こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書35章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・アルマ書35章の要約と感想
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アルマは人々に悔い改めを伝え続けているが、ニーファイ人もかたくなになり、教えに対して怒るようになったことが記されている。
ゾーラム人でアルマたちの言葉を信じた人たちはジェルションの地へ行く
アルマたちもゾーラム人の貧しい人たちもアンモンの民の地(ジェルションの地)に行く。
ゾーラム人の多数を占める人たちは、アルマたちが宣べ伝えた御言葉について協議し、自分たちの慣行が崩されたことを怒り、聴き従わないことにした。
彼らは、ゾーラム人の地に残った人たちをすべて集めて、自分たちの意図を伝えることなく、アルマたちが宣べ伝えた御言葉についてどう思うかを尋ねた。
アルマたちが宣べ伝えた御言葉を支持した人々をゾーラム人の地から追い出した。追い出された人の数は多く、彼らもアンモンの民の地に行く。
アルマたちは、ゾーラム人の地から逃れてきた人たちに神さまの教えを伝えた。
(1-7節)
ゾーラム人とレーマン人はアンモンの民とニーファイ人に対して戦う用意を始めた
ゾーラム人の民は、ゾーラム人から追い出された人々を受け入れたアンモンの民を怒り、非常に悪い男であった指導者の長は、アンモンの民に、追い出された人たちをその地から追い出すように求め、脅す言葉を沢山告げた。
アンモンの民は、ゾーラム人の指導者の言葉を恐れず、神さまの教えを信じたために追い出され、自分たちのもとに来たゾーラム人をすべて受け入れ、食べ物や着る物など必要なものを与え、土地を受け継ぎとして譲り与えた。
ゾーラム人はアンモンの民に対する怒りをかき立てられ、レーマン人と交わり、レーマン人を扇動してアンモンの民を怒らせるようにした。
ゾーラム人とレーマン人はアンモンの民とニーファイ人に対して戦う用意を始め、その翌年にニーファイ人と戦争を始めた。
アンモンの民は、ニーファイ人がジェルションの地で戦えるように、ジェルションの地を去ってミレクの地に移っていた。
追い出されジェルションの地に定住したゾーラム人は自分たちの受け継ぎの地を守るために武器をとった。
アルマたちがゾーラム人のもとに行って神さまの御言葉を伝えたことで、結果として、ニーファイ人の心配していたことが実際に起きたようにも捉えられる。
一部のニーファイ人がそのことを批判し、神さまの御言葉から離れるようになったのではないだろうか。
悪魔の誘惑はいつでも人に襲いかかる。
アンモンの民は命すら惜しいと思っていない。
神さまへの感謝と信頼が全てに勝っている。
ゾーラム人から追い出された人たちを受け入れ、脅されても動じず。
争いの場になると知って畑や家を手放した。
モーサヤ4章
26)さて,あなたがたに語ってきたこれらのことのために,すなわち,神の御前を罪なく歩めるよう,日々罪の赦しを続けて受けるために,自分の持っている分に応じて,それぞれ持ち物を貧しい人に分け与えるようにしてほしい。例えば,飢えている人に食べさせ,着る物のない人に着せ,病人を見舞い,各々の入り用に応じて霊的にも物質的にも助けを与えることである。
(8-14節)
アルマは民のことで憂いた
アルマは民の中の戦争と流血の争いを嘆き、神さまに遣わされて、あらゆる町のすべての民に、神さまの御言葉を告げ知らせた。
民の心はかたくなになり、神さまの御言葉が厳しいために次第に怒るようになった。
アルマは民のことで憂き、息子たちを集めて、義にかかわることについて息子たちそれぞれの責任を与えることにした。
(15-16節)