モルモン書・アルマ書22章の要約と感想

モルモン書のアルマ書22章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書22章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

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モルモン書・アルマ書22章の要約と感想

モルモン書のアルマ書22章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
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モルモン書のアルマ書22章には、アンモンの言葉と態度に驚き、その理由を知りたいと願っていた父王にアロンが神さまの贖いの計画について教え、父王がへりくだって神さまに請い願う様子が描かれている。
父王が改宗し、父王の家族が改宗し、レーマン人の多くに神さまの御言葉が伝えられることとなった。神さまはへりくだって求める人には誰にでも真理を伝えてくださる。

アロンが父王に神さまの真理を伝える

アロンは御霊に導かれてニーファイの地に入り、父王の宮殿に行った。

アロンは父王に、牢から出してもらったことの礼を告げ、命を助けてくださるなら、父王の僕になると言った。

父王は、アロンたちの命を赦したが、僕になることは認めなかった。

父王は、アンモンの言葉が寛大で偉大であったので、ぜひとも教えてほしかったことがある。

  • 主の御霊とは何か
  • 悔い改めるなら救われる、とは何か

アロンは父王に、アンモンがラモーナイに教えたと同じように、まず、神さまを信じるかどうか、神さまが万物を造られたことを信じるかどうかを尋ねた。

父王は、アマレカイ人が集まって神さまを礼拝する聖堂をいくつか建てることを許してきた。あなた(アロン)が「神さまはまします」というなら信じる、と答えた。

アロンは、心に喜びを覚え、父王が生きておられるように確かに、神さまは生きておられます、と言った。

父王は、神さまとは、われらの先祖をエルサレムから導き出したあの「大霊」のことか、と尋ねた。

アロンは、その通りです。神さまとはあの大霊のことで、神さまは天と地の両方で万物を創造されました。これを信じますか。と言った。

父王は、信じる。これらすべてのことを話してほしい。あなた(アロン)の言葉を信じる、と答えた。

アロンは、聖文を読み聞かせながら、アダムが作られたこと、アダムに戒めが与えられたこと、アダムが堕落したこと、人類のこの世の状態と、贖いの計画について話した。

(1-14節)

教義と聖約46章
3)ある人には,イエス・キリストが神の子であり,世の罪のために十字架につけられたことを知ることが,聖霊によって許される。
14)ほかの人には,続けて忠実であれば自分もまた永遠の命が得られるように,彼らの言葉を信じることが許される。

ニーファイ第二書9章
18)しかし見よ,義人,すなわちイスラエルの聖者の聖徒たち,イスラエルの聖者を信じてきた者たち,世の十字架を堪え忍んできた者たち,世の辱めをいとわなかった者たち,これらの人々は,世の初めから彼らのために用意された神の王国を受け継ぐ。そして彼らの喜びは,とこしえに満たされるであろう。

ニーファイ第二書25章
23 わたしたちは子孫と同胞に,キリストを信じ,神と和解するように説き勧めるために,熱心に記録し続けようと努めている。それは,わたしたちが自分の行えることをすべて行った後に,神の恵みによって救われることを知っているからである。

父王が改宗する

父王は、アロンの話した永遠の命を得るために、何をすればよいのか、そのために、持ち物をすべて捨てよう、王位も譲ろう、と言った。

※アンモンたちがミドーナイに行く途中に父王に出会ったとき、父王は命乞いのために、国の半分でもやる、と言った。
※このときは、持ち物もすべて捨て、王位も譲る(国をすべて譲る)と言った。
※父王はそれほどの価値のあるものに思えたのである。
※このあと、改宗したレーマン人はその決意で神さまに仕え続けた。

アロンは、罪をすべて悔い改めて、神さまの前にひれ伏して、与えられると信じて信仰を持って神さまの御名を呼び求めるなら、得るでしょう、と言った。

父王は、すぐに、言われた通りに、ひれ伏して熱烈に神さまに叫び求め、その言葉を言い終えると、倒れて死んだようになった。

※父王は、アンモンの影響で、アロンの言葉をすべて信じようとしていた
※アンモンがラモーナイ王に話したのと同じように、アロンは父王に、神さまの創造の業、アダムの堕落、贖いの計画について詳しく語った。
※アロンが解き明かした贖いの計画と、父王の願い、父王の願いを遂げるための方法、父王が行ったこと、その結果、父王に起きたこと。
※神さまは、救い主を信じ、悔い改めるものには、罪の赦しを与え、永遠の喜びを味わえるようにしてくださるのである。

(15-18節)

父王の家族が改宗する

王の僕たちは、王におきたことを王妃に告げたので、王妃は父王のもとにやってきた。
父王が倒れ、そのそばで、張本人のように立っているアロンと同僚たちを見て、王妃は怒りを発し、王の僕たちに、捕らえて殺すように命じる。
王の僕たちは、王が倒れた理由を知っていたので、アロンたちに手をかけることを恐れた。
王妃は、王の僕たちが恐れるのを見て、恐れ始め、自分の僕たちに、人々を呼び集めて、アロンたちを殺させるように命じた。

アロンは、かたくなな人々が集まって、ひどい争いと騒動が起きるのではないかと心配して、手をさしのべて父王を起こし、立ちなさいと告げたところ、父王は力を得て立ち上がった。

王妃と多くの僕はそれを見て、非常に驚き、恐れた。

父王は、彼らに教え始めた。

父王が教えたので、父王の家の者がすべて救い主を信じ頼るようになった。

※ラモーナイ王が倒れた時は、それ以前に改宗していたエービシが人々を集めた。
※今回は、王妃が僕たちに人々を集めさせた。
※エービシは人々が論争しているのを見て悲しんで王妃を起こした。
※今回は論争や騒動が起きることを恐れたアロンが父王を起こした。
※どちらの場合も、それによってまず王の家族が改宗し、その後、国の人々が救い主を信じるようになった。
※神さまは、いつも人々の前に道を備えておられる。

(19-23節)

父王の民に福音が伝えられる

王妃の命令で集まった人々は、ニーファイ人であるアロンたちを見てつぶやき始めた。

父王は彼らの中に立って彼らに教えたので、彼らは、アロンたちに対して心を和らげた。

父王は、アロンたちに群衆の中に行かせて、彼らに神さまの御言葉を述べ伝えさせた。

※父王の仲立ちによって、レーマン人が心を和らげ、神さまの御言葉を聞くようになった。
※心を和らげる人たちは、神さまの御言葉を受け入れやすくなり、救い主を信じて悔い改めへと導かれる。

(24-27節)

レーマン人とニーファイ人の地域

ここで、レーマン人とニーファイ人の地域について説明される。

ニーファイ人は北の地域、レーマン人は南の地域に住んでいた。
ニーファイ人は見張りの兵と軍隊をもってレーマン人を南の領土に閉ざし、北方の地で増えることの無いようにした。
そうして、ニーファイ人は逃げていく先を確保できるようにした。

※ニーファイ人がレーマン人によって滅ぼされることのないように、知恵を持って、逃げ道を確保していた。

(27-35節)

まとめ

信じようとする人に聖文を解き明かす。

天地創造、最初の人、堕落、贖い、聖霊の導き。

聖文は信じるものには宝となる。

信じようとする望みがあり、育てようとすれば、

心を頑なにせず、目を向けることから始める人には、

豊かな恵みが与えられ、

やがて望みは確信にかわり、永遠の命に至る。

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モルモン書・アルマ書22章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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