新約聖書・ヨハネの黙示録の要約と感想(5)12章~13章

新約聖書のヨハネの黙示録は一度や二度読んだとて、内容を理解するのが難しい。自分なりに読み解いてみたので参考までに公開します。ここではヨハネの黙示録の///となる箇所について書きました

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

新約聖書のヨハネの黙示録に使徒ヨハネがイエスキリストさまから受けた黙示が記録されています。
この物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

ヨハネの黙示録は22章に分かれています。ここでは、///として12章から13章までを取り上げます。

聖書全体のテーマは

  • イエスキリストは、私たちの救い主、羊飼い、であり、どんなことがあっても、私たちを完全な愛のうちに導いておられること
  • 罪の贖いはイエスキリストの完全な犠牲のもと、個人の信仰と悔い改めを条件にしていること
  • 神様の戒め(訓戒)に従う時に救いを得ること、
  • 戒めに従うとは形式を守ることではなく、心を神様に近づけること

です。

人が存在するのは、(神様の戒めに従うことで)幸福になるためです。
神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

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聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。


ヨハネの黙示録の聖句はここをクリック
以下でも、適宜、参考聖句を引用します。

ヨハネの黙示録の12章と13章は天上の戦いで龍が負け、天から追い出されたこと、地上でも神さまを信じる人たちと戦い、ひと時は彼らに勝つこと記されています。

【第12章】天上の戦いと地上の戦い

地上で起きる「しるし」と天で起きる「しるし」があり、12章では天で起きるしるしが記載されています。

そして、12章は11章の時系列的な続きではなく、12章そのものも時系列で記載されていません。時折解説が入り、ユダヤ人の預言の仕方を知らないわたしたちを混乱させます。

12章はジョセフスミス訳聖書に基づいて要約と感想を記載します。

ジョセフスミス訳黙示録はこちら
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures/jst/jst-rev/12?lang=jpn

ジョセフスミス訳聖書の黙示録12章に、

  • 女=教会
  • 子=神さまの王国
  • 鉄の杖=神さまの言葉
  • 龍=サタン

と説明があります。

時系列的に並べると、天上の戦いがあり、エノクの町、シオンが天に取り上げられ、地の上での救い主の証を持つ人とサタンとの争いになると考え、以下ではその順に記載しています。

天上の戦い

大きな赤い龍(サタン)は、天の星(神様の霊の子どもたち)のうち三分の一を自分が虜にし、天で戦いを起こしたが、敗北して、龍(サタン)もその使いたちも地に投げ落とされた

  • ミカエルとその使いたちが、龍(サタン)とその使いたちと戦った。
  • 龍(サタン)は、ミカエルにも、子にも、女(教会)にも勝てなかった。
  • 女(教会)は苦痛から解放されて、救い主とキリストの王国をもうけていた。

天での戦いのあと、神さまの救いの力、神さまの王国と、神さまのキリストの権威が現わされた。

  • 龍(サタン)は、神さまにつく人たちを日夜訴えていた。
  • 神さまにつく人たちは、救い主の犠牲の血と、自分たちの証の言葉で、龍(サタン)に打ち勝った。
  • 神さまにつく人たちは、自分の命を惜しまず、死に至るまでも証を保ったから、龍(サタン)に打ち勝った。
  • そのために、天とそこに住む人たちは大いに喜んだ。

(4節,6-12節)

参照聖句
神さまに背き、天の衆群の三分の一を集めた
(教義と聖約29章)
36)そして,アダムは悪魔に誘惑された。見よ,悪魔はアダムの前にいた。悪魔は,「わたしにあなたの誉れを与えてください」と言って,わたしに背いた。彼の求めた誉れはわたしの力である。また,彼は天の衆群の三分の一を,彼らの選択の自由によってわたしから背き去らせた
37)そして,彼らは落とされて,悪魔とその使いになった。
38)見よ,初めから彼らのために用意された場所がある。その場所は地獄である。
偽りの父
(ニーファイ第一書9章)
8)おお,神の知恵,神の憐れみと恵みよ。見よ,もしも肉体がもう二度と起き上がることがないとすれば,わたしたちの霊は,永遠の神の御前から落ちて悪魔となったあの天使に従うようになり,もはや起き上がることはない。
9)そして,わたしたちの霊は,あの天使のようになっていたに違いない。わたしたちは悪魔の使いである悪霊となって,神の御前から締め出され,偽りの父とともに,彼自身のように惨めな状態にとどまっていたに違いない。まことに,その者はわたしたちの始祖をだました者であり,光の天使であるかのように装い,人の子らをそそのかして人殺しをする秘密結社を作らせたり,あらゆる隠れた闇の業を行わせたりする者である。

