こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
新約聖書のヨハネの黙示録に使徒ヨハネがイエスキリストさまから受けた黙示が記録されています。
この物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
- イエスキリストは、私たちの救い主、羊飼い、であり、どんなことがあっても、私たちを完全な愛のうちに導いておられること
- 罪の贖いはイエスキリストの完全な犠牲のもと、個人の信仰と悔い改めを条件にしていること
- 神様の戒め(訓戒)に従う時に救いを得ること、
- 戒めに従うとは形式を守ることではなく、心を神様に近づけること
です。
人が存在するのは、(神様の戒めに従うことで)幸福になるためです。
神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
ヨハネの黙示録の聖句はここをクリック
以下でも、適宜、参考聖句を引用します。
【第14章】神さまと聖徒の勝利
時の流れとしては、11章の続きになるところです
救い主が清められた14万4千人とともに
救い主が清められた14万4千人(各支族から選ばれた1万2千人×12支族)とともにシオンの山に立っている。
その額に小羊の名とその父の名とが書かれている。
大水のとどろきのような、激しい雷鳴のような声が天から出る。その声は竪琴をひく音のようでもある。
その人たちは、神さまの前、4つの生き物と長老たちの前で、ほかの人には学びえない、歌を歌っている。
彼らは女に触れたことの無い純潔な者で、救い主がいくところにはどこでもついていく。かれらは神さまと救い主に捧げられる初穂として贖われた者たちである。彼らは偽りを言わず、神さまの前に過ちの無い者たちである。
(1-5節)
- 十四万四千人の人々が小羊とともにいる
- (教義と聖約133章)
18)そのとき,小羊はシオンの山に立ち,額に小羊の父の名を記された十四万四千人の人々が小羊とともにいるであろう。』(教義と聖約43章)
29)わたしはふさわしいときに,裁きのために地上に来る。そして,わたしの民は贖われ,わたしとともに地上を治めるであろう。(黙示録3章)
12)勝利を得る者を、わたしの神の聖所における柱にしよう。彼は決して二度と外へ出ることはない。そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。(黙示録22章)
3)神と小羊との御座は都の中にあり、その僕たちは彼を礼拝し、
4)御顔を仰ぎ見るのである。彼らの額には、御名がしるされている。
5)夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。
- 新しき歌で賛美する
- (イザヤ書42章)
10)主にむかって新しき歌をうたえ。地の果から主をほめたたえよ。海とその中に満ちるもの、海沿いの国々とそれに住む者とは鳴りどよめ。
そのほかの3人の御使が来る
永遠の福音を携えて来る御使が、すべての民に、「神さまの裁きの時が来たので、万物の創造者である神さまを伏し拝め」と命じる
別の御使が、不品行に対する神さまの怒りを多くの国民に与えた「大いなるバビロン」が倒れたことを宣言する。
また別の御使が、「獣とその像を拝み、額や手に刻印を受けた者も、神さまの激しい怒りに打たれ、苦しむ」と宣言する。
永遠の福音を携えて来る御使は、神さまの裁きの時にあたり、アダム(日の老いたるもの)が救い主(全地の創造者、子なる神さま)に、預かった管理人の職(神権の鍵)を返す。
(6-11節)
- 御使が地に来て
- (教義と聖約133章)
36)さて,まことに,主は言う。おお,地に住む者よ,これらのことがあなたがたの間で知られるように,わたしは,永遠の福音を携えて天のただ中を飛ぶ天使を遣わした。この天使はすでにある人々に現れて,それを人間にゆだねた。また,彼は地上に住む多くの者に現れるであろう。(教義と聖約88章)
104)これは,天と地と地の下にいるすべての人に告げるラッパの音である。そのラッパの音が聞こえて,「神を畏れ,とこしえにいつまでも御座に着いておられる神に栄光を帰しなさい。神の裁きの時が来たからである」と言うときに,すべての耳がそれを聞き,すべてのひざがかがみ,すべての舌が告白するからである。
- バビロンは倒れる
- (イザヤ書21章)
9)「倒れた、バビロンは倒れた、その神々の像はことごとく打ち砕かれて地に伏した」。(教義と聖約88章)
94)また,別の一人の天使が,ラッパを吹き鳴らして言う。「あの大きな教会,すなわち,自分の不貞に対する激しい怒りのぶどう酒をすべての国民に飲ませ,神の聖徒たちを迫害し,彼らの血を流した忌まわしい行いの母。すなわち,多くの水の上に,また海の島々の上に座している者。見よ,彼女は地の毒麦である。彼女は束にされる。その縄は強く縛られて,だれもそれを解くことができない。それであるから,彼女は焼かれるばかりである。」そして,彼はそのラッパを長くかつ高く吹き鳴らし,すべての国民がそれを聞く。
- アダムが子なる神に鍵を返す
- (ダニエル書7章)
9)わたしが見ていると、もろもろのみ座が設けられて、日の老いたる者が座しておられた。その衣は雪のように白く、頭の毛は混じりもののない羊の毛のようであった。そのみ座は火の炎であり、その車輪は燃える火であった。
