モルモン書・アルマ書7章の要約と感想

モルモン書のアルマ書7章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書7章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。


モルモン書・アルマ書7章の要約と感想

モルモン書のアルマ書7章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書7章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

モルモン書・アルマ書7章では、大祭司アルマがギデオンの人たちに語った言葉が記されている。
アルマが持つ、救い主についての証、天の王国に救われるための条件、アルマが残した祝福。
アルマは自分が感じた苦しみと癒しを背景に、神さまと隣人を愛するという動機で人々に悔い改めを伝えた。

アルマは人々が神さまの前に聖い生活をすることを望んでいる

アルマは人々が神さまの前に聖い生活をしていることを望み、そのことを知りたいと願っていた。
大さばきつかさの仕事が忙しく、十分に大祭司の務めを果たすことができないので、大祭司の職に専念できるように、代わりの人に大さばきつかさの職を譲ることができたことを神さまの祝福ととらえている。

神さまは、ゼラヘムラの民が再び神さまの義の道に固くたつようになったことをアルマに教え、大きな喜びを与えられた。

アルマは、ギデオンの民が、高慢でないこと、富や俗世のむなしいものに執着していないこと、真の生ける神を礼拝し、永遠の信仰をもって、罪の赦しを待ち望んでいることを知って喜んでいる。

※アルマは自分が罪の中にいて、神さまに捨てられそうになり、激しい苦しみを経験した。そして、ほかの誰にも同じ苦しみを経験してほしくないと、苦しみから救ってくださった救い主の大きな愛を人々に知ってほしいと、どんなに迫害にあおうとも、神さまの福音を忠実に守るように人々に説いて回った。アルマの原動力は神さまへの愛と隣人への愛である。

(1-6、17-19節)

アルマは救い主について証する

アルマは、将来起きることで最も重要なこととして、救い主が地上に生を受けられることを証しする。

神さまの御子、救い主はエルサレムでマリヤから生まれる。

神さまの御子は、ご自分の民が経験する、あらゆる苦痛と苦難と試練と弱さをご自分に受けられる。
神さまの御子は、ご自分の民が死の縄目から解かれるために、ご自分も死を経験される。
それは、ご自分の民に対する憐れみで心が満たされ、彼らの苦痛と弱さを、どのように救うかを知ることができるようになるためである。

御霊はすべてのことをご存知であるにもかかわらず、神さまの御子はご自分の民の罪を負い、彼らの背きを取り消すために、ご自分に苦しみを受けられる。

※アルマは何日も断食して祈り求め、救い主のことを知るようになった。天使にあい、救い主に罪を赦される経験をしていたが、それで満足せず、自分の証を確立しようと、神さまの福音を自分で知るために熱心に求めたのである。

(7-13節)

天の王国を受け継ぐために

罪から清められるために、救い主を信じ、悔い改め、再び生まれるためのバプテスマを受け、神さまに従うことを証明しなさい。
その後、神さまの戒めを守りなさい。そうすれば、永遠の命を受ける。

救い主は世の罪を取り除き、人々を救い、すべての不義から清める力を持つ。

たやすくまとわりつき、束縛して滅亡に至らせる罪を捨てなさい。

神さまは、曲がった道を歩まれない。神さまは聖くない宮には住まわれない。聖くない者は神さまの王国には入れない。

神さまの御前に罪のない状態で歩んでほしい。

アルマの願い
謙遜、従順、素直、容易に勧告に従う、忍耐と寛容、自制、熱心に神さまの戒めを守る、
霊的にも物質的にも、必要としていることは何でも求め、
与えれらるものについてはなんであろうといつも神さまに感謝する

信仰・希望・慈愛を持つならば、多くの善い行いをするだろう。

※アルマの願いを心にとどめて、思いと行いを改めていくならば、アルマの願い通りになるであろう。

(14-16節、20-24節)

アルマが残した祝福

救い主が、あなたがたの衣を染みのない状態に保ってくださって、聖なる預言者たちともに、天の王国で座につけるように

神さまの平安が、信仰と善い行いに応じて、あなたがたと、あなたがたの住まい、土地、家畜の群れ、所有物、婦人たち、子どもたちの上にあるように。

(25-27節)

まとめ

神の御子、エホバ、救い主、イエス・キリストさまは

人の弱さを身に受けるため、肉体の弱さを持って世に来られ、あらゆる苦しみを味わわれた。

それはわたしたちの弱さと苦しみをご自分も経験されるため、わたしたちの罪を贖うため。

救い主は、霊の力によって弱さを克服された。

救い主の心は、私たちに対する愛と憐れみに溢れている。


キリストを信じ、罪を悔い改め、神さまと聖約を交わし、最後まで神さまに従って生きるなら、

永遠の生命、つまり、家族として神さまと共に住み、神さまに近づくため学び続け、成長し続ける道に入る。

この世はそのための訓練と、選びの場として与えられた。

人を救いに導く神さまの計画。

モルモン書・アルマ書7章からあなたは何を学びますか



当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

当記事を含む当ブログ内の記事はすべて、執筆者の個人的な見解です。いずれかの組織・団体を代表するものではありません。

ー 広告 ー

聖典からの教訓(モルモン書)の最新記事8件