モルモン書・アルマ書50章の要約と感想

モルモン書のアルマ書50章には、司令長官モロナイがレーマン人の来襲を防いだ後も気を緩めず防備を固めたこと、ニーファイ人が繁栄したこと、モリアントンの地の人々が隣接するリーハイの地について所有権で争いをはじめ、武力で相手を殺そうとしたこと、そのことで始まった紛争をテアンクムが止めたこと、二代目の大さばきつかさのニーファイハが亡くなってその息子(パホーラン)が大さばきつかさに召されたことが記されている。
司令長官モロナイは成功(繁栄)は失敗(苦難)の始まりであること、繁栄は人を高慢にし、神さまの守りを失うことになることをよく知っていた。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書50章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

モルモン書のアルマ書50章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

モルモン書・アルマ書50章の要約と感想

モルモン書のアルマ書50章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書50章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

モロナイの準備

先のレーマン人との戦いで、生き残ったレーマン人の兵士たちには平和の誓いを立てさせたが、司令長官モロナイには慢心はなく、レーマン人たちが自分たちの守りの堅さを知って対応してくると予想し、次の手を考え、実行した。

ニーファイ人の全地のすべてのまちの周囲に土塁を築き、その上に木材で人の高さほどの建造物を築き、その上に先端のとがった木材で丈夫な背の高い柵を造り、その柵を見下ろすやぐらを建て、そのやぐらの上に防御の場所を造り、レーマン人の石も矢もそこにいる人に当たらないようにした。
やぐらの上から石を投げて、町の防壁に近づこうとする人を殺せるように備えた。

司令長官モロナイは、東の荒野や西の荒野にいるレーマン人を南のレーマン人の町に追い払い、かわりに、ニーファイ人を住まわせて、いくつもの町を築き、レーマン人との間の境界線上に防御の砦を築いた。こうして、バウンティフルの地の北側の全地をニーファイ人の好むままに所有した。

※モロナイは自分の兵や民を守りながら、敵を攻撃する方法を考え、準備するとともに、北と南から、東と西から、敵に挟まれることのないように敵を追い払い、町を造り、境界線上に砦を築いた。
※わたしも、敵から自分や家族や仲間の身を守り、敵に付け入るスキを与えないように準備することを学ぶ必要がある。

(1-16節)

ニーファイ人の平和と繁栄の時

ニーファイ人は非常に栄え、豊かになり、増え、強くなった。

アルマ書50章
20)「あなたとあなたの子孫とは幸いである。彼らは祝福を受けるであろう。彼らはわたしの命令を守るかぎり地に栄える。しかし,わたしの命令を守らなければ主の前から絶たれるということを覚えておきなさい。」

の約束が実証された。

アルマ書50章
21)ニーファイ人の中に口論や争い,殺人,略奪,偶像礼拝,みだらな行い,忌まわしい行いがあって,それらが彼らに戦争と滅亡を招いたからである。
22)主の命令を忠実に守っていた人々はいつも救い出された。一方,邪悪な同胞は何千人も奴隷の状態に陥ったり,剣で殺されたり,不信仰に陥ってレーマン人と混じり合ったりした。

司令長官モロナイがいたこの時代が最も幸せな時であった。

※民が神さまに従う時、神さまの祝福を受けて繁栄し、神さまの戒めに従わず、争いや悪事がはびこると、戦争と滅亡が訪れた。
何度も同じこと繰り返しているが、ニーファイ人の大半は最後までそのことを学ばず、富と権力を得ることだけに熱意を持ち、民の大半が邪悪になったときに滅びてしまった。
人は欲望にかられると、神さまから離れ、祝福を失い、結局は自分たちの欲するものを失ってしまうのである。

(17-24節)

モーサヤ書2章
41)そしてさらにあなたがたは,神の戒めを守る者の祝福された幸福な状態についても考えてほしい。見よ,これらの者は物質的にも霊的にも,すべてのことについて祝福を受ける。そして,もし最後まで忠実であり続けるならば,彼らは天に迎えられ,決して終わりのない幸福な状態で神とともに住めるのである。おお,これらのことが真実であることを記憶にとどめ,覚えておきなさい。主なる神がこれを言われたからである。