10)彼の前から、ひと筋の火の流れが出てきた。彼に仕える者は千々、彼の前にはべる者は万々、審判を行う者はその席に着き、かずかずの書き物が開かれた。
13)わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。
14)彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。
聖徒の忍耐が試される
獣とその像を拝み、額や手に刻印を受けた者だけが、物を買うことや売ることができるときがある。(黙示録13章参照)
その間に、聖徒(神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ち続ける人たち)は獣を拝むことや獣の刻印を受けることを拒み続け、救い主の約束に固く頼ることができるか、が試されている。
(12節)
義人は恐れる必要はない
救い主に頼って死を迎えるものは幸いである。すべての労苦を解かれて休み、その為したる業は彼らを証する。
人の子のような方が、白い雲の上に坐し、金の冠をかぶり、手に鋭い鎌を持っている。
別の御使が聖所から出てきて、彼に、実が熟し、刈り取りの時が来たので、鎌を入れて刈り取るように命じ、彼が鎌を地に投げ入れると、地のものが刈り取られる。
※義人は取り上げられ、地の災いから守られる。黙示録15章参照
(13-15節)
- 義人は守られる
- (ニーファイ第一書22章)
22)義人は打ち破られることのない人々ですから,恐れるには及びません。恐れるのは悪魔の王国であって,これは人の子らの中に築かれる王国で,肉体を持つ人々の中に設けられます。
23)利を得るために設けられるすべての教会,人のうえに支配権を得ようと設けられるすべての教会,世の人々の目にかなって評判を得るために設けられる教会,肉欲やこの世のものを求め,あらゆる罪悪を行う教会,要するに,悪魔の王国に属するすべての教会が恐れて震えおののく日が,速やかに来ます。これらの教会はちりの中に引き倒され,わらのように焼き尽くされなければならないのです。これは預言者の言葉のとおりです。
- 地球と義人は栄光を受ける
- (教義と聖約88章)
25)さらにまた,まことに,わたしはあなたがたに言う。地球は日の栄えの王国の律法に従う。地球はその創造の目的を達して,律法に背かないからである。
26)それゆえ,地球は聖められる。まことに,それは死ぬにもかかわらず,再び生かされ,それを生かす力に堪える。そして,義人がそれを受け継ぐ。
27)彼らも死ぬにもかかわらず,再び霊的な体によみがえるからである。
28)日の栄えの霊を持つ者は,肉の体であったその同じ体を受けるであろう。すなわち,あなたがたはあなたがたの体を受け,またあなたがたの栄光は,あなたがたの体が生かされるその栄光である。
29)日の栄えの栄光の一部によって生かされるあなたがたは,そのとき,その同じものを,すなわちそのすべてを受ける。モーセ書7章も参照
神さまに反抗するものも刈り取られる
もうひとりの御使が、鋭い鎌をもって、天の聖所から出てくる。
火を支配する権威をもつ御使が祭壇から出てきて、彼に、地のブドウが熟したので、その鎌でブドウの房を刈り集めるように命じる。
かれは、鎌を地に投げ入れ、地のブドウを刈り集めて、神さまの激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ込む。
その酒ぶねは都の外で踏まれ、真っ赤な血が広がる。
(17-20節)
- 酒ぶねを踏む
- (イザヤ書63章)
1)「このエドムから来る者、深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。その装いは、はなやかに、大いなる力をもって進み来る者はだれか」。「義をもって語り、救を施す力あるわたしがそれだ」。
2)「何ゆえあなたの装いは赤く、あなたの衣は酒ぶねを踏む者のように赤いのか」。
3)「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。もろもろの民のなかに、わたしと事を共にする者はなかった。わたしは怒りによって彼らを踏み、憤りによって彼らを踏みにじったので、彼らの血がわが衣にふりかかり、わが装いをことごとく汚した。
4)報復の日がわが心のうちにあり、わがあがないの年が来たからである。
5)わたしは見たけれども、助ける者はなく、怪しんだけれども、ささえる者はなかった。それゆえ、わがかいながわたしを勝たせ、わが憤りがわたしをささえた。
6)わたしは怒りによって、もろもろの民を踏みにじり、憤りによって彼らを酔わせ、彼らの血を、地に流れさせた」。
※エドムはユダ王国(イスラエル)の敵国。ボズラはエドムの首都。
悪をなすユダ王国に敵として来て、ユダ王国で神さまに反抗する人たちを絶たれる。
【第15章】最後の7つの災いから義人は守られる
7人の御使が最後の7つの災害を携えて来る。
神さまの激しい怒りが頂点に達する。
その時、義人は守られる。
義人と地球は栄光を受ける
ヨハネが見た「ガラスの海」は栄光を受けた地球である。
救い主が御姿を現されるとき、生きている義人は栄光を受ける。
つまり、身を変えられ、引き上げられて、救い主とまみえる。