女が苦しみの末に産んだ子は天に引き上げられる

大いなるしるしが天に現れる

一人の女(教会)が太陽を着て、月を踏み(履き)、頭に12の星の冠をかぶる。

  • ※太陽を着る、月を踏む(履く)、星をかぶる。
    • 太陽と月と星を身にまとう、とはどういうことか。
    • これらは光を発するものであり、地に光を与えるために神さまが創造されたもの。
    • 教会(員)が神さまの光で輝いている姿を現している、と考えています。

女(教会)は子(神さまの王国)を宿しており、産みの苦しみと痛みのために泣き叫んでいた。

  • 教会(員)から神さまの王国(=シオン、心の聖い者たちの集合体)が生まれるためには、教会(員)は泣き叫ぶほどの生みの苦しみと痛みを経験する(清めを経験する)。
  • その後、女(教会)は子(神さまの王国=シオン)を産んだ。
  • 子(神さまの王国=シオン)は鉄の杖(神さまの言葉)ですべての国民を治める。
  • この子(神さまの王国=シオン)は神さまとその御座のもと(天)に引き上げられた。

※これはエノクとその民がシオンを作り、天に取り上げられたことを指す。

(1-3節)

参照聖句
産みの苦しみ
(イザヤ書66章)
7)シオンは産みの苦しみをなす前に産み、その苦しみの来ない前に男子を産んだ。
8)だれがこのような事を聞いたか、だれがこのような事どもを見たか。一つの国は一日の苦しみで生れるだろうか。一つの国民はひと時に生れるだろうか。しかし、シオンは産みの苦しみをするやいなやその子らを産んだ。
9)わたしが出産に臨ませて産ませないことがあろうか」と主は言われる。「わたしは産ませる者なのに胎をとざすであろうか」とあなたの神は言われる。

鉄の杖で治め、御座のもとに引き上げられる
(ジョセフスミス訳黙示録12章)
3)女は男の子を産んだが,彼は鉄の杖をもってすべての国民を治めるべき者であった。この子は,神とその御座のもとに引き上げられた。

(モーセ書7章)
19)エノクは,義をもって神の民に教えを説き続けた。そして,その生涯に,彼は一つの町を建て,それは聖なる都,すなわちシオンと呼ばれた。
21)さて,主はエノクに,地に住むすべての者を見せられた。彼はまことに,時がたってシオンが天に取り上げられるのを見た。

鉄の杖・棒
(ニーファイ第一書11章)
25)そしてわたしは,父の見た鉄の棒が生ける水の源すなわち命の木に導く神の言葉であることを知った。その水は神の愛の表れである。そして,命の木が神の愛の表れであることも知った。

大きな赤い龍が生まれた子を待ち構える

もう一つの「しるし」が天に現れる。

  • 大きな赤い龍(サタン)には、7つの頭と10の角、頭には7つの冠があった。
  • 大きな赤い龍(サタン)は、女(教会)が子(神さまの王国)を産んだら、その子(神さまの王国)を滅ぼそうとしていた。
  • 女(教会)は荒野へ逃げ、神さまが用意された場所で1260年間養われた。
※ダニエル書には4つの頭、10の角

※救い主がお選びになった12使徒たち、その後継者が迫害によっていなくなった後、イエスさまが組織された教会は背教のために聖地エルサレムを去り、離れた場所、神さまが用意された場所に移った、ということだと考えています。

  • ※1260年間について
    • ※その時から1260年。西暦紀元1830年を教会の回復とすると、1260年前は西暦紀元570年となり、時代としては、イスラム教をはじめたマホメットが誕生したころです。
    • ※キリスト教の歴史をたどると、西暦紀元313年のミラノ勅令によりローマ帝国内でキリスト教の信教が認められ、その後、西暦紀元392年には正式なローマの国教となります。
    • ※ヨハネの時代から背教が始まっていたとすると、西暦紀元1260年ごろにあったことは、十字軍が7度目の遠征をしたのが1270年。マルコポーロが東方旅行に出発したのが西暦紀元1271年。ウィクリフが聖書を英訳したのが西暦紀元1378年。回復の芽が育ち始めていた時代ともいえるが、この時代を指しているのかどうかは不明。

(4-5節)

参照聖句
十の角を持つ獣
(ダニエル書7章)
7)その後わたしが夜の幻のうちに見た第四の獣は、恐ろしい、ものすごい、非常に強いもので、大きな鉄の歯があり、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは、その前に出たすべての獣と違って、十の角を持っていた。
背教:神さまの教えが取り去られる
(アモス書8章)
11)主なる神は言われる、「見よ、わたしがききんをこの国に送る日が来る、それはパンのききんではない、水にかわくのでもない、主の言葉を聞くことのききんである。
12)彼らは海から海へさまよい歩き、主の言葉を求めて、こなたかなたへはせまわる、しかしこれを得ないであろう。
13)その日には美しいおとめも、若い男もかわきのために気を失う。

