こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
教義と聖約の2章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
教義と聖約を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
教義と聖約2章から学んだことをご紹介します。
教義と聖約2章から学べる8つのこと:先祖と子孫の救いのつながり
2.地が荒廃することを防ぐため先祖と子孫を結び合わせる
3.福音を知らずにこの世を去った人たちも救いを得る
4.救い主の福音は死者にも述べ伝えられる
5.救いを得るための儀式を行う力が回復される
6.生きている人と世を去った人を結ぶ力
7.救いを得るための儀式が回復された
8.大いなる恐るべき日が来る前まで回復の業はすすむ
引用符「」で示しているのは、参考聖句などです。
右側の「+」付近をクリックすると聖句が広がって出てきます。
1.Joseph Smithの祈りに応える形で与えられた啓示(示現)
青少年であったJoseph Smithの祈りに応えて、訪れた天使が一晩に3度も繰り返したメッセージ。
Joseph Smithが祈り求めたのは、神さまの前での自分の状態と立場を知ることだった。
Joseph Smithは福音を回復するよう召されていた。彼にはたくさんの為すべきことがあった。神さまは彼が自分の使命を知ろうと熱心に祈ることをご存知だった。そしてその時が来た。
あなたも、自分の使命や今日すべきことを祈り求めるとき、実施する決意があるなら、答えを得るでしょう。
- Joseph Smithの嘆願
2.地が荒廃することを防ぐため先祖と子孫を結び合わせる
Joseph Smithの祈りに対する答えは、地が荒廃することを防ぐため先祖と子孫を結び合わせる必要があるとのことだった。
つまり、先祖の救いなしに、子孫の救いはなく、子孫の救いなしに先祖の救いもないと、いうものだった。
Joseph Smithの使命は、地上でその儀式を行えるように準備することだった。
- 先祖と子孫を結びつける
3.福音を知らずにこの世を去った人たちも救いを得る
アダムから始まった地球の人類はノアの時代に再スタートしたが、そのあとも人々の心は神さまから離れていった。
ノアの子孫にあたるアブラハムは先祖に与えられた救いを自分も得ようと、神様に立ち返った。
神様はアブラハムと契約し、アブラハムの子孫によって世のすべての人にキリストの福音を伝え、受け入れる人を救おうとされた。
神さまは、福音を知らないひとには、その知識の範囲内で良心に従い、善を行ったかどうかで救う道が備えられた。その結果、幼いまま世を去った子どもたちも含めて多くの人が救われている。
- すべての人の復活と裁き
4.救い主の福音は死者にも述べ伝えられる
この世を生きている間に、救い主の福音を知る機会がなかった人たちも、死後の世界で福音を聴く機会にあずかる。
福音を知らずに亡くなった私たちの先祖は死後の世界で福音を受け入れれば、この世に生きる人たちと同様に、救い主を信じ、悔い改めることで、永遠の祝福を受けることが可能になる。
- 死者への伝道
5.救いを得るための儀式を行う力が回復される
この天使の訪れ(1823年9月)からJoseph Smithが亡くなる(1844年6月)までの21年間に、回復された福音を受け入れた人たちは、数々の厳しい迫害の中で、多くの人に福音を伝え、貧しい中で神殿を建設した。
神さまは福音とともに、神権と神権の鍵を回復してくださった。
エリヤは結び固めの鍵を預かっていた。この力によって、先祖と子孫は永遠に結ばれることができるのである。
生きている人も世を去ったひとも救いを得るための儀式を行うための力の回復のために、主の宮居(神殿)が必要であった。
- エリヤの訪れ
6.生きている人と世を去った人を結ぶ力
結び固めの力・神権のひとつの鍵は、エリヤにも預けられていたが、ほかの預言者にも同様の力が与えられていた。
この力によって、地上で行われる儀式が永遠に効力を持つものになるのである。この力がなければ、地上で行われる儀式は死によって効力を失うのである。
- 結び固めの力
7.救いを得るための儀式が回復された
神殿の業が回復されたのち、間もなく、Joseph Smithは命を失った。
彼は与えられた使命を果たすため、神殿での儀式を回復するように命じられていた。それは、死者のための身代わりのバプテスマをはじめとする神殿で行われる儀式である。
この世にかかわる儀式は、死後の世界では受けることができないため、身代わりで受けることになる。身代わりで受ける儀式は今はすべて神殿内で行われる。
Joseph Smithは、神様から求めらえた使命をなし終えて、この世を去ったのである。
- 死者のバプテスマ
8.大いなる恐るべき日が来る前まで回復の業はすすむ
Joseph Smithたちの働きを通して、先祖と子孫を結ぶ力と儀式は回復された。しかしそれらは目的ではなく手段であり、神様の目的は、人を救うことである。
回復の業は終わってもいないし、止まってもいない。これからも神殿は世界に建てられ、その中で行われる救いの儀式にあずかる先祖や子孫も増えていく。
そしていつか、先祖なしに子孫が救われない、という意味をはっきりと知ることができるようになるだろう。
アダムが作られてから、脈々と続き、現在の私たちに至るつながり。先祖がいなければ私たちはこの地上に存在することはなかった。先祖の多くは遠い子孫に知られることなく世を去っていった。いつかそのつながりを見出して喜びに満たされたいと願う。
近い将来、大いなる恐るべき日が来る。それまで回復の業は進むし、その後も、先祖と子孫を結ぶ救いの業は行われ続けるだろう。
- 大いなる日 恐るべき日