ニーファイ人が悔い改めなければ災いを受ける。
レーマン人は真理を知ってから義に適った民となり、将来にわたって神さまの祝福を受け、不信仰に陥っても、滅びることなく再び真理を知るようになる。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のヒラマン書15章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・ヒラマン書15章の要約と感想
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レーマン人の預言者サムエルの預言
悔い改めなければ
ニーファイ人は神さまに選ばれ、愛された民であった。
神さまはニーファイ人を愛しておられたので,彼らが罪悪を犯した日に彼らを懲らしめられた。
ので
「悔い改めなければ」ニーファイ人に起きること。
ニーファイ人の家は荒れ果てたまま残される。
ニーファイ人の婦人たちは乳を飲ませる日に嘆き悲しむ。
ニーファイ人は逃げようとするが,避け所となる場所がない。
子供を宿している婦人たちは身重で逃げられないので、踏みにじられ,置き去りにされて死ぬ。
ニーファイ人は自分たちに示されるこれらのしるしと不思議をすべて見るときに,悔い改めなければ災いである。
レーマン人の方がニーファイ人よりも幸いである。
ヒラマン書15章
17)また見よ,主は,ニーファイ人の民について,『もし彼らが悔い改めてわたしの思いを行うように努めなければ,わたしが彼らの中で行ってきた多くの力ある業にもかかわらず,彼らは不信仰であるので,わたしは彼らをことごとく滅ぼそう。主が生きているように確かに,これらのことは行われる』と言われる。」
(1-3節、14節、17節)
マタイによる福音書23章
37)ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
38)見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。
箴言3章
12)主は、愛する者を、戒められるからである、あたかも父がその愛する子を戒めるように。
ヘブル人への手紙12章
5)また子たちに対するように、あなたがたに語られたこの勧めの言葉を忘れている、「わたしの子よ、主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。
6)主は愛する者を訓練し、受けいれるすべての子を、むち打たれるのである」。
11)すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。
教義と聖約95章
1)まことに,主は,愛するあなたがたにこのように言う。そして,わたしはまた,愛する者たちを懲らしめる。それは,彼らの罪が赦されるためである。わたしは懲らしめるとともに,すべてのことにおいて彼らが誘惑から救い出される道を備えるからである。わたしはあなたがたを愛してきた。
モルモン書のアルマ書9章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要がありま[…]
レーマン人に与えられた約束
レーマン人の先祖の言い伝えが正しくなかったので、行いがいつも悪く、神さまはレーマン人を憎んでこられた。
ニーファイ人の宣教によって,レーマン人がキリストを信じるようになり、救いがレーマン人に与えられ,神さまは彼らの時代を引き延ばされた。
レーマン人の大半が自分の義務の道にあり,神の御前を注意深く歩み,モーセの律法に従って神の戒めと神の掟と神の裁決を守るように努めている。
レーマン人は,同胞にも真理を知らせようと熱心に勤勉に努めているので,日々彼らの仲間に加わる者が多い。
レーマン人の多くは今真理を知っており,彼らの先祖の言い伝えが邪悪で忌まわしいことも知っており,書き記されている聖なる預言者たちの預言を信じている。
レーマン人は神さまを信じる信仰と悔い改めに導かれ,信仰と悔い改めはレーマン人に心の変化をもたらしている。
信仰の道に入ったレーマン人は皆,信仰において,自由を得させた事柄において確固として堅固である。
レーマン人は自分たちの武器を埋めてしまい、決して罪を犯してはならないと思い,武器を取ることを恐れている。
レーマン人が罪を犯すのを恐れている。
レーマン人は敵に踏みにじられて殺されるに任せ,敵に対して剣を振り上げようとしない。
レーマン人は自分の信じていることを信じる確固とした強さがあり,一度啓発されると固く守り通す強さもあるので,レーマン人が罪悪を犯したにもかかわらず,神さまは将来彼らを祝福し,レーマン人はの時代を引き延ばされる。
レーマン人が、将来、不信仰に陥ったとしても,神さまはレーマン人の時代を引き延ばされ,再び、真理–贖い主、まことの羊飼いを知る知識–が知らされ、その羊飼いの羊の中に数えられる。
末の時代における神さま約束はレーマン人に与えられている。
レーマン人は多くの苦難に遭い,地の面であちらこちらへ追い立てられ,狩り出され,打たれ,広く散らされて,避け所となる場所がなくなるにもかかわらず,神さまはレーマン人はに憐れみをかけられ、完全には滅びることなく、神さまの知恵にかなう日に,レーマン人は再び神さまに立ち返る。
(4-16節)
モルモン書のアルマ書24章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があり[…]
ニーファイ第二書30章
5)そして,イエス・キリストの福音が彼らの中で告げ知らされる。それゆえ彼らは,自分たちの先祖についての知識を再び得て,また先祖の中で知られていたイエス・キリストについての知識も得るようになる。
6)そこで彼らは,それが神の手から自分たちに与えられた祝福であることを知って,喜ぶであろう。また,暗黒のうろこが彼らの目からはがれ始め,多くの世代が過ぎないうちに,彼らは清い,喜ばしい民になる。
7)そして,散らされているユダヤ人もキリストを信じ始め,地の面に集まり始める。そして,キリストを信じる者は皆,喜ばしい民になる。
おまけ
ニーファイ人の中にはこれまで多くの事が示された。
悔い改めないと、主は民を愛しているので、罪を犯す度にこらしめたもうた。
レーマン人は悔い改めて主の道に入った。
固い信仰。
レーマン人に対する予言の確かなこと。
主の約束のためにレーマン人は守られる。
(無信仰となっても、末日に主の約束を受ける。)
予言者として充分な知識がある。