人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。
また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
旧約聖書の創世記22章から28章にイサクとリベカの物語があります。
この短い物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
イサクを通して約束された子孫が増えていくのです。
神様への信仰を育む、ふさわしい女性を迎える必要がありました。
イサクとリベカの物語にから学べる7つのことをご紹介します。
イサクとリベカの物語から学べる7つのこと(創世記22章から28章)
2.イサクは父に従順でした
3.イサクは争いを避けました
4.リベカは親切で働き者でした
5.リベカは信仰心の強い勇敢な人でした
6.リベカは忍耐強く、賢い女性でした
7.祝福は受けるべき人に与えられます
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、上記で示した範囲以外の聖句などです。
他の聖典などでどのように解説されているかを示すために載せています。
ひとつひとつ簡単に解説します。
1.神様は、あなたが神様を信頼するように望んでおられます
イサクもリベカも神様を信頼し行動しました。それには勇気や決断、忍耐が必要でしたが、その結果、二人自身もその子孫も大きな祝福を受けました。
神様は「あなた」が神様を信頼するように望んでおられます。
これが創世記のイサクとリベカの物語から学べることのひとつです。
2.イサクは父に従順でした
イサクは父アブラハムから教育を受けました。
燔祭に何が必要かよくわかっていました。
モリヤの山に向かう3日の旅の後、父が自分を祭壇に載せようとしていることに気が付きますが、逆らうことなく、従いました。
17)信仰によって、アブラハムは、試錬を受けたとき、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。
18)この子については、「イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるであろう」と言われていたのであった。
19)彼は、神が死人の中から人をよみがえらせる力がある、と信じていたのである。だから彼は、いわば、イサクを生きかえして渡されたわけである。
20)信仰によって、イサクは、きたるべきことについて、ヤコブとエサウとを祝福した。
(ヘブル人への手紙11章17節~20節)
3.イサクは争いを避けました
イサクは豊かであったため、周囲の人からねたまれました。
井戸を掘るのは苦労を伴うにもかかわらず、井戸のことで争うたびに、相手に井戸を譲ることを選びました。
4.リベカは親切で働き者でした
10頭のラクダをひきつれた見ず知らずの旅人水を少し飲ませてほしいというのにこたえて、リベカは急いで水瓶をとり下ろして飲ませ、10頭のラクダが飲み終わるまで水を汲み続けました。
ラクダはたくさんの水を飲むので、リベカは井戸とラクダの間を走って何度も往復したことでしょう。
5.リベカは信仰心の強い勇敢な人でした
旅人から、見も知らぬ場所に行き、見も知らぬ人の嫁になるようにとの話を聞いた後、すぐに行くことに決意しました。
6.リベカは忍耐強く、賢い女性でした
結婚後20年子どもをまちづづけました。
義父がイサクを通して大きな民になるとの約束を神様から受けていることを聞いていたでしょう。
こどもの争いがあり、兄エサウは弟ヤコブを殺そうとしていたことを知って、リベカはヤコブを逃がすことで争いを鎮めました。
※これにより、ヤコブはリベカの兄ラバンの娘たちと結婚し、イスラエルの12支族が生まれることになりました。
7.祝福は受けるべき人に与えられます
祝福を授ける手を置くのは人であり、語るのは人です。
しかし、その人に語る言葉を与えるのは神様です。
リベカは出産の前に、「兄は弟に仕えるであろう」という啓示を受けていました。
イサクはエサウを好きだったとしても、神様はヤコブを選ばれており、リベカの介在なくても、ヤコブがイサクの祝福を引き継ぐことになったのです。
兄エサウは長子の特権を軽んじていましたし、父母が喜ばない結婚をしていました。
兄エサウは弟が奪ったと怒りますが、祝福は弟ヤコブが受けるにふさわしいものでした。
イサクもそのことがわかりました。
10)そればかりではなく、ひとりの人、すなわち、わたしたちの父祖イサクによって受胎したリベカの場合も、また同様である。
11)まだ子供らが生れもせず、善も悪もしない先に、神の選びの計画が、
12)わざによらず、召したかたによって行われるために、「兄は弟に仕えるであろう」と、彼女に仰せられたのである。
13)「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。
(ローマ人への手紙9章10節~13節)
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