こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
新約聖書のヨハネの黙示録に使徒ヨハネがイエスキリストさまから受けた黙示が記録されています。
この物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
- イエスキリストは、私たちの救い主、羊飼い、であり、どんなことがあっても、私たちを完全な愛のうちに導いておられること
- 罪の贖いはイエスキリストの完全な犠牲のもと、個人の信仰と悔い改めを条件にしていること
- 神様の戒め(訓戒)に従う時に救いを得ること、
- 戒めに従うとは形式を守ることではなく、心を神様に近づけること
です。
人が存在するのは、(神様の戒めに従うことで)幸福になるためです。
神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
ヨハネの黙示録の聖句はここをクリック
以下でも、適宜、参考聖句を引用します。
【第7章】集められ清められた14万4千人が多くのひとを導く
(ヨハネの黙示録6章の続き)
- 地にも海にもすべての「木」を守るために、4人の御使が地の四方に立っていて、地の四方の風を引き留めていた。
- この御使は地を支配し、命を救い、滅ぼすこともできる。永遠の福音を持ち、結び固めの力と、外の暗闇に投げ落とす力を持つ。
- ひとりの御使が、生ける神の印をもって東から来て、地と海を損なう権威を授かっている4人の御使に大声で叫ぶ
- この御使はイスラエルの12部族を治めるために生ける神さまの印を与えられている。イスラエルの部族を集め、万事を元通りにするエライアスである。
- 神さまの僕の額に印を押してしまうまでは、地と海と「木」とを損なってはならない。
- イスラエルの12部族のうち、印を押されたのは14万4千人。各部族ごとに1万2千人。
- この14万4千人の人たちは
- 長子の教会に来たいと望むすべての者を導く人たち。
- イスラエルは今どこにいるかわからないほど、様々な国に散乱している。その人たちが集められる。
- 祝福師の祝福の中で、12支族のいずれかに結び付けられる。(血統によるのか、養子縁組によって)
- あらゆる国民のうちから数えきれない人たちが、白い衣を着て、しゅろの枝をもって、神さまと子羊の前で、「救いは神さまと子羊からくる」と大声で叫ぶ。
- この人たちは、大きな艱難を通ってきた人たちで、子羊の贖いによって罪を清められ、神さまの神権に聖任された人たち。
- 彼らは昼も夜も聖所で神さまに仕えている。
- 神さまはその人たちの上に幕屋を張ってともに住まわれる。
- この人たちは飢えることも乾くこともない。太陽も猛暑からも守られる。
- 子羊が彼らを命の泉に導き、彼らの目から涙をぬぐいとってくださる。
- 御使たちは神さまの前にひれ伏し、神さまを拝して「アァメン、さんび、栄光、知恵、感謝、ほまれ、力、勢いが、世々限りなく、われらの神にあるように、アァメン」と言った。
ジョセフ・スミスと神さまと間で、黙示録について質疑応答をした時の記録が教義と聖約にあります。
以下に黙示録の7章に該当する箇所を引用します。
- 黙示録についての質疑応答
- (教義と聖約77章)
8)問い。黙示録第七章一節に述べられている四人の天使によって,わたしたちは何を理解すべきか。
答え。わたしたちは次のように理解すべきである。すなわち,彼らは神から遣わされた四人の天使であり,地の四方を支配する力を与えられていて,命を救ったり,滅ぼしたりする。これらの者は,あらゆる国民,部族,国語の民,民族に託す永遠の福音を持っており,また天を閉じる力,命に結び固める力,あるいは暗闇の世界に投げ落とす力を持っている。9)問い。黙示録第七章二節の,東から上って来る天使によって,わたしたちは何を理解すべきか。
答え。わたしたちは次のように理解すべきである。すなわち,東から上って来る天使は,イスラエルの十二の部族を治めるために生ける神の印を与えられている者である。それゆえ,彼は永遠の福音を持っている四人の天使に叫んで,「わたしたちの神の僕たちの額に,わたしたちが印を押してしまうまでは,地も,海も,木も損なってはならない」と言う。また,もしあなたがたがそれを受け入れることを望めば,この人こそ,イスラエルの部族を集め,万事を元どおりにするために来ることになっているエライアスである。10)問い。この章に述べられていることが完了するのはいつか。
答え。これらのことは第六の千年,すなわち第六の封印が解かれるときに完了する。11)問い。イスラエルの全部族から十四万四千人,すなわち各部族から一万二千人ずつ印を押すことによって,わたしたちは何を理解すべきか。
答え。わたしたちは次のように理解すべきである。すなわち,印を押される者たちは,永遠の福音をつかさどるために神の聖なる位に聖任される大祭司である。彼らは,長子の教会に来たいと望むすべての者を導くために,地のもろもろの国民を治める力を与えられている天使たちによって,あらゆる国民,部族,国語の民,民族の中から聖任される者である。
※第六の千年に完了する=6番目の千年間に完了する、とう意味と解釈しています。
【第8章】第7の封印が解かれ大きな災害が起きる
- 半時間ばかり天に静けさがある(天からの働きがないかのように見える、ということか。嵐の前の静けさか)
- 神さまの前に7人の御使がいて、7つのラッパが与えられた。
- 別の御使が、金の香炉をもって祭壇の前にたち、沢山の香(祈り:過去からのすべての義人たちの祈り)が捧げられ、神さまの御前に立ち上った。
- 御使はその香炉をとり、祭壇の火を満たして、地に投げつけると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。
- 七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。
7つのラッパが吹き鳴らされるたびに、大きな災害が起きる
- 第一のラッパが吹き鳴らされると、血の混じった音と火が地上に降り、地と「木」の三分の一とすべての青草が焼けた。
- 第二のラッパが吹き鳴らされると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれ、海の三分の一は血となり、海の中の生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。
