参考として、異なる箇所を斜体、わたしの解説を※斜体で示す。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のニーファイ第二書13章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・ニーファイ第二書13章の要約と感想
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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1節ずつ、ときおり解説をいれて
2NE13:01
(※ヤコブ(イスラエル)の家(子孫)は神さまとの聖約をないがしろにしたので)
神さまはエルサレムとユダから、体を支えるパンと家を支える水をすべて取り去られる。
※肉体を支える基本的な糧となるパンと水。霊的な糧となるパンと水。そのどちらもすべて取り去られる。
エルサレム、ユダ : 主の民が住んでいる場所を指す
柱:水、指導者 契約の祝福
杖:パン、指導者 契約の祝福
人々は指導者(リーダー)によりかかる
契約の祝福を失う = 契約の呪い = 悪人は飢えと渇きに苦しむ
苦しみ(悔い改め)のあとに喜び(祝福・救い)が来る
高揚の前に屈辱、救いの前に苦しみ、再生の前に破滅。
干ばつや地域紛争により、飢饉や食料不足が起きる。
2NE13:02-03
また、勇士、戦士、裁判官、預言者、賢者、長老と、50人の長、高官、議官、熟練した職人、雄弁な演説家を取り去られる。
※軍事や社会の秩序を守る人、指導者、有能な人たちを取り去られる。神さまの思いを伝える預言者なしには、社会として神さまの導きを受けることはできない。
社会の堕落とともに、リーダーたちも堕落し、以前のリーダーのような指導をしなくなる。
役職は残っていても、その役職の人たちは、前世代の人のような能力を持たなくなる。
2NE13:04
神さまは、子どもたちをエルサレムとユダの指導者とし、赤ちゃんがエルサレムとユダを治める。
※理解力や指導力のない人、無能で経験のない人が、エルサレムとユダの指導者となり、政治を行う
2NE13:05
民はみな(※高慢になって、)互いに虐げあい、(※助け合うはずの)隣人同士で虐げあう。
(※秩序が失われて、)子どもは大人たちを治め、地位の低い人が高貴なものにむかって高ぶる。
2NE13:06
そのとき、人は自分の父の家にいる兄弟に助けを求め(※つまり父・家族の指導者はすでにいない)
外套があるという理由だけで、私たちを治めるものとなり、あなたの手でこの破滅が起こらないようにしてください。
※最後の文で聖書では否定語がない。
2NE13:07
助けを求められた人は誓って言う。私の家には食料も衣服もないので、私は問題を解決することはできません。わたしを民を治める者にしないでください。
誰も問題を解決できない。社会は崩壊している。
2NE13:08
ヤコブ(イスラエル)の家(子孫)の言葉と行いが神さまに背き、神さまの栄光の目を怒らせたため、エルサレムは滅び、ユダの人々は倒れた。
倒れる者:つまずいて倒れる者、悪人
社会全体が倒れる
2NE13:09
ヤコブ(イスラエル)の家(子孫)の顔つきは、彼らについて不利な証言をし、彼らの罪があたかもソドムのようであることを示していて、それを自分で隠すことはできない。彼らは災いである。彼らは自ら悪の報いを受けたのだ。
ソドム:同性愛 が公然と見せびらかしている
裁きの日に、アッスリアの王によって、災いをうける
2NE13:10
義人は幸いである。彼らは自分の行いの実(※人格を身に着け、祝福)を得るからである。
食料と水を持っている
2NE13:11
悪人は滅びるので災いである。彼らの行いの報いが彼らに及ぶからである。
9節A、10節B、11節A キアズム交差配列 強調されるのは真ん中のB
2NE13:12
エルサレムとユダは、子どもたち(※理解力や指導力のない人、無能で経験のない人)が民を虐げ、(指導者がいなくなり、伝統的な族長制度が崩壊して)おんなたちがエルサレムとユダの指導者となる。
そのために、民は誤った道に入り、正しい道を見失う。
※正しい指導者がいなくなった後の混乱
正しい指導者を追い出し、誤った指導方法を確立しようとする人たちがいる。
12節冒頭「わたしの民」:契約の定型文
2NE13:13
神さまは弁護するために、そして、民を裁くために来られる。
誰に向かって?
誰を弁護する?
誰を裁く?
なぜ?
2NE13:14-15
神さまは、ご自分の民の長老や統治者を裁かれる。
長老や統治者はブドウ園(※ヤコブ(イスラエル)の家(子孫)を守ることをせず、かえって民)を食い尽くし、貧しいものから奪った(※不正に取り立てた)ものがある。
※エルサレムの長老や統治者は不正な統治をおこない、貧しいものを守らず、虐げて、私腹を肥やした。
12節A 13節B 14節A キアズム交差配列 強調されるのは真ん中のB
わたしの民 = 貧しい者、困窮する者 = 末の日に生き残る人たち
2NE13:16-23
ここでイザヤは、ヤコブ(イスラエル)の家(子孫)の女性たちの中にみられる、着飾った女性を描写している。
彼女たちは高ぶり気取った様子で歩く。
彼女たちは、敵に討たれ、辱められ、美しい装飾品は奪い取られる。
男性は、正義を損ない、偶像を礼拝し、貧しい者たちを迫害する。
女性は、やるすぎるほど、着飾る。
その結果、契約の呪いを受ける。
2NE13:24
良い香りは悪臭となり、帯は裂けたぼろ布となり、美しく整えられた髪はなくなり(※かぶろ=髪の毛がないこと)、衣は荒布の帯となり、美しさは焼け傷となる。
※戦争の火で焼けこげることを示しているのかも
時期を得て悔い改めなかったので、強制的にへりくだらされている。
2NE13:25
女性を養ったり、守ったりする人がいなくなる。
政治家やリーダーは切り倒され、軍人は戦いで殺される。
イザヤ書1章20節 「しかし、あなたがたが拒んで背くなら、剣の餌食になるだろう。」エホバは御自分の口によってこれを語られた。
2NE13:26
シオンの門は嘆き悲しみ、シオンは荒れすたれて地に座する。
※「シオンの門」や「シオン」は何を象徴しているか?
神様は、この様子をご覧になって悲しまれている。本来は神さまの見守りをうけて豊かになるはずのヤコブ(イスラエル)の家(子孫)が荒れ果てて、家の外に出され、地に座っている。ということだろうか。
門が閑散とする = 荒廃と破壊により、入ってくる人、行きかう人がいなくなる。
蓄えを持たず、 脱出していなければ、困窮(何も持たない)になる。
まとめ
神様の前では罪を隠すことはできない。
自分の行いは自分に帰る。
悔い改めて神様に心を従わせた人は救いを得る。
人々を助けるはずの為政者がまずしい人々を蔑ろにし、その人たちから奪い取る。
神さまは自分の務めを蔑ろにした為政者を罰し、
まずしいひとを見捨てて、自分を飾ることを優先した民の飾り物を焼き捨てられる。
まずしいひとを助ける義人は救いを得る。


