こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のニーファイ第二書1章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・ニーファイ第二書2章の要約と感想
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
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- 物事には反対のもの(義と邪悪、聖さと惨めな状態、善と悪)が必要であること
- それを選ぶ自由が人に与えられたこと
- 救いの計画には、神さまの霊の子どもたちが肉体を得たのちに、善悪を選ぶかどうかを試す、が含まれること
- 人が救われるために、救い主、贖い主が必要なこと
- 神さまを信じて、悔い改めることが必要なこと
- リーハイは預言者の言葉に従って善なるものを選んだこと
- リーハイはは、子どもや子孫、ヤコブの家、異邦人の永遠の幸いを願うことが唯一の目的であったこと
が記されている。
それによって神さまの計画が無に来することのないように、あらかじめ方法を備えておられた。
むしろ、そのことも織り込んで、計画を立てておられた。
全知全能であられる神様が愛に溢れておられ、わたしたちの救いのために方法を備えてくださったんことに感謝しすぎることはない。
艱難の中で生まれたヤコブへの祝福
ニーファイの弟、ヤコブは、父母が荒野で艱難に遭っているときに生まれた。
レーマン・レムエルが乱暴であったためにひどい苦難とつらい思いを経験した。
しかし、神さまは苦難を聖別して益としてくださる。
ヤコブは若い時に贖い主の栄光を見た。そして、ニーファイとともに安全に暮らし、神さまに仕えて生涯を送り、神さまに贖われる。
(1-4節)
人の救いは無料である
- 人は善悪の区別ができる。
- 人は律法を教えられている。
- 人は完全には律法を守ることができないで罪を犯してしまう。
- 幼子を除いて、神さまの戒め、律法に反しない行いをまったくしない人はいない。
- 律法によって義とされる者は誰もいない。
なので、人は自力では神さまのもとに帰ることができない。
神様は、贖い主を備えて、この方の贖いの犠牲により、罪を赦されることができるようにされた。
神さまの御子、贖い主、救い主は、人を贖うために地に来られ、まったく罪のない状態で贖いの犠牲になられた。
その贖いによって救われるためには、贖い主の功徳と憐れみと恵みにたよる必要がある。
それが方法である。
そのことを伝える、ではなく、気づかせることが大切、と。
(4-9節)
すべての人は神さまから裁かれる
救い主のとりなしにより、すべての人は神さまの御前で真理と聖さによって裁きを受ける。
- 律法の目的は罰の執行。
- 贖罪の目的は幸福を与えること。
(10節)
すべてのものには反対のものがある
- 義 ⇔ 邪悪
- 聖さ ⇔ 惨めな状態
- 善 ⇔ 悪
- 生 ⇔ 死
- 朽ちない ⇔ 朽ちる
- 幸福 ⇔ 不幸
- 意識 ⇔ 無意識
もし反対のものが無ければ、創造には目的がないことになる。
創造の目的は、人が神さまのようになるために経験をすること。人がどのような選びをするかを試すこと。
(アブラハム書3章25節参照)
- 律法がない なら 罪もない。
- 罪がない なら 義もない。
- 義がない なら 幸福はない。
- これらのものがないなら、神さまは実在しない。
(人は単なる偶然の産物にすぎない)
(11-15節)
人は誘われないと選べない
反対のもののうちどちらを選ぶかは人に任されている。
しかし人は誘われないと選べない。
善を選ぶように誘うことは大切なこと。
そうしないと、悪を行うようにとの誘惑に負けてしまう。
※聖典で言われている選びとは善悪の選びのことであり、今日の昼ごはんをカレーにするかうどんにするかという選びではない。
(16節)
悔い改め、神さまに従うことで救いを得る
天から落ちた天使が、自分のように惨めな状態になるように、神さまに反抗させようと、アダムとエバを誘惑した。
今も、この世にいる人たちを誘惑し続けている。
人は、悪魔の束縛と死を選ぶこともできる。
人は誘惑に負けても、悔い改め、神さまに従うことを選び、神さまのみもとに帰ることができる。
どちらを選ぶかを強いられることはない。
人に必要なものはすべて与えらえている。
人は強いられることなく、自分で選び、その責任を負う。
人がこの世にいるのは、自分の意思で神さまの戒めを守り、善を行うことで、神さまのようになるためである。
(17-27節)
リーハイの願い
救いを選ぶも、罪の拘束を選ぶもその人の選びである。
しかし、親としては、友としては、主に従って、永遠の幸福を選んでほしいと願う。
しかし、強制はできない。
教えてあげるだけしかできない。
選ぶのは今、結果は後。
(28-29節)
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