- 第三のラッパが吹き鳴らされると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきて、川の三分の一とその水源との上に落ちた。水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなって、多くの人が死んだ。
- 第四のラッパが吹き鳴らされると、太陽と月と星の三分の一とが打たれて暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。
- 一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」
ジョセフ・スミスと神さまと間で、黙示録について質疑応答をした時の記録が教義と聖約にあります。
以下に黙示録の8章に該当する箇所を引用します。
- 黙示録についての質疑応答
- (教義と聖約77章)
12)問い。黙示録第八章に述べられている,ラッパを吹き鳴らすことによって,わたしたちは何を理解すべきか。
答え。わたしたちは次のように理解すべきである。すなわち,神が六日の間に世界を造り,七日目にその業を終えて,それを聖なるものとし,また地のちりから人を造られたように,まさにそのように第七の千年の初めに主なる神は地球を聖なるものとし,人の救いを完了し,すべてのものを裁き,そしてすべてのものの終わりに至るまですべてのものを結び固め終えるときにその力の下に置かれなかったもののほか,すべてのものを贖われる。また,七人の天使がラッパを吹き鳴らすのは,第七の千年の初めにおける主なる神の業の備えと完了,すなわち主の来臨の時に先立つ道の備えである。
- 地球を聖なるものとなる
- (教義と聖約88章)
17)人の贖いは,万物を生かす者によって来る。その者の胸のうちに,地の貧しい者と柔和な者はそれを受け継ぐということが定められている。
18)それゆえ,地球は日の栄えの栄光に備えられるように,すべての不義から必ず聖められなければならない。
19)地球はその創造の目的を達した後,栄光,すなわち父なる神の臨在を冠として与えられるであろう。
20)それによって,日の栄えの王国に属する者たちが,とこしえにいつまでも,これを所有できるようにするためである。この目的でこれは造られ,創造され,またこのために彼らは聖められるのである。
- 半時間の天の静けさ
- (教義と聖約88章)
94)また,別の一人の天使が,ラッパを吹き鳴らして言う。「あの大きな教会,すなわち,自分の不貞に対する激しい怒りのぶどう酒をすべての国民に飲ませ,神の聖徒たちを迫害し,彼らの血を流した忌まわしい行いの母。すなわち,多くの水の上に,また海の島々の上に座している者。見よ,彼女は地の毒麦である。彼女は束にされる。その縄は強く縛られて,だれもそれを解くことができない。それであるから,彼女は焼かれるばかりである。」そして,彼はそのラッパを長くかつ高く吹き鳴らし,すべての国民がそれを聞く。
95)そして,半時間,天に静けさがある。その後直ちに,巻き物が巻かれた後に開かれるように,天の幕が開かれて,主の顔が現される。
96)そして,生きて地上にいる聖徒たちは,身を変えられて,主に会うために引き上げられる。
97)また,墓の中で眠っていた者たちは,彼らの墓が開かれるので出て来る。そして,彼らもまた,天の柱のただ中で主に会うために引き上げられる。
【第9章】地の上に災害が続く
第一の災い
- 第五のラッパが吹き鳴らされると、一つの星が天から地に落ちて来きた。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えらえ、その穴が開かれると、煙が立ちのぼり、太陽も空気も暗くなる。
- これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬に似ている。
- 頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようである。
- かみの毛は女のかみのようであり、その歯はししの歯のようである。
- 鉄の胸当のような胸当をつけており、その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのようである。
- さそりのような尾と針とを持っている。その尾には、五か月のあいだ人間をそこなう力がある(上述)。
- 彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う。
アバドン(Abaddon):ヘブライ語で「破壊の場」「滅ぼす者」「奈落の底」
アポルオン:「滅ぼす者」
煙の中から、サソリの力を持つイナゴが現れて、5か月の間、額に神のしるしの無い人たちにサソリに刺されるときのような苦痛を与える。
これも読み解くのが難しい。以下推測。
- 隕石が落ちてきて、噴煙で太陽の光も届かなくなる
- 滅ぼす者の僕によって、額に神さまのしるしがない人たちは5か月間苦しむ
第二の災い
- 第六のラッパが吹き鳴らされると、大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
- 騎兵隊の数は二億、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが出ていた。
- 彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。
- 馬の尾はへびに似ていて、それに頭があり、その頭で人に害を加える。
これも読み解くのが難しい。以下推測。
- 2億の兵隊があやつる戦闘機か戦車などの武器によって大量殺戮が行われ、人類の3分の1が殺される。
- これらの災害で殺されずに残った人々は、あらゆる偶像礼拝、殺人、まじない、不品行、盗みといった罪悪を悔い改めようとしなかった
- これは、神さまの警告にも関わらず、生き残った人たちは、自分たちの罪を悔い改めない、と言うことだろう。
ジョセフ・スミスと神さまと間で、黙示録について質疑応答をした時の記録が教義と聖約にあります。
以下に黙示録の9章に該当する箇所を引用します。
- 黙示録についての質疑応答
- (教義と聖約77章)
13)問い。黙示録第九章に記されている様々なことが完了するのはいつか。
答え。これらのことは,第七の封印が解かれた後,キリストの来臨前に完了する。