、戒めの言葉を付け加えたり変更したりして、ないがしろにして、滅びへと向かい始めることを知っていました。
(申命記 4章2節 31章26節から29節参照)
モーセは、何度も繰り返して、神様を忘れないように民に伝えます。
しかし、イスラエルの民は、モーセの預言の通り、神様の契約をなおざりにし、神様の訓戒(戒め・命令)の本質から離れていきました。
その結果、(申命記 28章)に予言されている悲惨な出来事が現実になりました。
最後は、ローマによって滅ぼされました。
それでも、神様は、アプラハムとの契約を覚えていてくださり、神様に頼ろうとする人を助けて、祝福を授けようとしてくださっています。
(申命記 30章 参照)
同じように、神様は、今のあなたがどうであっても、あなたがへりくだって神様に従おうと努力し始めると、祝福を授けてくださいます。
3.人は、自分の力を誇らず、力の源である神様に従う時に祝福を受けます
祝福と呪いは背中合わせです。
たとえ、神様を忘れていても振り向くとそこに神様はいます。その逆もしかり。
イスラエルの民は、神様の祝福を当然のこととし、自分たちの欲求が満たされないと不平を言い、感謝を忘れ、神様の戒めをないがしろにして滅びへの道を歩んでいきました。
モーセたちが懸命に愛情をもって教え導き、民も何度も懲らしめられました。
それでも、正しい道からそれていきました。
神様への感謝を忘れたとき、人は堕落をし始めます。
その逆に、自分の力を誇らず、力の源である神様に万事を感謝して、その訓戒従う時に祝福を受けます。
申命記には、モーセの民に対する愛情と心配を込めた遺書として以下のことが書かれています
- 神様がアブラハム・イサク・ヤコブと契約をされたこと。
- 神様はその契約を覚えておられて、子孫であるイスラエルの民とも契約をされたこと。
- 神様はヤコブの子孫(イスラエルの民)を増やし、守り、導かれたこと。
- イスラエルの民はかたくなで、神様の訓戒(戒め・命令)に反抗することが度々で何度も滅ぼされそうになったこと。
- イスラエルの民が、いつまでも神様との契約を覚え、子孫にも教え、伝え、いつも神様も覚えていて、神様の戒め(訓戒・命令)を思い出して、守り続ければ、豊かな祝福を受けること。
- 民の中から悪と悪の芽を「徹底的に」取り除く、子どもが正しい生活をするように教える、貧しい人を助け、他人の過ちをゆるすこと。
- 王をたてようとするときには、正しい人を選ぶこと。王に選ばれた人は、軍備に財を使わず、妻を増やさず、自分を富ませないように、神様の戒めを常に学び行うようにすること。
- 人を恐れず、神様を絶対として従うこと。
- 自分たちのことを誇らないようにすること。
- イスラエルの民が約束の地に入るときに、そこに住んでいるカナン人たちを滅ぼすが、それは、その人たちよりも、イスラエルの民が優れているからではなく、カナン人たちの悪が満ちたからであること。
13)時に主はアブラムに言われた、「あなたはよく心にとめておきなさい。あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう。
14)しかし、わたしは彼らが仕えたその国民をさばきます。その後かれらは多くの財産を携えて出て来るでしょう。
16)四代目になって彼らはここに帰って来るでしょう。アモリびとの悪がまだ満ちないからです」。
18)その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、/「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。
19)すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、
20)ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、
21)アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」
(創世記15章13節~21節) - イスラエルの民も、自分たちの力を誇るようになり、神様との契約を忘れ、他の神々・偶像を拝み、不正をし、不公平な裁きをし、仲間を虐げ、清さを失うなら、滅ぼされ、地の隅々にまで散らされること。
(申命記 28章 参照) - しかし、神様は、アブラハム・イサク・ヤコブとの契約を覚えていてくださるので、イスラエルの民の子孫が神様のことを思い出し、従うようになるなら、また祝福を受けることができること。
(申命記 30章 参照)
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