モルモン書・ニーファイ第二書26章の要約と感想

モルモン書のニーファイ第二書26章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

モルモン書のニーファイ第二書26章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

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モルモン書・ニーファイ第二書26章の要約と感想

モルモン書のニーファイ第二書26章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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ニーファイ第二書26章には、末日に起きること、避けるべき罪、罪人が滅ぼされること、義人が守られること、神さまが世を愛して人を救いに導かれていること。が示されています。

救い主の言葉は戒めである

救い主が十字架の上で命を捨てられたのち、復活し、ニーファイの子孫とレーマンの子孫を訪れる。
その時に、救い主が語る言葉は、わたしたちへの戒めとなる

どのようなことを語られたのか、第三ニーファイで確認します。
(1節)

救い主の降誕と死と復活のしるし

ニーファイは、将来の民の中におきる争いを示現で見ている。
ニーファイは、救い主の降誕と死と復活のしるしも示現で見ている。

救い主の降誕と死と復活のしるしが与えらえる。

その日は、悪人には恐ろしい日になる。その日に肉体の滅びを経験する。
預言者と聖徒を追い出し、石を投げつけ、殺すからである。
高ぶるものと悪を行うものは焼き尽くされる。
悪人が被る滅びの具体的な様子が明らかにされている。

預言者たちの言葉に聞き従い、彼らを滅ぼそうとすることなく、
迫害を受けても与えられたしるしを心に留め、
確固として救い主を待ち望む義人は守られる。

(2-8節)

価値のないものに自分自身を売り渡す

ニーファイは、自分の子孫が、高慢になり、愚かな行いをするようになり、
悪魔に従い、光よりも闇の業をを選ぶようになって、

御霊の励ましを受けなくなり、すみやかに、

肉においては滅亡され、霊においては地獄に落ちるのを示現で見ている。

※これは心に留めておくべき警告である。
※神さまは、契約を守られる。
※その契約とは、戒めを守るならば栄える、である。
※人は、救い主の助けがないと、罪を清められることもなく、癒されることもなく、滅びるのである。

(9-11節)

異邦人にも救いをもたらす

すべてのユダヤ人が、自分たちだけが神さまによって守られ、救われるという選民思想を持っているわけではない。
ニーファイのように、救い主を信じ、その戒めを守る者はすべて救いを得る、という正しい理解をしているユダヤ人もいる。
(ニーファイはヨセフの子孫であるが)

救い主は、ご自身を信じるすべての人に、聖霊によってご自身を現わされる。
救い主を信じる信仰に応じて、奇跡としるしと不思議を行われる。

※聖霊によって、ということは、目ではなく、心にささやきかける、ということだろうか。
※信仰の薄いものには、それなりに、ということだろうか。

(12-13節)

終わりの時に

リーハイの子孫は不信仰に陥って異邦人に打たれ、地に倒されて、存在しなくなる。

義人の言葉が書き記され、忠実な者の祈りが聞き届けられるので、

不信仰に陥った者のすべてが忘れ去られるわけではなく、彼らは地の中から、書き記した書物を通して、語り掛ける。

その書物は、不信仰に陥った者から守るために、封じられている。

異邦人は高慢な目で見るので、神さまの業が見えず、福音から取り去られたものがおおいので躓いて、自分たちで多くの教会を儲ける。
その教会は、神さまの力と奇跡を侮り、自分の知恵と学識を誇り、利益を求めて、貧しいものを虐げる。
また、妬みと争いと悪意を引き起こす組織が多く作られる。

悪魔の結社、秘密結社がある。悪魔は人を誘惑して、徐々に強く縛って放さない。

(14-22節)

