旧約聖書・創世記・アダムとエバの物語から学べる6つのこと:神様の計画

旧約聖書の創世記のアダムとエバの物語は、あなたがこの世に生きている理由・目的、生きているといろいろと惑わされることが多い理由が示されています。
人が存在するのは、(神様の戒めに従うことで)幸福になるためです。
人が惑わされることが多いのは、神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えるからです。
神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

旧約聖書の創世記1章から3章にアダムとエバの物語があります。
この短い物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

創世記はのちの時代に啓示を受けたモーセが記録したものです。
モーセは世の始まりからの出来事を啓示によって見ることができ
自分の民が神様のこと、神様が先祖と交わした約束のことを知り、
神様の戒め(訓戒)に従うことができるように記録に残しました。

アダムとエバの物語から学べる6つのことをご紹介します。

アダムとエバの話から学べる6つのこと(創世記1章~3章

1.神様は、あなたのために、準備し、計画して、地球を作られました。
2.神様は、あなたを神様のかたちに作られました。
3.神様は、あなたが神様のルールを守って生きるように求めておられます。
4.あなたを神様から引き離すために、ルールを破るように勧める敵がいます。
5.あなたはいつか永遠の命を得ます。

旧約聖書の創世記1章~3章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、上記で示した範囲以外の聖句などです。
他の聖典などでどのように解説されているかを示すために載せています。

ひとつひとつ簡単に解説します。

1.神様は、あなたのために、準備し、計画して、地球を作られました

創世記は、神様が地を作り、その上に人を置くまでの物語から始まります。そこで神様は7日目に人を置いて休まれました。つまり、神様が天地を創造されたのは人をそこに置くためだったのです。
天地創造は偶然でも気まぐれでもなく、計画され、準備され、順序だてて実行されました。ひとつの段階が終わるたびに結果を見て「よし」とされたのです。

神様は「あなた」のために、準備し、計画して、地球を作られました。これが創世記の初めの3つの章から学べることのひとつです。

2.神様は、あなたを神様のかたちに作られました

神様は神様のかたちに人を作られました。つまりあなたは神様のかたちにつくられ、内面も神様に似たものとなる性質を持っているのです。あなただけではなく、まわりにいるすべての人がそうなのです。

3.神様は、あなたが神様のルールを守って生きるように求めておられます

ひとを作られた後、神様は人にルールを与えました。
そのルールのひとつを守らなかったために罰を受けることになります。

あなたの心の中には「良心」があります。良心はルールを教えてくれます。
良心の教えるルールに背くとき、良心が痛みます

4.あなたを神様から引き離すために、ルールを破るように勧める敵がいます

神様がすこし離れている間に、サタンがきて、エバに、「死ぬことはない」し「神のように善悪を知る者となる」ので禁じられた実を食べるように誘います。

「死ぬことはない」は嘘です。
エバが実を食べるように、サタンは「死ぬことはない」と嘘をつきました。

「神のように善悪を知る者となる」は真実です。
エバは神のようになる、と聞いて、食べたいと思いました。

サタンは狡猾です。
神様からの影響を受けなくなるとやってきて、望んでいるものを得るために正しくないことをするように誘います。

5.アダムはエバのそばにいることを選びました

アダムは惑わしには屈しませんでした。

またアダムは惑わされなかったが、女は惑わされて、あやまちを犯した。
(新約聖書 テモテへの第一の手紙 2章14節)

しかし、エバが食べたことを知り、神様の戒めに背くことを承知で食べることにしました
それはエバと離れないためでした。
アダムは、二つの戒めを両方を守れないとわかって、最初に与えられた戒めを守ることにしたのです。

6.あなたはいつか永遠の命を得ます

アダムとエバが肉体の死と霊の死を味わうものとなったのち、神様は命の木からとって食べることのないように守らせました。
しかし、命の木を取り上げてしまわれたわけではなく、神様が許されれば、人が命の木の実を食べて永遠に生きることができるのです。

(霊の死)アダムの背きにより、エデンの園から追い出され、神様に直接まみえることができなくなりました。
(肉体の死)アダムの背きにより、人は現世で得た肉体を「死」によって失うことになりました。

(命の木)イエス・キリストの贖いにより、死を克服する道が備えられました

20)しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。
21)それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。
22)アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである
(新約聖書 コリント人への第一の手紙 15章20節から22節)

(おまけ)アダムもエバも神様に正直に対応しました

神様に禁じられた実を食べた理由を尋ねられた時に、
 アダムはエバが取ってくれたので食べた、と答え
 エバはへびにだまされたので食べた、と答えます。
これは、正直に自分のしたことを認め、事実を述べただけで、
責任転嫁しようとしたのではありません。

結果として、アダムもエバも神様から罰を受け、
エデンの園から追い出され、死すべきものとなりました。

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アダムとエバの物語からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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