モルモン書・ヤコブ書6章の要約と感想

モルモン書・ヤコブ書6章には、ヤコブからわたしたちへのメッセージが記されている。
それは、救い主の贖いを受け入れ、憐れみ深い神さまのみもとに来て、神さまの善い言葉で養いを受け、いつも善を行い、最後まで耐え忍ぶなら、永遠の生命を受ける。
しかし、そうしなければ、火で焼かれ、大きな苦痛を受ける。というものである。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のヤコブ書6章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

モルモン書のヤコブ書6章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

モルモン書・ヤコブ書6章の要約と感想

モルモン書のヤコブ書6章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
ヤコブ書6章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

ヤコブの預言

ヤコブがゼノスの預言を引用する前に、ユダヤ人が躓いたために拒んだ堅固な土台が、隅のかしら石になり、その上に建物が建てられることを説明すると言った。
ゼノスの預言を引用したあと、ヤコブは、このゼノスの預言が必ず起きること、神さまが聖約を交わした民をもとに戻す業を始められるときは最後の時で、そのあとすぐに終わりが来る、と預言し、以下を民に伝えた。

  • 神さまの民を養い、集めるために熱心に働いた人たちが幸いを受けて、神さまの王国に救われること。
  • 神さまに反抗し、罪悪を犯した人たちが火で焼かれること。
  • 神さまが深い憐れみをもって、常に救いの手を伸ばしておられること。
  • 心をかたくなにしない者たちは神さまの王国に救われること。

(1-4節)

参照聖句
奥義を解き明かす
(ヤコブ書4章)
17)さて,わたしの愛する人々よ,これらの者がその堅固な土台を拒んだ後に,どうしてそれを隅のかしら石として,その上に建物を建てることができるであろうか。
18)見よ,わたしの愛する同胞よ,もしわたしが何かによって強い御霊を失ったり,あなたがたを心配するあまり口ごもったりするようなことがなければ,わたしはあなたがたにこの奥義を明らかにしよう。

ヤコブの勧め

  • 神さまは、わたしたちを心にかけてくださる。
  • 神さまの憐れみの御腕はわたしたちに伸べられている。
  • 神さまは善い言葉で養ってくださる。

なので

  • 悔い改めて、固い決意で神さまのもとにきて、神さまと堅く一致して離れない。
  • 心を柔和謙遜に保つ。
  • 救い主について語られた預言者の言葉を受け入れる。
  • いつも善を行う。
  • 救い主の善い言葉、神さまの力、聖霊の賜物を認め、聖なる御霊を受け入れる。
  • 贖いの計画を賛美する。

そうすれば、永遠の命を得ることができる。

そうしないと
火で焼かれ、恥と強い罪悪感を持って、神さまの法廷に立つことになる。

参照聖句
神さまの憐れみ
(アルマ書5章)
33)見よ,主はすべての人を招き,憐れみの御腕を伸べて,『悔い改めよ。そうすれば,わたしはあなたがたを受け入れよう』と言われる。
34)まことに,主は言われる。『わたしのもとに来なさい。あなたがたは命の木の実を食べるであろう。あなたがたは価なしに命のパンを食べ,命の水を飲むであろう。

(ニーファイ第三書9章)
14)まことに,あなたがたに言う。あなたがたは,わたしのもとに来るならば永遠の命を得るであろう。見よ,わたしの憐れみの腕はあなたがたに向けて伸べられている。わたしは来る者をだれでも受け入れよう。わたしのもとに来る者は幸いである。

罪を離れるなら生きる
(エゼキエル書18章)
21)しかし、悪人がもしその行ったもろもろの罪を離れ、わたしのすべての定めを守り、公道と正義とを行うならば、彼は必ず生きる。死ぬことはない。
22)その犯したもろもろのとがは、彼に対して覚えられない。彼はそのなした正しい事のために生きる。
23)主なる神は言われる、わたしは悪人の死を好むであろうか。むしろ彼がそのおこないを離れて生きることを好んでいるではないか。
死後の状態
(アルマ書40章)
14)さて,これが悪人の霊の状態である。まことに,暗闇の中で,自分たちに下る火の憤りのような神の激しい怒りを,ひどく恐れながら待っている状態である。義人がパラダイスにとどまるように,彼らはこのように,自分たちの復活の時までこの状態にとどまるのである。

まとめ

神さまは、先祖から子孫まで覚えてくださる。
その中には自分も含まれている。

神さまはすべてをご存知で、
わたしにとって
もっともよいものを与えてくださる。

わたしももっともよいものをお返しするように

それはつまり

悔い改めて神さまに従い
自分の欲を捨てて
他の人を助けること。

神さまはわたしの先祖も子孫も覚えて憐れみの手を伸ばしてくださっている。
 
忘れないようにしよう。

おまけ

20代のころに書いたメモ

「オリーブ」の木のたとえの解きあかし。
 主の樹木園で勤勉に働いた者は幸いである。
 主はいつも手を延ばしておられる。
 頑に拒む者は禍である。キリストを否定するものは罪と恥を受ける。
  悔い改めて狭い門から入り、終わりまで耐え忍べ。

モルモン書・ヤコブ書6章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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