モルモン書・アルマ書49章の要約と感想

モルモン書・アルマ書49章には、欺瞞によりレーマン人の王となったアマリキヤがニーファイ人を奴隷にするか虐殺するために、ゾーラム人の連隊長たちに率いられた大勢のレーマン人の兵をニーファイ人の地に送り出したことと、ニーファイ人の司令長官モロナイが全地の守りを固め、多くの砦を築き、兵を配置して、レーマン人の攻撃からニーファイ人の兵士の命と、彼らの妻子と信仰の自由を守ったことが記されている。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のアルマ書49章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

モルモン書のアルマ書49章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

モルモン書・アルマ書49章の要約と感想

モルモン書のアルマ書49章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
アルマ書49章のオンライン版はここをクリック
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レーマン人はノアの町を攻める

レーマン人の連隊長たちは
  • 自分たちの人数が非常に多く、盾と胸当てを装備し,裸を覆う非常に厚い衣を着ていたので、容易にニーファイ人を打ち負かし、奴隷にしたり、虐殺したりできると思っていた。

  • かつてレーマン人が1日で滅ぼしたことのあるアモナイハを攻めようとやってきた。
  • アモナイハの防備が驚くほど強固になっているのを見て、またニーファイ人が非難する場所を設けていることを知って、レーマン人の連隊長たちはアモナイハでニーファイ人を攻めることができず、荒野に引き上げ、代わりに、ノアの地を攻めると誓った。

  • ノアの町がアモナイハの町の堅固さをしのぐほどになっていたので驚いた。
  • ノアの町の司令官が彼らが非常に恐れているリーハイであることを知って、意気消沈した。

  • ノアの町を攻撃すると固く誓っていたので、それぞれの軍隊を率いてノアの町に攻め寄せた。

アマリキヤ王は自分の民の命を大切に思っていないので、アマリキヤ王が来ていればアモナイハの町を攻撃させていただろう。

ニーファイ人の司令長官モロナイは
  • 国中のすべての町で防備のとりでを築いていた。
  • レーマン人(ゾーラム人の連隊長たち)は、一度滅ぼしたことのあるアモナイハの町を襲うと予想した。
  • レーマン人の矢と石を避けるために,アモナイハの町の周囲に土を非常に高く盛り上げ、アモナイハの町の境の近くに軍隊を配備していた。
  • ゾーラム人の連隊長たちがアモナイハの町の堅固さに驚き、これまでその地で最も弱い所であったノアの町に向かうだろうと予想していた。
  • シドン川の東の谷でレーマン人と戦ったリーハイを,ノアの町の兵を指揮する司令官に任命していた。
※レーマン人(ニーファイ人から離反したゾーラム人)は、シドン川での戦いの時よりも大きく武具を改善し、大勢の兵を集めていた。しかし、ニーファイ人(司令長官モロナイ)は、これまで誰も考え付かないほど、国中の守りを強固にしていた。

(1-17節)

アモナイハの町は滅ぶ

モルモン書のアルマ書16章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があり[…]

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モロナイの準備

モルモン書・アルマ書48章には、レーマン人の王となったアマリキヤがその地位だけでは満足せず、レーマン人をあおりたてて大軍を集め、ニーファイ人を攻めたこと。一方でニーファイ人は自分たちを守るために不本意ながら武器を取ったことが記されている[…]

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シドン川での戦い

モルモン書のアルマ書43章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があり[…]

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レーマン人は敗北し逃走した

ノアの町の周囲に築き上げられた土手は高く,堀は深かった。
ニーファイ人は、入り口以外からとりでに入ろうとして登って来る者たちに,上から石を投げつけ,矢を射て全員を殺してしまおうと備えをしていた。
⇒レーマン人は入り口による以外に、ニーファイ人の防御のとりでに入る道はなかった。

ニーファイ人は最も強い兵の一団を入り口の防備に置いて,入り口から入って来ようとするすべての者を,剣と石投げで打ち倒そうと待ち構えた。
⇒レーマン人の隊長たちは,それぞれの軍隊を入り口の前に率いて行き,ニーファイ人の防御地に入ろうとしてニーファイ人と戦い始め、何度も撃退され,おびただしい数の死者を出した。

レーマン人は土手を掘り崩してニーファイ人の軍隊に近づく道を開き,対等に戦う機会を得ようとした。
⇒その最中にレーマン人はニーファイ人から石を投げつけられ,矢を射られて倒された。

レーマン人の連隊長たち全員と千人を越えるレーマン人が殺された。
ニーファイ人は負傷者は50人いたが、一人も殺されなかった。

レーマン人は,連隊長たちが全員殺されたのを知って、荒れ野へ逃げ、ニーファイの地へ引き返してアマリキヤ王に大きな損害について報告した。

※攻撃と防御では、攻撃が有利。攻撃側は集中できるが、防御側はどうしても分散する。
モロナイは前回の勝利におごることなく、全地で守りを固めた。
兵士の力だけに頼らず、高い土手を築き、深い堀を掘り、多くの隠れる場所や逃げ場所を作った。
わたしたちがこれを模範にするには何をすればよいだろうか。

(18-25節)

アマリキヤはひどく怒る

レーマン人の王となったアマリキヤは、ニーファイ人を支配するという望みを達せられず,ニーファイ人に奴隷のくびきをかけることができなかったので、自分の民をひどく怒った。

アマリキヤは、モロナイがニーファイ人を保護し、レーマン人を敗北させたことで、神さまとモロナイを呪い、モロナイの血を飲むと誓った。

※アマリキヤは富と権力をむさぼり続ける。
不当な手段で手に入れるために策をねり、手に入らないと味方にも怒りを示す。
神さまの御手さえも呪う。

(26-27節)

ニーファイ人は繁栄した

ニーファイの民は,たぐいない力で自分たちを敵の手から救ってくださったことを,神さまに感謝した。
ニーファイの民は平和で、神さまの言葉に注意を払い、勤勉であったので、教会は非常に大きく繁栄した。

神さまの言葉はアルマの息子たち(ヒラマンとシブロン,コリアントン)とアンモンと彼の同僚たちや、教師や祭司に聖任され人たちにより,ニーファイ人に告げ知らされた。

※神さまの言葉に頼り、平和と繁栄を得るニーファイ人。
コリアントンも罪から離れ、民を教え導くものとなっている。

(28-30節)

おまけ

20代のころに書いたメモ

レーマン人もこの度は準備をしたが、モロナイはそれ以上に国を守るための準備をしていた。

モロナイの巧みな知恵
 リーハイの子孫の中にこれまで知られていない方法--レーマン人の連隊長は驚く

レーマン人の連隊長
 アモナイハの都市(一度滅ぼしたことがある)を攻めることができないので、
 ノア市(それまで、全国で一番弱い所)を滅ぼす誓いをして進軍した。
  今はアモナイハ市よりも堅固である。
  モロナイは色々な局面を想定して準備をした。
   ノア市の司令長官はリーハイである。
   恐れたが、誓ったので、進軍してノア市を攻める。

 連隊長たちが、皆殺されるまで戦った。(ニーファイ人の死者なし)
  荒野へ逃れる。

 アマリキヤは大いに怒り、必ずモロナイを殺すと誓う。

ニーファイの民
 神に感謝を捧げる。
 平和となり、教会が栄えた。

モルモン書・アルマ書49章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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