こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のモーサヤ書22章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・モーサヤ書22章の要約と感想
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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軍の長ギデオンは過去の大敗の中でも役に立つ案を出し、今回の逃亡でも、事前に調査を行って、民を安全に守ったのである。
また、リムハイ王もギデオンとその案を信頼し、その案を採用して、神さまの守りを受けて、民を奴隷の状態から救い出した。
神さまが彼らを奴隷の状態から救い出されたのである。
リムハイと民はレーマン人の手から逃れる方法を考え続けた
リムハイ王とその民は全員で、レーマン人の手から、奴隷の状態から逃れる方法を考え続けた。
レーマン人と戦うという方法は、人数の差が大きすぎて、不可能であったので
民が全員で家畜の群れを連れて、荒野へ出ていくほかに方法はなかった。
しかし、レーマン人に周囲から見張られていた。
ギデオン(以前にノア王の敵であり、リムハイ王の軍の長)は、前もって、レーマン人の見張りの兵の状態を調べていた。
あるところの見張りの兵が、夜はいつも酒に酔っていることを発見していた。
そこを通れば、民全員と家畜が逃げ出せるのではないかと考えていた。
しかし、見つかれば、全員殺されてしまう。
ギデオンはリムハイ王に自分の案を聞いてくれるか確認した後、自分の案を伝える。
リムハイ王たちはニーファイの地を去り、ゼラヘムラに到着する
リムハイ王は、ギデオンの案を受け入れ、貢物として贈る葡萄酒を贈り物としていつもより多くレーマン人に届けた。
レーマン人の見張りの兵は、リムハイ王が届けた葡萄酒をふんだんに飲んだ。
リムハイ王の民は、夜の間に、家畜の群れを連れ、自分たちの貴重な品や食料を運べる限り持って荒野へ出ていった。
荒野で幾日も旅をして、ゼラヘムラに到着し、モーサヤ王の民に加わった。
モーサヤ王は喜んで彼らを受け入れ、彼らの記録と、彼らが発見した記録を受け取った。
※リムハイ王は軍の長であるギデオンの策を取り入れた。レーマン人との3度の戦いでは大敗を続けていたが、ギデオンの案は少しなりとも役に立っていた、ということだろう。今回の策が失敗すれば(逃げているときに見つかれば)、民は滅びるのである。しかし、ほかに方法は考え付かなかったのであろうし、神さまの守りを信じて、全員でそれをよしとしたのだろう。
レーマン人は追っ手を送った
レーマン人は、リムハイの民が夜の間にニーファイの地を出ていったことを知ると、彼らを追撃するために軍隊を送った。
しかし、二日間追撃したが、跡を見つけることができず、しかも、荒野の中で迷ってしまった。(帰れなくなった)