参照聖句
終わりのとき
(創世記49章)
1)ヤコブはその子らを呼んで言った、「集まりなさい。後の日に、あなたがたの上に起ることを、告げましょう、

(ヨブ記19章)
25 わたしは知る、/わたしをあがなう者は生きておられる、/後の日に彼は必ず地の上に立たれる。

(イザヤ書2章)
2)終りの日に次のことが起る。主の家の山は、もろもろの山のかしらとして堅く立ち、もろもろの峰よりも高くそびえ、すべて国はこれに流れてき、

(テモテへの第二の手紙3章)
1)しかし、このことは知っておかねばならない。終りの時には、苦難の時代が来る。
2)その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神をそしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者、
3)無情な者、融和しない者、そしる者、無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、
4)裏切り者、乱暴者、高言をする者、神よりも快楽を愛する者、
5)信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう。こうした人々を避けなさい。
6)彼らの中には、人の家にもぐり込み、そして、さまざまの欲に心を奪われて、多くの罪を積み重ねている愚かな女どもを、とりこにしている者がある。
7)彼女たちは、常に学んではいるが、いつになっても真理の知識に達することができない。

(ペテロ第二の手紙3章)
3)まず次のことを知るべきである。終りの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、
4)「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言うであろう。
5)すなわち、彼らはこのことを認めようとはしない。古い昔に天が存在し、地は神の言によって、水がもとになり、また、水によって成ったのであるが、
6)その時の世界は、御言により水でおおわれて滅んでしまった。
7)しかし、今の天と地とは、同じ御言によって保存され、不信仰な人々がさばかれ、滅ぼさるべき日に火で焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。

(モーセ書7章)
60)すると,主はエノクに言われた。「わたしが生きているように,まことにそのように,わたしは終わりの時に,すなわち悪事と報復の時代に来て,わたしがノアの子孫に関してあなたに立てた誓いを果たそう

終わり時に明らかにされる
(イザヤ書29章)
14)それゆえ、見よ、わたしはこの民に、再び驚くべきわざを行う、それは不思議な驚くべきわざである。彼らのうちの賢い人の知恵は滅び、さとい人の知識は隠される」。

(ダニエル書2章)
44)それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。そしてこの国は立って永遠に至るのです。

(マタイによる福音書17章)
11)答えて言われた、「確かに、エリヤがきて、万事を元どおりに改めるであろう。

(使徒行伝3章)
21)このイエスは、神が聖なる預言者たちの口をとおして、昔から預言しておられた万物更新の時まで、天にとどめておかれねばならなかった。

(エペソ人への手紙1章)
10)それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。

神さまは救いをもたらされる

神さまは人知れずに業を行われない。
神さまはなされることを預言者に示される。

神さまは世のためになることだけをされる。
神さまは、すべての人を救うためにご自分の命を捨てるほど、この世の人を愛しておられる。

神さまは、だれにも救いにあずかってはならないと命じられることはない。
神さまは、すべてのひとを慈しみ、救いに導かれる。救いは無料である。

神さまは、すべてのひとを礼拝の家に迎え、悔い改めに導かれる。

(23-28節)

参照聖句
神さまは預言者に示される
(アモス3章)
7)まことに主なる神は/そのしもべである預言者にその隠れた事を/示さないでは、何事をもなされない。

神さまが禁じられたこと

  • NG:偽善売教(シオンの幸いを求めず、利益と世の誉れを得るために説教をして自分自身を世の光とすること)
    • 求められていること:慈愛によってシオンで働くものを助けること
  • NG:金銭のためにシオンで働く
    • 求められていること:シオンの福利のために働く
  • NG:人を殺す・偽りを言う・盗む・神さまの御名をみだりに唱える・ねたむ・悪意・言い争う・みだらな行い⇒行うものは滅びる

神さまは人のためになること、わかりやすいこと、すべての人を救いに導くことをされる。
(29-33節)

まとめ

神さまの勧めに逆らい、自分の力を誇り、悪を行うなら

預言者の訓戒に耳を傾けず、思うままに悪い振る舞いを続けるなら

たとえ以前は、主の道を歩んでいたとしても

主の御霊は離れ去り、すみやかに滅びへと向かう

悲しいこと。

自分もそうなるかもしれない。芽は摘み取りたい。

救いは無料だから。

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モルモン書・ニーファイ第二書26章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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