旧約聖書・列王記下から学べる3つのこと:神様の預言者の勧めに従うときに祝福を得る

列王記下には、「神様との契約を守り、神様の戒めを守る」ことの大切さが示されています。
また、預言者の勧めに従うことで祝福を得ることが記されています。

人が存在するのは、神様の戒めに従って生きるためです。
また、神様の戒めに従うためには、神様を信じる信仰を育てる必要があります。

こんにちはおおさむです。訪問ありがとうございます。

旧約聖書の列王記下1章から25章にイスラエル王国(北王国)とユダ王国(南王国)の物語があります。
この物語は何を伝えているんだろうと思われているかもしれません。

聖書を学び始めてから40年以上が過ぎた私の考えを伝えます。お役にたてば幸いです。

  • ソロモン王の死後、イスラエルは、北王国(イスラエル)と南王国(ユダ)に分裂しました。
  • 北王国では、何度も王が部下に殺される、王家が全員殺される、などで、王朝は長く続きませんでした。
  • 南王国では、ダビデの家系を残すという神様の助けにより、ダビデの家系が王位を保ちました。
  • 北王国も南王国も偶像礼拝をやめることができず、北王国はアッスリアに滅ぼされ、南王国はバビロニアに捕囚されてしまいます。
  • 北王国に属していた部族の人々の中には、バアル信仰から逃れるため、また、アッスリアの攻撃から逃れるため、南王国に移った人たちもいました。

列王記下から学べる3つのことをご紹介します。

列王記下から学べる3つのこと:神様の預言者の勧めに従うときに祝福を得る

1.神様はあなたが、神様の預言者の勧めに従うことを望んでおられます
2.指導者の罪悪は、その国の民・財産に影響を与えます
3.神様は人が悔い改めるたびに赦されます

旧約聖書の列王記下1章から25章は掲載すると長くなるので以下には掲示していません。
ご自身でオンラインまたは書籍で読んでいただくようにお願いします。
聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
以下で引用符「」で示しているのは、上記で示した範囲以外の聖句などです。
他の聖典などでどのように解説されているかを示すために載せています。

ひとつひとつ簡単に解説します。

1.神様はあなたが、神様の預言者の勧めに従うことを望んでおられます

預言者の言葉を信じて行ったり、預言者(神に仕える人)に親切にすると、神様の祝福を受けます。

  • ユダの王ヨシャパテはイスラエルと連合した時にイスラエルに住む預言者エリシャの言葉を信じた結果、神様の助けで敵を倒しました。(列王記下3章参照)
  • ある神に仕える人が亡くなり、その家族が困窮した時に、預言者エリシャの勧めを信じて行い、窮地を脱しました。
  • シェネムの婦人は預言者エリシャに親切を示し、子どもを授かり、その子が死んだときに生き返らせました。(列王記下4章参照)
  • スリア(敵でもある)の軍勢の長(ナアマン)は重い皮膚病にかかっていましたが、預言者エリシャの勧めに従ったところ、癒しを得ました。(列王記下5章参照)
  • スリアがイスラエルを取り囲み、イスラエルが飢えたとき、エリシャは問題は解消すると預言し、その通りになりました。(列王記下7章参照)
  • アッスリアがユダを取り囲み、アッスリアに勝てるものはない、と豪語した時、預言者イザヤはユダは守られると預言し、その通りになりました。(列王記下19章参照)

神様は「あなた」が神様の預言者の勧めに従うことを望んでおられます。
これが列王記下から学べることのひとつです。

2.指導者の罪悪は、その国の民・財産に影響を与えます

北王国では、初代の王が、神様との契約をなおざりにし、民を偶像礼拝に導き、
王朝が変わっても、王たちは偶像礼拝をやめることなく、バアル信仰も取り入れました。

歴代の王は、何度も神の預言者によって警告されましたが、道を改めることなく、罪を重ねました。

その結果、アッスリアに滅ぼされてしまいました。
(列王記下17章参照)

生き残った人たちは北の方向に逃げ延びたと信じられています。

南王国では、歴代の王の中には、神様の教えに立ち返ろうとした人もいましたが、
ほとんどの王は、偶像礼拝を続け、神様との契約をなおざりにしたために、
神様の守りを得られなくなり、バビロニアに捕囚されることになりました。
(列王記下23章参照)

