モルモン書・アルマ書6章の要約と感想

モルモン書のアルマ書6章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書6章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

ー 広告 ー

モルモン書・アルマ書6章の要約と感想

モルモン書のアルマ書6章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書6章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

モルモン書・アルマ書6章には、アルマの説教と証によって、ゼラヘムラの民の多くが悔い改め、神さまの教会の秩序が確立されたこと、神さまの言葉を聞く自由がすべての人に与えられていたこと、教会の人たちが神さまを知らない人のために断食と祈りをしたこと、が記されている。
アルマはゼラヘムラを出た後、休むことなく、ギデオンに向かった。

ゼラヘムラの町で教会の秩序を確立した

アルマは、話し終えた後で、神さまの教会を管理し、見守る祭司たちと長老たちを聖任した。
教会に属していない人たちで、罪を悔い改めた人は、悔い改めのためのバプテスマを受け、神さまの教会に受け入れられた。
教会に属していながら、自分の悪事を悔い改めず、高慢な心で高ぶる者は、神さまの教会から名前を消され、義人の中に数えられなかった。

それでも、神さまの言葉を聞く自由がすべての人にあり、神さまの教会の人たちはしばしば集まって、神さまを知らない人たちの幸いを求めて、断食し、熱烈に祈った。

※アルマや神さまの教会の指導者にとって、教会に属している人たちの罪悪を見ているのも、悔い改めない人たちの名前を消すのもつらいことだったと思う。
いつか、神さまの前に遜り、自分たちの罪を認め、悔い改めて、再び教会に戻ってくることを願っていたと思う。
参照聖句
罪を犯し、かたくなな人は教会の中に数えられなかった
(出エジプト記32章)
33)主はモーセに言われた、「すべてわたしに罪を犯した者は、これをわたしのふみから消し去るであろう。

(モーサヤ書26章)
36)しかし,罪を告白しようとせず,罪悪を悔い改めようとしない者は,教会の人々の中に数えられることなく,彼らの名は消された。

(アルマ書1章)
24)それは,多くの者の心がかたくなであったからである。そして,これらの者の名が消されたため,彼らはもはや神の民の中で思い出されることはなかった。また,多くの者が自ら神の民のもとを去った。

アルマはギデオンの町に向かった

ギデオンの町の創設者であるギデオンは

  • ノア王の敵であった
    • 神さまの戒めから離れたノア王を殺すと誓う
  • ノア王の命を助けた
    • レーマン人が攻めてきたときに民を救うためにノア王の命を助けた
  • レーマン人が攻めてきたときに妻子とともにとどまった
  • リムハイの民を守った
    • レーマン人の娘がさらわれたときに、さらったのはノア王の祭司たちなので民に責任を負わせないように願った
  • リムハイの軍の長であった
  • リムハイの民をレーマン人の手から救う方法を提案した
    • 見張りのレーマン人を常に観察していた
  • 神さまの教会の教師であった
  • ニーホルに対して、神さまの教えで反論した
※ギデオンはノア王の罪悪を知っていた。身内か友人の中にノア王から処罰された人がいたのかもしれない。彼も最初はアビナダイを拒絶した民の一人であったが、後に、アビナダイの言葉を聞いて改心した一人だったのだろう。リムハイ王に仕え、民を導いた教師になったのである。神さまはすべての人をご存知ですべての人を助けようとされる。人を助けるために人を遣わされる。ギデオンもそのような人であった。
参照聖句
ノア王の敵であった
(モーサヤ書19章)
4)さて,少数派の中にギデオンという名の者がいた。彼は屈強な男で,王を敵としていたので,自分の剣を抜き,王を殺すと怒りの誓いを立てた。
5)そして彼は王と戦った。王は彼に打ち負かされそうになったところで逃げ出し,走って神殿の近くにある塔に登ってしまった。
ノア王の命を助けた
(モーサヤ書19章)
8)実のところ,王は民のことよりも自分の命のことを心配していたのである。にもかかわらず,ギデオンは王の命を助けた。
妻子とともにとどまった
(モーサヤ書19章)
10)そこでレーマン人は彼らを追いかけ,追いついて彼らを殺し始めた。
11)そこで王は男たちに,皆,妻子を捨ててレーマン人から逃れるように命じた。
12)しかし,妻子を捨てるくらいなら,一緒にとどまって死ぬ方がよいと考える者が多かった。ほかの者たちは妻子を捨てて逃げ去った。
18)さて,ギデオンは,ひそかに人々を荒れ野に遣わして,王と,また王と一緒にいる者たちを捜させた。
リムハイの民を守った
(モーサヤ書20章)
15)すると,レーマン人の王は言った。「わたしが誓いを破ったのは,おまえの民がわたしの民の娘たちを連れ去ったからだ。だから,わたしは怒って,おまえの民と戦うためにわたしの民に攻めさせたのだ。」
16)さて,リムハイはこのことについて何も聞いていなかったので,「わたしは民の中を捜し,そのようなことをした者はだれであろうと殺す」と言った。そして,彼は民の中を捜索させた。
17)さて,ギデオンはこれらのことを聞くと,彼はリムハイ王の軍隊の長であったので,王のもとへ行って,言った。「どうか思いとどまり,この民を調べることなく,またこのことを彼らの責任とすることのないようにしてください。
18)父君の祭司であって,この民が殺そうとした者たちのことを王は覚えておられませんか。彼らは今,荒れ野にいるではありませんか。レーマン人の娘たちをさらったのは,彼らではないでしょうか。
リムハイの軍の長
(モーサヤ書22章)
3)さてこのとき,ギデオンが進み出て王の前に立ち,そして言った。「王様,わたしたちが同胞であるレーマン人と戦ったときに,あなたはこれまでに何度も,わたしの言葉を聞き入れてくださいました。
レーマン人の手から救う方法を提案
(モーサヤ書22章)
6)「町の裏手の城壁を通って行く裏道に御注目ください。そこにいるレーマン人,すなわちレーマン人の見張りの兵は,夜は酒に酔っています。ですから,民の全体に布告を出して大小の家畜の群れを集めさせ,夜の間に荒れ野に群れを追って行けるようにしましょう。
神さまの教会の教師
(アルマ書1章)
8)さて,その人の名はギデオンという。かつて,神の手に使われる者となって,リムハイの民を奴隷の状態から救い出した人である。
ニーホルに反論
(アルマ書1章)
9)さて,ギデオンが神の言葉をもって彼に反論したので,彼はギデオンに対して腹を立て,剣を抜いてギデオンに打ちかかった。ところが,ギデオンは年を取っていたので,その男が切りかかってくるのに抗することができず,剣によって殺されてしまった。
ー 広告 ー

モルモン書・アルマ書6章からあなたは何を学びますか



当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

当ブログ内の関連ページ
<聖典からの教訓>

「聖典からの教訓」のサブカテゴリ

当記事を含む当ブログ内の記事はすべて、執筆者の個人的な見解です。いずれかの組織・団体を代表するものではありません。
ー 広告 ー

ー 広告 ー

聖典からの教訓(モルモン書)の最新記事8件