(教義と聖約86章)
3)彼らが眠った後,教会のひどい迫害者,背教者,淫婦,すなわちバビロンが現れる。このバビロンはすべての国民に自分の杯から飲ませる。そして彼らの心の中に,敵,すなわちサタンが座して支配する。見よ,彼が毒麦をまく。それゆえ,毒麦は小麦の生長を妨げて,教会を荒れ野に追いやる。

教会の回復
(教義と聖約33章)
5)まことに,まことに,あなたがたに言う。わたしはこの教会を設け,荒れ野から呼び出した。

龍は女を迫害する

  • サタンが自分の時が短い(終わりの日が来る)のを知り、激しい怒りをもって、地に住むもの、海の島々に住むもののところに来る。
  • 龍(サタン)は男の子(神さまの王国)を産んだ女(教会)を迫害する。
  • 女(教会)は荒野にある自分の場所に逃げ込むために大きな鷲の二つの翼が与えられ、そこで、蛇から逃れて一時と二時と半時の間養われる
  • 蛇が女(教会)の後ろに水を川のように口から出して、女(教会)を押し流そうとするが、地は口を開いて龍(サタン)が口から吐き出す川を飲み干す。
  • 龍(サタン)は女(教会)に対して怒りを発し、神さまの戒めを守り、イエスキリストの証を持つ者たちに戦いを挑むために出ていく
  • ※女(教会)は荒野にある自分の場所に逃げ込むために「大きな鷲の二つの翼」を与えられる。
    • 「大きな鷲の二つの翼が与えられ」とは何を意味するのか。
  • ※女(教会)は蛇(サタン)から逃れて一時と二時と半時の間養われる
    • 「「一時と二時と半時」とはどのくらいの期間か。
  • ※蛇(サタン)は洪水で女(教会)を押し流そうとするが、地は口を開いて龍(サタン)が口から吐き出す川を飲み干す。
    • 聖書の中で洪水が出てくるのはノアの箱舟の話。
    • 創世記の話なのか、過去の洪水の話なのか、これからのことなのか。
  • ※旧世界の人たちに隠されていた新世界はアメリカ。
    • 元々そこに住んでいる人たちもいたが、ヨーロッパの人たちはその大陸を発見した、と言う。
  • ※荒野から立ち上がるのは末日聖徒イエス・キリスト教会

(12-17節)

参照聖句
荒野から立ち上がる教会
(教義と聖約5章)
14)今はわたしの教会が荒れ野から立ち上がって出て来る始まりであり,わたしの教会は,月のように明るく,太陽のように美しく,旗を立てた軍勢のように恐ろしいものとなる。

(教義と聖約109章)
73)また,あなたの教会が暗黒の荒れ野から出て来て,月のように美しく,太陽のように輝き,旗を立てた軍勢のように恐ろしいものとなり,

アメリカについて
(ニーファイ第一書2章)
20)あなたがたは,わたしの命令を守るかぎり栄えて,約束の地に導かれるであろう。まことにそこは,あなたがたのためにわたしが備えた地であって,それはまことに,ほかのあらゆる地に勝ったえり抜きの地である。

(エノス書1章)
10)わたしは彼らにこの地を与えた。この地は聖なる地である。

(参考)
末日聖徒イエス・キリスト教会の基本的な教義ではありませんが,ジョセフ・スミスは,ミズーリ州デイビーズ郡に定住地を設けた際,エデンの園はその地域のどこかにあったと教えました。

聖徒に勝つ
(ダニエル書7章)
21)わたしが見ていると、この角は聖徒と戦って、彼らに勝ったが、

【第13章】聖徒に勝つことを許された獣

地上の王国のしるし

  • 海から上って来る一匹の獣(バビロン)。その獣には頭が七つ、角が十本、角には十の冠、頭には神を汚す名がついている。
  • 龍(サタン)は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣(バビロン)に与える。
  • この獣(バビロン)の頭に致命傷を負うがその傷が治るので全地の人々はその獣(バビロン)に従い、人々は龍(サタン)とその獣(バビロン)を拝み、その獣(バビロン)に匹敵するものはないと言う。
  • この獣(バビロン)には大言を吐き汚しごとを語る口があり、四十二か月のあいだ、神さまと神さまの宮居と天に住むものを汚す。
  • この獣(バビロン)は聖徒に勝ち、すべての民を偽りの権力(神権)で支配する。

バビロン:悪魔を基にする思想、文化、習慣、社会通念(神さまの教えに背くことを教えるものすべて)
(1-7)

