祈り
人の力は 小さくて
それでも たくさんのことを
人は しなくてはならないから
人は 悩み苦しむ。
悩みながら 苦しみながら
私は 主に頼る
主は私を 愛してくださっているから
私が苦しみに 倒れるままにはなされない
苦しみながら 歩もうとする私に
主は多くの力を 与えてくださる
一歩 歩み出せば二歩目のために
二歩 歩めば三歩目のために
主は私に 力を与えてくださる
そして 主は 時もご存じである
歩み終わったときに 振り返る私は
主の恵みが いかに大きいかを
いつも感じている
そして 新たなる一歩を
信仰が増せば 試しも増えることだろう
しかし、悩み 苦しむことはない
すべては 自身の成長のため
主に頼る者は 苦しみを負わない
すべて 主が助けてくれるから
私が苦しむのは
主に頼る力が 足りないから
祈る力が 足りないから
みこころを受け入れるのに 力がいるから
私に 昔の予言者のごとき信仰があれば
私に 力強き伝道者のごとき信仰があれば
私は 今の私を捨てられるだろうに
私の信仰は 弱いから
日々 少しずつ 変わるだけである
少しずつ 少しずつ
それでも 少しずつ
変わってゆくのを 待つだけである
幼な子は その両親の手に抱かれて
ぐっすりと 眠ることだろう
幼な子は 恐れるとき 不安を感じるとき
その両親を 呼び求め
しっかりと 腕の中に 入ることだろう
私は 主の幼な子
すべてを忘れるほど
しっかりと 主のみ手に
この身をゆだねて
私が帰る場所は
やはり そこしかないのだから
私は 主を求め
私は 主の助けを求め
私は 主の平安を求め
私は 祈る