※栄光を受けずに、救い主とまみえることはできない。
神さまは約束通り、火によってでも、義人を守られる。
義人とは獣とその像とその名の数字とに打ち勝った人々のことである。
彼らは、救い主を賛美している。
(2-4節)
- 義人と地球は栄光を受ける
- 教義と聖約130章
1)救い主が御姿を現されるとき,わたしたちは,救い主をありのままに見るであろう。わたしたちは,救い主がわたしたちのような人間であるのを見るであろう。
2)ここでわたしたちの間にある交わりが,そこでもわたしたちの間にある。ただし,その交わりには,わたしたちが今享受していない永遠の栄光が伴う。
8)神が住んでおられる所は,一つの雄大な「ウリムとトンミム」である。
9)この地球は,聖められて不滅の状態になると,水晶のようになり,そこに住む者たちにとって一つの「ウリムとトンミム」になる。
- 義人は引き上げられる
- (教義と聖約88章)
96)そして,生きて地上にいる聖徒たちは,身を変えられて,主に会うために引き上げられる。(テサロニケ人への第一の手紙4章)
16)すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、
17)それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。
- 義人は恐れるに及ばない
- (第一ニーファイ22章)
16)すべての人の子らに神の満ちみちる激しい怒りが注がれる日が,速やかに来る。神は,悪人が義人を滅ぼすのを許されないからである。
17)そのため神は,満ちみちる激しい怒りを下し,義人を守るために火をもって敵を滅ぼすことになっても,御自分の力によって義人を守られる。したがって,義人は恐れるには及ばない。たとえ火によってでも,彼らは救われるであろう。』預言者はそのように言っています。
- 大いなる驚くべき業
- (教義と聖約76章)
114)しかし,主の業と,主がわたしたちに示してくださった主の王国の奥義は,大いなる驚くべきものであり,栄光において,威勢において,支配において,すべての理解を超えている。
7つの災害をもたらす御使が来る
天の証の幕屋の聖所(神殿)から、7人の御使が、汚れのない、光り輝く亜麻布をまとい、金の帯を胸に締めて出てくる。
四つの生き物の一つが、神さまの激しい怒りの満ちた7つの金の鉢を7人の御使に渡す。
聖所は神さまの栄光とその力に満ち、7つの災害が終わるまでは、だれも聖所に入ることができない。
【第16章】恐ろしく、公正な裁き
7つの災いが世を襲う。
地に住むものは苦しむ。
御使たちは、その災いをもたらした裁きが公正であることを宣言する。
7つの災い
- 獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができる。
- 海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまう。
- 川と水の源がすべて血になる。
- 太陽は火で人々を焼く。
- 獣の国は暗くなり、人々は激しい苦痛に襲われる。
- 大ユウフラテ川の水が枯れてしまう。
- 水が枯れたのは、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるため
- いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、かつてなかったほどの激しい地震がある。
- 地震によって、大いなる都は3つに裂け、諸国民の町々は倒れ、島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなり、1タラントほどの石が天から人々の上に降る。
- ※この地震によって地の形が変わり、陸地は作られた当時の、分けられる前の形になる。
- 地の形がもとに戻る
- (教義と聖約133章)
22)それは大水のとどろきのような,また激しい雷鳴のような声であり,山々を崩すであろう。そして,もろもろの谷は見えなくなる。
23)彼が大いなる深みに命じると,それは北の地方へ退き,島々が一つの地となる。
24)エルサレムの地とシオンの地は,それぞれの所に戻り,陸地はそれが分けられる前の時代のようになる。
御使は神さまの裁きを公正という
今いまし、昔いませる聖なる者よ。このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります。(5-6節:水をつかさどる御使)
全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります。(7節:祭壇)
神さまに反抗し続ける人たち
人々は、太陽の激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。
獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。
龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊、しるしを行う悪霊の霊が出てきて、全世界の王たちのところに行き、彼らを全能なる神の大いなる日に、戦いをするためにハルマゲドンという所に召集する。
人々は、地震の大災害のゆえに神をのろった。
(9-11節、13-16節)