参照聖句
海から上がってくる獣
(ダニエル書7章)
3)四つの大きな獣が海からあがってきた。その形は、おのおの異なり、
4)第一のものは、ししのようで、わしの翼をもっていたが、わたしが見ていると、その翼は抜きとられ、また地から起されて、人のように二本の足で立たせられ、かつ人の心が与えられた。
5)見よ、第二の獣は熊のようであった。これはそのからだの一方をあげ、その口の歯の間に、三本の肋骨をくわえていたが、これに向かって『起きあがって、多くの肉を食らえ』と言う声があった。
6)その後わたしが見たのは、ひょうのような獣で、その背には鳥の翼が四つあった。またこの獣には四つの頭があり、主権が与えられた。
7)その後わたしが夜の幻のうちに見た第四の獣は、恐ろしい、ものすごい、非常に強いもので、大きな鉄の歯があり、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは、その前に出たすべての獣と違って、十の角を持っていた。
サタンが権威を与える
(ルカによる福音書4章)
6)これらの国々の権威と栄華とをみんな、あなたにあげましょう。それらはわたしに任せられていて、だれでも好きな人にあげてよいのですから。
大言壮語する口
(ダニエル書7章)
8)わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出てきたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口があった。
神さまを汚す
(マタイによる福音書12章)
31)だから、あなたがたに言っておく。人には、その犯すすべての罪も神を汚す言葉も、ゆるされる。しかし、聖霊を汚す言葉は、ゆるされることはない。

(申命記4章)
2)わたしがあなたがたに命じる言葉に付け加えてはならない。また減らしてはならない。わたしが命じるあなたがたの神、主の命令を守ることのできるためである。
※「偽りの教義」を述べることは神さまを汚すことである

偽預言者
(コリント人への第二の手紙11章)
13)こういう人々はにせ使徒、人をだます働き人であって、キリストの使徒に擬装しているにすぎないからである。

(テサロニケ人への第二の手紙2章)
9)不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、
10)また、あらゆる不義の惑わしとを、滅ぶべき者どもに対して行うためである。彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対する愛を受けいれなかった報いである。

(教義と聖約76章)
28)わたしたちがまだ御霊に感じている間に,主はわたしたちに,その示現を書き記すように命じられた。神に背き,わたしたちの神とそのキリストの王国を取ろうとしたサタン,年を経た蛇,すなわち悪魔を,わたしたちは見たからである。
29)彼は神の聖徒たちに戦いを挑み,彼らを取り囲む。

いのちの書に名を記された聖徒たちの忍耐と信仰

  • ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝む。
  • 耳(an ear)のある者は、聞くがよい。
  • 虜になる者、剣で殺される者がいる。

聖徒たちは忍耐と信仰で耐え忍ぶ。
(8-10)

参照聖句
いのちの書
(ニーファイ第二書29章)
11)わたしは書き記される数々の書によって,世のあらゆる人を,書き記されていることに従い,彼らの行いに応じて裁く。

(アルマ書5章)
58)義人の名は命の書に書き記されるからである。わたしは義人に,わたしの右において受け継ぎを授ける

(教義と聖約127章)
7)また,あなたがたの記録するすべてのことについて,それが天でも記録されるためであり,あなたがたが地上でつなぐことが何でも天でつながれ,あなたがたが地上で解くことが何でも天で解かれるためである。

666で示される獣に世の中は支配される

  • もうひとつの獣が地から登ってくる。子羊のような角が二つあり、龍(サタン)のように話す。
  • この獣は先の獣が持つ権力をふるい、人々に先の獣を拝ませ、大いなる「しるし」を行ってみせ、火を天から地に降らせ、人々を惑わし、先の獣の像を地の人々に造らせ、その増に息を吹き込んで、物を言えるようにし、その像を拝まないものを殺させた。
  • また、すべての人の右手か額に刻印を押させ、この刻印の無い者は物を買うことも売ることもできないようにした。
  • その刻印は、その獣の名前、または、数字である。この数字は「666」で人を指すものである。
  • 知恵をもってこの意味を解くようにしなさい。

  • ※世の人たちは、大きな力や奇跡によって騙され、獣に支配される。
  • ※世の知識では解けない数字の意味。神さまからの知恵が必要。
  • ※神さまの業が7(完全数)で行われている。7日で創造され、7つの燭台など「7」で示される。
  • ※黙示録でも7つの封印、7つのラッパ、7つの災いの鉢

※7(完全)には足りない6
※人の知識やもっともらしい惑わしではなく、神さまの知恵に頼る

(11-18)

参照聖句
惑わす者
(マタイによる福音書24章)
24)にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。

(教義と聖約52章)
14)さらにまた,あなたがたが欺かれないために,わたしはすべてのことに関して規範を与えよう。サタンは地の方々におり,出て行ってもろもろの国民を惑わすからである。

(ヨハネの黙示録19章)
20)しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。

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ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

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または
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を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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