モルモン書・ニーファイ第一書5章の要約と感想

ニーファイ第一書5章は、母親が子どもたちを心配する気持ち、理解を示す夫、困難な依頼を成し遂げて帰ってきた子どもたちを迎え入れる両親と母親の気持ちの変化。そして、ラバンの真鍮版(聖文)の価値の大きさについて書かれています。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のニーファイ第一書5章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

モルモン書のニーファイ第一書5章には、「義を求めて正しく生きること」と「神様を信じる信仰を育てること」の大切さが示されています。人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
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モルモン書・ニーファイ第一書5章の要約と感想

モルモン書のニーファイ第一書5章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
ニーファイ第一書5章のオンライン版はここをクリック
※別タブ(画面)で開きます

妻サライヤの非難を優しく受け止め慰める夫リーハイ

サライヤは4人の息子たちが子どもたちが荒野へ出てラバンのところへ向かったと知り、息子たちのことが心配で、すぐにリーハイに不平を言い始めた。

息子たちはきっと死んでしまう(殺されてしまう)、自分たちも荒野で死んでしまう。

これはすべて夫であるリーハイが幻を見たせいだ、とリーハイを責めた。

リーハイはサライヤの非難を優しく受け入れ、その言葉をはねつけず、怒らずに、受け入れて、たしかに自分は幻を見る人である。

しかしそれゆえに、神さまの慈しみを知るようになり、エルサレムが滅びる前に導き出され、約束の地が与えられた。

息子たちも必ず神さまに守られて帰ってくる、と言ってサライヤを慰め、安心させていた。

リーハイの言葉の通り、息子たちが難しいことを成し遂げてラバンの真鍮版を持ち帰ってきたとき、リーハイとサライヤは喜び、神さまに感謝を捧げ、サライヤはリーハイが神さまに導かれていることを疑わなくなった。

サライヤはリーハイが示現を受けて、これらのことをなしたのだとはっきり分かった、と証する。

母親にとってこどもの命は何よりも大切なものなのだ。
(1-9節)

ラバンの真鍮版はすべての民に伝わる

ラバンの真鍮の版がリーハイの子孫に伝わる。

しかも、「すべての国民、部族、国語の民、民族に伝わる」と預言した。

リーハイの子孫の多くはアメリカ大陸で滅びた。

船で行方不明になった人たちもいる。

モルモン書の時代を遥かに超えて、今の時代までも見通した。
(17-21節)

ラバンの真鍮版

ラバンの真鍮版には
1.モーセの5書(創世記、出エジプト記など)
2.世の初めらからのユダヤ人の記録
3.世の初めらからの預言者の言葉
が載っている
(10-13節)

リーハイの出自

ラバンの真鍮版には、リーハイの系図も載っており、それによって、リーハイは自分がエジプトに売られたヨセフの子孫であることを知る。

それまで、知らなかったようである。

何代か前からエルサレムに住むようになっていたためか、族長制度や嗣業も時代とともにあいまいなものになっていたのだろう。

この時代になると、自分の族を知らないイスラエル人もいた、ということである。
(14-16節)

聖文の価値

聖文の価値が強調されている。神さまの戒めを子孫に残す、という大きな祝福である。(17-22節)

おまけ

20代のころに書いたメモ

息子たちがエルサレムへ向かって行く途中。
リーハイとサライアは、
 サライア
  息子たちに対する心配からリーハイに苦情を言う。
  母親の子供に対する気持ち。
 リーハイ
  主に頼ること、感謝する気持ち、確信を告げる。そして、慰める。
  希望を与える。妻の言葉をよく聞いている。
  家長としての権威や、神権で押さえつけようとはしていない。
  サライアには心配要らないと諭している。

息子たち帰る。
 父、母はともにとても喜ぶ。
 サライア
  慰められて、主の召しを確かに悟る。
   リーハイが荒野に逃げよと命じられたこと。
   真鍮版を取るに当たっての主の計らい。
 リーハイ
  真鍮版を調べる前に感謝を捧げている。

真鍮版
 モーセの五書(創世記、アダムとイブ)・予言・歴史・系図
 (リーハイはマナセの子孫アルマ10:3)
 価値は大きい。主の約束を子孫に残す。
 荒野の旅に持っていくことは主のみこころにかなう。

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モルモン書・ニーファイ第一書5章からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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