モリアントンの不当な訴えと争い

モリアントンの地を所有していた人々が,リーハイの地の一部について不当に所有権を主張し、両者の間で論争が始まり、モリアントンの民は武器を取り、リーハイの民を殺そうとした。
リーハイの民は自分たちには非がなかったので、モロナイに助けを求めた。
モリアントンの民はモロナイの軍隊が自分たちを滅ぼすかもしれないと恐れ、モリアントンの指導者モリアントンは北方の地を占有するようにモリアントンの民を誘った。

モリアントンははしための一人をひどく打ち叩いたので、この女はモロナイの宿営に来て、モリアントンの企てをモロナイに告げた。
モロナイは,バウンティフルの地にいる人々がモリアントンの民に合流し、モリアントンが各所の支配権を得て、ニーファイの民の自由を覆すことになるのではないかと心配した。
モロナイは,モリアントンの民が北方の地へ逃げるのを阻止するために,装備を整えたテアンクムの軍隊を派遣した。
モリアントンの悪事とへつらいの言葉に感化されて、非常にかたくなになったモリアントンの民とテアンクムの軍隊の間で戦いが始まり、テアンクムはモリアントンを殺し,モリアントンの軍隊を破ってモリアントンの民を捕虜にした。
モリアントンの民は平和を守ると誓ってモリアントンの地へ返され,リーハイの民との間で和合が成立したので、リーハイの民も自分たちの土地へ戻った。

※モリアントンに率いらられたモリアントンの民は権力と富を求め、初めは論争、次に武力で自分のものにしようとした。
※バウンティフルの人々の中にも権力や富への欲望が強く、モリアントンの説得になびく人がいるようである。
※バウンティフルの人々がモリアントン側につくと、南はアマリキヤに率いられたレーマンの兵、北はモリアントンの兵に囲まれてしまい、両側と対峙する必要がある。
※モリアントンがはしためを撃ち叩き、モロナイにモリアントンたちの計略が知れることになったのも神さまの助けだと思う。

(25-36節)

二代目大さばきつかさニーファイハが死去

アルマから、大さばきつかさの職を継いだニーファイハが死去し、息子のパホーランが、神聖な儀式により、大さばきつかさ兼総督に任命された。
パホーランは義にかなって裁判すること,民の平和と自由を守ること,民に彼らの主なる神を礼拝する神聖な特権を与えること,生涯神の大義を支持し,守ること,悪人にそれぞれの罪科に応じた罰を科すこと,ことを誓った。

ニーファイハは神さまの前に完全に正しい人であった。
アルマは、モーサヤ王から引き継いだ記録や神聖な品々をニーファイハに預けようとしていたがニーファイハは辞退した。

※アルマは神聖な品々は統治者が引き継ぐのがよいと考えたようであるが、結果として、教会の指導者(預言者)が神聖な品々を預かることになった。
この時点ではアルマの息子ヒラマンが預かっている。

※初代大さばきつかさアルマは民に悔い改めを伝えるために大さばきつかさの職を譲った。
譲られた人は完全に正しい人ではあったが、教会の長になることは断った。
2つの責任を同時に果たすことの困難さをよくわかっていたからだろう。
責任を断ることも正しい場合がある。

(37-40節)

おまけ

20代のころに書いたメモ

モロナイは勝っても戦いの備え(防御の備え)を怠らずに働いた。
 休まない。
 人民はモロナイの力を認め、その軍に加わった。

主の命令を守ったので栄えた。
 どのような時でも助けを受けた。
 モロナイの時代が最も栄えた。ニーファイ人の歴史の中で

悪人
 悪事のために苦しむ。
 奴隷となり、殺され、無信仰となる。

モリアントンの住人の不正
 リーハイの地を侵害する。
 リーハイの住民に対して武装する。
 リーハイの住民はモロナイの元へ逃れる。
 モロナイを恐れて北の地を占領しようと策を巡らす。
  モロナイは不正な裁きをする人ではない。
  恐れたのは、自分たちの不正を認めていたから。
   モリアントンの短気により、策がモロナイに知れる。
   モロナイは将来のことを考え、テアンクムの兵を出す。
  平和に暮らす、という条件で、モリアントンの地方へ帰され、
  実際にリーハイの住民と仲良くなったので、元の土地を帰された。

大さばきつかさニーファイハの死
 息子ペホーランがあとを継ぐ。
 ニーファイハはアルマから歴史を預かってほしいと頼まれたが断った。
 それで、アルマはヒラマンに預けた。

モルモン書・アルマ書50章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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