モルモン書・アルマ書13章の要約と感想

モルモン書のアルマ書13章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書13章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

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モルモン書・アルマ書13章の要約と感想

モルモン書のアルマ書13章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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モルモン書のアルマ書13章では、アルマがアモナイハの民に語った言葉のうち、御子の位の大神権を受けるに至る流れを説明した言葉が記されている。
それは、アモナイハの民にも当てはまるものであり、神さまの御子を待ち望み、神さまの安息に入る方法を示している。
また、メルキゼデクが悔い改めを説いたのでサレムの民が悔い改めたことも伝えたことが記されている。

神さまは人を召して民に戒めを伝えさせた

アダムが堕落し、神さまが人に守るべき戒めを与えたとき、神さまは、人を召して、民に戒めを伝えるようにされた。

神さまは、民を導くために、ご自分の力を人(大祭司)に与えてくださった。

  • 大祭司たちは、神さまの御子の位に従って聖任され、聖なる位の大神権を受けた。
  • この召しと儀式と大神権は初めもなく終わりもない。
  • 大祭司たちは、とこしえに御子の位に従う。
  • 御子は父なる神様の独り子であり、日の初めもなく、年の終わりもない。恵みと真理に満ちておられる。
儀式は、人々が神さまの御子を待ち望めるように定められた。
これは、神さまの御子の位そのもので、人々が罪の赦しを受けるために神さまの御子を待ち望んで、神さまの安息に入れるようにするためのものであった。
  • 前世において、神さまからすでに召され、備えられていた人たち(霊たち)が地上(現世)に来て、
  • 善を選び、深い信仰と悔い改めを働かせ、義の業を行ったので、大祭司に召された。
  • それは、神さまの御子の贖いに応じて備えらえた召しである。
  • 聖霊によって聖められ、衣を白くされ、罪を見て忌み嫌うのを禁じえなかった。
  • 彼らは神さまの安息に入った。

  • 前世において、召され、備えらえていたにも関わらず、現世に来てから、心をかたくなにしたものは、神さまの御霊を拒んだので、その特権を受けることができなかった。

  • アモナイハの民であるあなた方も、神さまの安息に入れるように、神さまの御前に遜り、悔い改めにふさわしい実を結んでほしい。
※前世=人はこの世に生まれてくる前に、肉体を持たない霊として、完全な肉体をお持ちの神さまとともに暮らしていた。その世界を前世と呼んでいる。

(1-13節、16節)

参照聖句
祭司たちに与えられた神権
(教義と聖約107章)
3)彼の時代の前には,これは神の御子の位に従う聖なる神権と呼ばれていた。
4)しかし,至高者の名を敬い尊ぶことから,この名をあまり頻繁に繰り返すのを避けるために,昔の教会員はこの神権を,メルキゼデクにちなんで,メルキゼデク神権と呼んだのである。
聖められる
(モーセ書6章)
59)背きによって堕落が生じ,その堕落が死をもたらす。あなたがたは水と血と,わたしが造った霊とによってこの世に生まれ,ちりから生けるものとなったので,まことにあなたがたは,水と御霊によって再び天の王国に生まれ,血によって,すなわちわたしの独り子の血によって清くされなければならない。それは,あなたがたがすべての罪から聖められ,この世において永遠の命の言葉を享受し,来るべき世において永遠の命,すなわち不死不滅の栄光を享受するためである。
60)それは,あなたがたが水によって戒めを守り,御霊によって義とされ,血によって聖められるからである。

(ニーファイ第一書12章)
10)あなたが見ているこの十二人の仕える者は,あなたの子孫を裁く。見よ,この十二人は,神の小羊を信じる信仰のために小羊の血によって衣を白くされているので,とこしえに義人である。」

アルマはメルキゼデクについて説明する

メルキゼデクは大祭司であり、アブラハムは所有したすべてのものの十分の一をメルキゼデクに納めた。

メルキゼデクはサレムの王。サレムの民は罪悪と忌まわしい行いをしていたが、メルキゼデクが悔い改めを説き、民は悔い改め、平和を確立し、平和の君と呼ばれた。

メルキゼデクは偉大である。

聖文をまげて解釈するなら、滅びを招く。

(14-20節)

参照聖句
メルキゼデク
(ジョセフスミス訳創世記14章)
26)さて,メルキゼデクは信仰の人であり,義を行った。子供のころ,彼は神を畏れ,ライオンの口を封じ,猛火を鎮めた。
27)こうして彼は神から認められ,神がエノクと交わされた聖約の位に従う大祭司に聖任された。
33)さて,メルキゼデクはこの位の祭司であった。そのため,サレムで平和を得て,平和の君と呼ばれた。
36)このメルキゼデクはこのように義を打ち立てたので,彼の民によって天の王,言い換えれば,平和の王と呼ばれた。

アルマは民に悔い改めを述べ伝える

アルマは、民に悔い改めを告げた。

  • 神さまは喜びのおとずれを告げて広めておられる。わたしたちにも「わかりやすい言葉」で明らかにされた。
  • 天使たちはこの地で多くの人に宣言している。
  • 救い主は地に来られる。
  • 救い主が来られるときに、民が神さまの言葉を受け入れるように、神さまは民の心を備えさせてくださっている。

アルマの心からの願いは、民がアルマの言葉を聞いて、先伸ばしにせず、悔い改め、罪を捨てること。

  • 救い主の前に遜って、神さまの聖なる御名を呼び、耐えられない誘惑を受けないように絶えず祈ること。
  • 聖なる御霊の導きを得て、謙遜、柔和、従順、忍耐、愛、限りない寛容になり、
  • 救い主を信じる信仰、永遠の命を得る希望、心に神の愛をもち、終わりの日に神さまの安息に入ること。
  • 神さまが、民に悔い改めることを許して、神さまの激しい怒りを招かないようになること。

地獄の鎖につながれることの無いように。
第二の死を受けないように。

(21-31節)

(参考)アルマ書7章

天の王国を受け継ぐために

モルモン書のアルマ書7章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要がありま[…]

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まとめ

預言者は心の底から、あなたが救われることを願っている。

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モルモン書・アルマ書13章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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