こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
旧約聖書のナホム書1章から3章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
- エジプトのアモン(テーベ)の崩壊(BC663)を過去の事実として記していること
- ニネベの滅亡(BC612)を来るべきこととして記していること
以上から、ナホム書はBC663~BC612の間に作られたようです。
ヨナの宣教によって、一度は悔い改めて救われたニネベの民は、再び堕落し、人々を苦しめていました。
ナホムの宣教にもかかわらず、ニネベの民は悔い改めることなく、滅びへとむかっていきました。
ナホム書から学べる2つのことをご紹介します。
ナホム書から学べる2つのこと:神様は善をなそうとする人々を守り、圧政をしく政府を滅ぼします
2.神様は、邪悪を行い、人々を苦しめるなら、強大な国であっても滅ぼされます
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、参考聖句などです。
ひとつひとつ簡単に解説します。
1.あなたが善を行い、神様に頼るなら、神様の守りを得ます
イスラエルは、神様の目からみてよくない方向へと進みました。
そのため、懲らしめを受け、苦しみました。
しかし、懲らしめの中で悔い改め、善を行おうとする人たちを守られました。
その人たちを守るために、圧政を行い、虐げる人たちを滅ぼされました。
神様は、善を行い、神様に頼る人を守られます。
これがナホム書から学べることのひとつです。
2.神様は、邪悪を行い、人々を苦しめるなら、強大な国であっても滅ぼされます
アッスリヤも強大な力を誇っていました。
そのあとに続く、バビロンも、ペルシャも、ギリシャも、ローマも。
神様は、彼らを使って、邪悪な国を滅ぼしました。
そして、彼ら自身が、邪悪な国で、人々を苦しめるのであれば、神様はその政府を滅ぼされます。
(参考)ダニエルは、ネブカデネザル王の夢を解き明かし、巨大な像が人手によらず切り出された石に粉々にされることを知りました。
ナホム書からいくつかの聖句を抜粋
(操作方法)右側の「+」付近をクリックすると聖句が広がって出てきます。
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- 神様は神様に頼り善を行ううものを守られる
- (ナホム書1章)
7)主は恵み深く、なやみの日の要害である。彼はご自分を避け所とする者を知っておられる。12)主はこう言われる、「(略)。わたしはあなたを苦しめたが、重ねてあなたを苦しめない。
13)今わたしは彼のくびきを砕いて、あなたからとり除き、あなたのなわめを切りはなす」。(出エジプト記34章)
6)主は彼の前を過ぎて宣べられた。「主、主、あわれみあり、恵みあり、怒ることおそく、いつくしみと、まこととの豊かなる神、
7)いつくしみを千代までも施し、悪と、とがと、罪とをゆるす者、(略)」。
- 神様は善の敵を激しく罰せられる
- (ナホム書1章)
2)主はねたみ、かつあだを報いる神、主はあだを報いる者、また憤る者、主はおのがあだに報復し、おのが敵に対して憤りをいだく。
3)主は怒ることおそく、力強き者、主は罰すべき者を決してゆるされない者、主の道はつむじ風と大風の中にあり、雲はその足のちりである。
10)彼らは結びからまったいばらのように、かわいた刈り株のように、焼き尽される。
12)主はこう言われる、「たとい彼らは強く、かつ多くあっても、切り倒されて絶えはてる。14)主はあなたについてお命じになった、「あなたの名は長く続かない。わたしはあなたの神々の家から、彫像および鋳造を除き去る。あなたは罪深い者だから、わたしはあなたの墓を設ける」。
(ナホム書3章)
1)わざわいなるかな、血を流す町。その中には偽りと、ぶんどり物が満ち、略奪はやまない。(出エジプト記34章)
6)主は彼の前を過ぎて宣べられた。「(略)。罰すべき者をば決してゆるさず、父の罪を子に報い、子の子に報いて、三、四代におよぼす者」。
- アッスリアの滅亡
- (ナホム書3章)
19)あなたの破れは、いえることがなく、あなたの傷は重い。あなたのうわさを聞く者は皆、あなたの事について手を打つ。あなたの悪を常に身に受けなかったような者が、だれひとりあるか。(列王記下19章)
35)その夜、主の使が出て、アッスリヤの陣営で十八万五千人を撃ち殺した。人々が朝早く起きて見ると、彼らは皆、死体となっていた。
36)アッスリヤの王セナケリブは立ち去り、帰って行ってニネベにいたが、
37)その神ニスロクの神殿で礼拝していた時、その子アデランメレクとシャレゼルが、つるぎをもって彼を殺し、ともにアララテの地へ逃げて行った。そこでその子エサルハドンが代って王となった。
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