モルモン書・アルマ書38章の要約と感想

モルモン書のアルマ書38章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書38章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

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モルモン書・アルマ書38章の要約と感想

モルモン書のアルマ書38章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書38章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

モルモン書・アルマ書38章では、アルマが自分の次男であるシブロンにあたえた責任の言葉が記されている。
アルマは(わたしたちの模範となる)シブロンの人となりを評価し、勧告を与え、自分の経験と証しを簡潔に伝えている。

シブロンの人となり

アルマの言葉から読み取れるシブロンの人となり。わたしたちも身に着けることを目標にするものである。

  • 確固としている。
  • 神さまに忠実である。
  • 若いときから主なる神に頼り始めた。
  • 忠実・勤勉・忍耐強く・寛容。
  • ゾーラム人に悔い改めを伝えに行ったときに縛られ、石を投げられたが耐えた。
  • 救い主がともにいてくださったこと、神さまが救い出してくださったことを知っている。
※シブロンは、若い時から神さまを信頼し、神さまに従い、まじめで熱心に働く人だった。アルマがシブロンから大きな喜びを得た、というほどの働きをしていた。そのシブロンに対して、アルマは少しだけ忠告を与えている。

(2-4節)

アルマ書63章
1)さて,ニーファイの民のさばきつかさの統治第三十六年の初めに,シブロンは,アルマがヒラマンに渡した神聖な品々を所有することになった。
2)シブロンは正しい人であって,神の前をまっすぐに歩んでいた。そして,絶えず善を行い,主なる神の戒めを守るように努めた。彼の兄弟もまた同様であった。

アルマの勧め

アルマがシブロン(わたしたち)に与えた勧告。

  • 神の戒めを守る。(神の戒めを守ろうとしなければ,神の御前から絶たれる。)
  • 最後まで堪え忍ぶ者は幸いであるので、神の戒めを守り続ける。
  • 神を信頼すればするほど、試練や災難や苦難から救い出され、終わりの日に高く上げられることを覚えている。
  • 御言葉を今後も教え続ける。
  • すべてのことに勤勉であり,自制する。
  • 高慢にならない。自分の知恵や優れた力を誇らない。
  • 大胆であり、かつ、尊大にならない。
  • 激情をすべて制し,愛で満たされる、
  • 怠惰にならない。(勤勉であり続ける)
  • 人に聞こえて自分の知恵が称賛されるように祈ってはならない。
  • 自分がふさわしくない者であることをお許しください、憐れみをもってわたしの同胞を思い起こしてください、と祈る。
  • いつも神の御前で自分がふさわしくないことを認める。
  • 民に御言葉を教える。
  • まじめである。

(1,2,5,10-15節)

第三ニーファイ15章
9)見よ,わたし(救い主・イエスキリスト)は律法であり,光である。わたしに頼り,最後まで堪え忍びなさい。そうすれば,あなたがたは生きるであろう。最後まで堪え忍ぶ者に,わたしは永遠の命を与えるからである。

ルカによる福音書18章
10)「ふたりの人が祈るために宮に上った。そのひとりはパリサイ人であり、もうひとりは取税人であった。
11)パリサイ人は立って、ひとりでこう祈った、『神よ、わたしはほかの人たちのような貪欲な者、不正な者、姦淫をする者ではなく、また、この取税人のような人間でもないことを感謝します。
12)わたしは一週に二度断食しており、全収入の十分の一をささげています』。
13)ところが、取税人は遠く離れて立ち、目を天にむけようともしないで、胸を打ちながら言った、『神様、罪人のわたしをおゆるしください』と。
14)あなたがたに言っておく。神に義とされて自分の家に帰ったのは、この取税人であって、あのパリサイ人ではなかった。おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。

アルマが自分の経験を語る

アルマが長男ヒラマンにも語った自分の改宗の経験をかなり簡潔に語っている。
(6-8節)

アルマの改宗

モルモン書のアルマ書36章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があり[…]

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シブロンに伝えたアルマの証

人が救われるのはただキリストにより,キリストを通じてだけであり,決してほかの方法や手段はない。
キリストは世の命であり光であられる。見よ,キリストは真理と義の御言葉であられる。

(9節)

ヒラマン書5章
9)おお,覚えておきなさい。わが子らよ,ベニヤミン王が彼の民に語った言葉を覚えておきなさい。まことに,将来来られるイエス・キリストの贖いの血によってのみ人は救われるのであり,ほかには一切道も手段もないことを覚えておきなさい。まことに,イエス・キリストが世を贖うために来られることを覚えておきなさい。

モーサヤ書16章
9)キリストは世の光であり命であられる。まことに,決して暗くなることのない無窮の光であり,また決して死ぬことのない無窮の命であられる。

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モルモン書・アルマ書38章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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