3.神様は人が悔い改めるたびに赦されます

神様は、罪を悲しみ悔いて立ち返ろうとする人を助けられます。

神様は、北王国も、南王国も、神様に立ち返る機会をお与えになり、
たとえ、罪の中にあっても、自分の罪を悲しみ悔いたときに助けられました。

参照聖句
3)もしあなたがたがわたしの定めに歩み、わたしの戒めを守って、これを行うならば、
4)わたしはその季節季節に、雨をあなたがたに与えるであろう。地は産物を出し、畑の木々は実を結ぶであろう。
5)あなたがたの麦打ちは、ぶどうの取入れの時まで続き、ぶどうの取入れは、種まきの時まで続くであろう。あなたがたは飽きるほどパンを食べ、またあなたがたの地に安らかに住むであろう。
6)わたしが国に平和を与えるから、あなたがたは安らかに寝ることができ、あなたがたを恐れさすものはないであろう。わたしはまた国のうちから悪い獣を絶やすであろう。つるぎがあなたがたの国を行き巡ることはないであろう。
7)あなたがたは敵を追うであろう。彼らは、あなたがたのつるぎに倒れるであろう。
8)あなたがたの五人は百人を追い、百人は万人を追い、あなたがたの敵はつるぎに倒れるであろう。
(レビ記26章3節から8節)

7)敵が起ってあなたを攻める時は、主はあなたにそれを撃ち敗らせられるであろう。彼らは一つの道から攻めて来るが、あなたの前で七つの道から逃げ去るであろう。
10)そうすれば地のすべての民は皆あなたが主の名をもって唱えられるのを見てあなたを恐れるであろう。
(申命記28章7節10節)

14)しかし、あなたがたがもしわたしに聞き従わず、またこのすべての戒めを守らず、
15)わたしの定めを軽んじ、心にわたしのおきてを忌みきらって、わたしのすべての戒めを守らず、わたしの契約を破るならば、
17)わたしは顔をあなたがたにむけて攻め、あなたがたは敵の前に撃ちひしがれるであろう。またあなたがたの憎む者があなたがたを治めるであろう。あなたがたは追う者もないのに逃げるであろう。
37)彼らは追う者もないのに、つるぎをのがれる者のように折り重なって、つまずき倒れるであろう。あなたがたは敵の前に立つことができないであろう。
38)あなたがたは国々のうちにあって滅びうせ、あなたがたの敵の地はあなたがたをのみつくすであろう。
39)あなたがたのうちの残っている者は、あなたがたの敵の地で自分の罪のゆえにやせ衰え、また先祖たちの罪のゆえに彼らと同じようにやせ衰えるであろう。
(レビ記26章14節15節17節、37節~39節)

20)主はあなたが手をくだすすべての働きにのろいと、混乱と、懲らしめとを送られ、あなたはついに滅び、すみやかにうせ果てるであろう。これはあなたが悪をおこなってわたしを捨てたからである。
25)主はあなたを敵の前で敗れさせられるであろう。あなたは一つの道から彼らを攻めて行くが、彼らの前で七つの道から逃げ去るであろう。そしてあなたは地のもろもろの国に恐るべき見せしめとなるであろう。
33)あなたの地の産物およびあなたの労して獲た物はみなあなたの知らない民が食べるであろう。あなたは、ただ常にしえたげられ、苦しめられるのみであろう。
36)主はあなたとあなたが立てた王とを携えて、あなたもあなたの先祖も知らない国に移されるであろう。あなたはそこで木や石で造ったほかの神々に仕えるであろう。
41)むすこや、娘があなたに生れても、あなたのものにならないであろう。彼らは捕えられて行くからである。
(申命記28章20節25節33節、36節、41節)

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列王記下からあなたは何を学びますか



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この物語からあなたは何を学びますか

ここまで読まれて、自分には関係のない話だ、何の役にたつんだ、と思われているかもしれませんね。

わたしも最初に聖書を読んだとき、とても信じられない、こんなことありっこない、と思っていました。
それでも、その後、何度か聖書に出会う機会があり、読む機会があり、自分に当てはめて考えるようになりました。
そのうちのいくつかをここに示しました。

あなたも、この物語から、自分に役立つなにかをみつけていただければ幸いです。

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネによる福音書5章39節)

聖書のこの書、この物語のどんな点でイエスキリストを見出しますか?
ここまで読んでくださったあなたへ
あなたは神様の子で、神様のみもとに永遠に住むことができる存在にです。
地上に来たのは、いろいろな経験により、あなたの能力が増し加わり、ほかの人を助けることができるようになるためです。

わたしもこれから成長していきたいので、あなたとともに歩んでいきたいと願っています。

神様はあなたを愛し、あなたの幸せを願っておられます。

ご質問があれば、下のほうにコメント欄があるのでそちらに書き込んでください。

聖書のオンライン版は
https://www.churchofjesuschrist.org/study/scriptures?lang=jpn
または
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
を参照してください。
あなたがこの世に来たのは、神様の戒めに従って生きるため。
神に敵対する存在が真理と誤りを混ぜてあなたに伝えても、それに惑わされずに生きるために神様は道を示してくださいます、
そして、たとえ道を誤ったとしても、また戻ってくる方法があります。

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