また、あなたがどこのだれであろうと、神様の器になる努力が求められていることが記されています。
人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。
また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。
こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。
旧約聖書のルツ記は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。
聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。
飢饉にあえぐイスラエルを逃れた家族に嫁いだ異国の女性です。
しかし、義理の母をその神とともに、心から愛し、仕えた女性です。
ルツ記には苦難の中でも神様に従う人には祝福があることが示されています。
また、あなたがどこのだれであろうと、神様の器になる努力が求められていることが記されています。
ルツ記から学べる3つのことをご紹介します。
ルツ記から学べる4つのこと:苦難の中でも神様に従う人には祝福がある
2.どんな艱難をも、神様は益としてくださいます
3.神を愛し、隣人を愛する人は祝福を得ます
4.先祖が誰かによっては人の義は決定されません
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、上記で示した範囲以外の聖句などです。
他の聖典などでどのように解説されているかを示すために載せています。
ひとつひとつ簡単に解説します。
1.神様は「あなた」がどこのだれであろうと、神様の器になるよう努めることを望んでおられます
ルツはモアブの民であり、イスラエルの民ではありません。
30)こうしてモアブはその日イスラエルの手に服し、国は八十年のあいだ太平であった。
(士師記3章30節)
ユダのベツレヘムから来た人のところに嫁いだのですが、夫に先立たれてしまいました。
モアブの民のもとに帰ってそこから別の人のところに嫁に行くように姑に説得されますが
姑から離れず、イスラエルの民となり、イスラエルの神に仕えることを望みました。
知り合いのいない姑の故郷で、貧しい中で姑を助け、熱心に働くことによって、神様から祝福を受けました。
神様は「あなた」がどこのだれであろうと、神様の器になるよう努めることを望んでおられます。
これがルツ記から学べることのひとつです。
2.どんな艱難をも、神様は益としてくださいます
ルツの姑ナオミは、故郷(ユダの地ベツレヘム)で起きた飢饉をのがれて、夫と二人の息子とともに異国であるモアブに移り住みました。
初めは豊かでしたが、夫と息子二人を失い、二人の嫁と貧しい生活を送ることになりました。
故郷で飢饉が収まったと聞いて、故郷へ戻りましたが、何も持たずに帰ったため、そこでも貧しい暮らしをすることになりました。
故郷に戻るときに、二人の嫁は(嫁からすると祖国をはなれて異国の地に)ついてくることを望みました。
ナオミは二人の嫁からそれほど慕われていたのです。
ルツはナオミの模範をみて、イスラエルの民となりイスラエルの神に仕えることを「固く」決意していました。
神様はナオミを導き、艱難を忘れるほどの祝福(ルツ)を与えてくださいました。
3.神を愛し、隣人を愛する人は祝福を得ます
ボアズは、異国の地からやってきて、姑に熱心に仕えるルツを助けました。
ルツが自分の足元に寝ていることを知った後、ルツが守られるように配慮しました。
ボアズも、神の訓戒(戒め・命令)を守り、心が穏やかで、隣人を愛すし、貧しい人を助ける人でした。
ボアズも、祝福(ルツ)を得、ダビデやイエスキリストの先祖となりました。
22)あなたがたの地の穀物を刈り入れるときは、その刈入れにあたって、畑のすみずみまで刈りつくしてはならない。またあなたの穀物の落ち穂を拾ってはならない。貧しい者と寄留者のために、それを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である』」
(レビ記23章22節)
4.先祖が誰かによっては人の義は決定されません
神様は、ユダとタマルの二人から、ユダ族、つまり、ダビデやイエスキリストにつながる家系を備えられました。
ルツとボアズのひ孫がダビデです。
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