神さまの祝福には条件があり、背くと呪いを受けることになる。
旧約聖書の申命記の中で、モーセがヤコブの子孫について、その行く末を心配して、結局その通りになっているが、レーマン・レムエルも同様に、父リーハイが心配した通りになっている。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
モルモン書のニーファイ第二書1章は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
モルモン書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
モルモン書・ニーファイ第二書1章の要約と感想
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リーハイも神さまの祝福を数え上げる
リーハイもニーファイと同様にレーマン・レムエルの行く末を心配し
神さまの憐れみと祝福をいつも覚えておくように話をした。
エルサレムから逃れるように警告されたこと
レーマン・レムエルが海の上で神さまに背いたが、神さまの憐れみによって命を救われたこと。
約束の地をリーハイや子孫に与えてくださったこと。
(1-5節)
神さまの導きがないと約束の地には来れない
神さまの戒めに従って生活するなら、この地は祝福され、自由の地となる。
罪悪を犯すなら、この地は呪われる。
神さまから祝福を受けたのちに、神さまを拒むようになるなら、神さまの裁きを受ける。
他の人たちが来て、所有の地を奪われ、散らされ、打たれる。
(6-11節)
リーハイはレーマン・レムエルのことを心配する
リーハイはレーマン・レムエルが
目を覚ましているように。
義の武具を身に着けて、自分たちを縛っている恐ろしい鎖、不幸と災いの永遠の淵に連れ去る鎖を振り払うように。
神さまの掟と採決を守るように。
願っている。
リーハイは、レーマン・レムエルの心がかたくななために、
神さまの怒りが降り、神さまから絶たれ、滅ぼされてしまうのではないか、
子々孫々まで呪いがおよび、争いがあり、悪魔の意思に惑わされて、捕らえられるのではないか、
と恐れている
囚われの身にならないように、永遠の滅びを受けることの無いように、
兄弟全員で、思いを一つにし、心を一つにして、結束してほしい。
ニーファイに背かないように。
ニーファイは、支配者になろうとしているのではなく、神さまの栄光とレーマン・レムエルの永遠の幸いを求めているだけである。
(12-25節)
ニーファイがレーマン・レムエルに厳しくするのは良いことである
レーマン・レムエルは、ニーファイが怒ると言うが、それは神さまの真理であり、ニーファイは抑えきれずにレーマン・レムエルの罪悪を率直に明らかにしたためだ。
ニーファイは神さまの御霊をうけて、レーマン・レムエルに語っている。
その声に従うなら、リーハイの第一の祝福を与える。
しかしニーファイの言うことに従わないなら、第一の祝福をニーファイに与える。
(26-29節)
リーハイがゾーラムに与えた祝福
ゾーラムはニーファイの真の友となった。
ゾーラムは神さまの教えに忠実であったので、ニーファイの子孫とともに祝福を受ける。
ゾーラムの子孫が神さまに忠実であれば、神さまの祝福を受け、約束の地で長く住んで栄える。
(30-32節)
レーマン・レムエルとニーファイの関係
崖に向かって突っ走る兄たち。
留めるために大声で止める弟。
兄たちは自由が束縛された、不当な扱いを受けた、と弟を罵る。
(25-26節)
おまけ
リーハイが息子たちに語ったこと
家族の受けた祝福
約束の地
主の御手によって導かれなければやってこれない。
義人には祝福される。
罪悪が満ちると裁きが下る。(他国民に追われる)
主の法令と裁決とを忘れずに守るように願う。
父として息子たちに望むこと。(23節)
ニーファイが厳しいのは神の言葉の力の厳しさ。
ニーファイの怒りとは神に備わる真理
父として息子たち(イシマエルの息子たちを含む)に祝福を残す。
レーマン達にニーファイに従うなら(従う心があるなら)第一等の祝福をのこす 。
聞く心がないなら、ニーファイに与えられる。
ゾーラムに、子孫も忠実なら守られる。